血の日本史 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 158
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305110

感想・レビュー・書評

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  • 歴史の勉強になりました。
    各章、読んだ後にwikipediaで復習しながら。

    官能表現がなければ子供にも勧められるのですが…。

  • 正直かなりマニアックな作品だったと思う。
    大和時代から明治維新にかけての
    日本の血が流れたという
    裏の裏のそのまた裏側に触れたような。
    読んでいてあまりの恐ろしさに
    背筋がぞわぁ〜っとしたのもあるし
    なんか感動すら覚えたのもあるし。
    たくさんの血が流れて今があるのよね、ってしみじみ。
    この作品を読んで
    生前の隆慶一郎先生がこの作家にお会いしたい!!と言ったそうな。
    ほほう、やはり!と思うほど中身が濃い〜です。
    大和からそれこそ戦国時代前までには
    疎いので勉強になった気もする。

  • 筑紫国造・磐井の反乱から西郷隆盛自刃までの46話。歴史を勉強中等の時はイメージを膨らませるのに良いかもしれないが、話が面白くないところが残念。大きな出来事でもサブキャラからの視点が多く、短編の為かとも思うが共感出来ない。

  • 筑紫国造磐井の反乱から紀尾井坂の変までの歴史の破れ目に遭遇した人たちの葛藤の記録を描く46編の短編集。

    タイトルの通り、裏切り、謀略、反逆、暗殺など歴史の暗い部分を集めながらも、歴史的事象における人物の心の動きや背景も含めて物語にしてくれているので、歴史の勉強にもなる入り込みやすい内容。

    「闇」の部分を集めたというコンセプトに、こういう作品は今までみたことがなく印象深かった。

    なかでも平将門、木曾義仲、高師直の話は熱いものがこみ上げて来るものがあって良かった。

  • 歴史には咬ませ犬がいっぱいいる。その中には勝てないとわかってた、争っても利はないと知っていた人もいる。いつか身を滅ぼすと感じながらも戦った人がいる。その人たちは歴史を作らないけど遺図はなんらかの形で紡がれる。そう感じた。

  • 歴史を流れで読むには(・∀・)イイネ!!

  • 短編小説で、日本史を俯瞰するという試みは意欲的。歴史小説で描かれない時代ってまだまだあるようだ。題材がマニアックに過ぎる部分があり、少々感情移入がつらい部分も。もう少し作者の歴史観が出れば面白かった。

  • 隆慶一郎氏が認めた伝奇歴史小説の気鋭のデビュー作。短編集ではあるが、斬新な切り口で噂にたがわぬ才能であると思った。その後、安部氏の著作を集めるきっかけになった本。

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著者プロフィール

安部 龍太郎(あべ りゅうたろう)
1955年、福岡県八女市(旧・黒木町)生まれの小説家。国立久留米工業高等専門学校機械工学科卒。本名は良法。
図書館司書を経て1990年『血の日本史』でデビュー。2004年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞、2013年『等伯』で第148回直木賞、2016年『等伯』で第5回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞をそれぞれ受賞。

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