さっきまで優しかった人

  • 新潮社 (1988年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784101304052

感想・レビュー・書評

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  • 「一等星の見える窓」・・・矢沢は裕子と会いたいと思ったが、電話がつながらずにいるうちに、次々と女性の友人と会いコーヒーやお酒を飲む。最後に裕子の部屋にたどりつき、裕子はシャツのボタンを外しながらふと振り返り、窓から一等星を視る。

    「君はただ淋しいだけ」・・・かつて恋人同士であった(かもしれない)な中村と真佐子は、昔と同じように小淵沢から小諸まで小海線に乗り、昔の思い出を甦らせる。その夜ホテルで食事をとりながら、友人の渡辺は真佐子と離婚することを告げる。翌朝中村は真佐子を「我々の今後の身のふりかたを考えよう」とホテルのプールに誘う。リクライニング・チェアに横たわりながら真佐子は、力を込めて噛みしめるように唇を閉じあわせている。涙を懸命にこらえるために。

    の2篇がよい。

  • 文字としては分かるけれどなかなか像に結びつかなかった。だから、なかなか進まなかった。

    どの物語もしっとりとして、色気のあるものだった。

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著者プロフィール

片岡 義男(かたおか・よしお):1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

「2024年 『日本語の外へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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