LOVE (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 587
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305318

作品紹介・あらすじ

家庭に居場所を得られず自転車を駆って遠征する少年、学校になじめず都バスに乗って往還する少女、超能力を持つ老女、ストリートミュージシャン、殺し屋、そして多くの野良猫。直感だけを生きる指針にして東京を疾走する者たちの、熱い鼓動がシンクロする-邂逅と別離のリンクから生まれるドラマを、軽やかなビート感にのせて鮮烈に描き、読書界を沸騰させた青春群像小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 雰囲気柔らかめの古川作品。あらゆる猫たちに感謝。

  • なんとか読み切った。。。。
    2回ほど挫折しかけたけど、乗り越えて読み切った。。。。
    読み切った先に見つけたものは・・・・何もなかった。
    これが文学作品ってものなのか?未だに手に取ったこともないハルキもこんな感じなのか?
    だとしたら、私には文学は難解すぎて楽しめないなぁ。
    芸術って共感できないと苦痛なものなのかも。

  • 少年、少女、老女、ストリートミュージシャン、殺し屋と多くの野良猫。品川、目黒、五反田の周辺を舞台に、それぞれの思わくとストーリーが交差する。連作短編集のような佇まいのある長編小説。独特のリズムと文体が読み進むうちにクセになる。‬

  • ブルーを殺すさすらいの料理人も好きだけど、やっぱりキャッター達の話が凄く好きで何度も読んじゃう。

  • とても印象的な作品。初めて好きだって言える本だったと思う

  • 短篇連作小説 。リアルと不思議な世界観が入り乱れる疾走小説。東京の描写が度々でて言って見たクなった。

  • 売却済み

  • 古川氏の作品を初めて読みました。なぜか本編に集中できず、間にある猫の話はじっくりの読ませていただきました。

  • ☆☆☆★

  • 文体の持つ圧倒的リズム感はよかったんだけど、東京の地理がさっぱりわからずいまいちノれなかった。残念。

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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