ゴッドスター (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.06
  • (3)
  • (22)
  • (26)
  • (16)
  • (4)
本棚登録 : 208
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305325

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ‪2007年刊の長編小説。架空の母と息子の物語。ほとんど母の独白のような視点と独特の文体とスピード感で時間が流れていく印象。ドラマを追うより文章のリズムを味わう楽しみ。‬

  • 今回もまた東京の描写が卓越してうまい。(東京出身の作家でないはずなのに)。東京原野、その寂寥とした景色に魂を感じる。鋭いナイフを持って疾走する瞬間にだけ生きている。かっこええ。

  • 紀伊国屋の本のまくらフェアで購入。
    文体とスピード感が新鮮な感じだった。表現しにくい怖さみたいなものを言葉裏に感じながら、一気に読んでしまった。

  • 現実的かつ精緻な筆致で、眩惑的な奇跡を起こるべくして起こった必然として描写することが、古川日出男さんの魅力だと個人的には思っています。なので、感覚的すぎて説明の少ないこの作品、ぼくはあまり好きにはなれませんでした。

  • 初めて読む古川さんの本。文体に戸惑ってしまった。
    スピード感を売りにしているようだが、文体がどうも自分には合わなくてそのスピード感を感じることができなかった。
    内容に関しては不思議でまだまだ理解しがたいので再度読みたい。

  • あたしの姉が死ぬ。というフレーズから始まる最初の勢いが好き。あたしとカリヲのオンとオフ。

  • 紀伊國屋新宿本店で開催された「ほんのまくら」企画で、友人が選んだ一冊。私のと交換して読んだ。不思議な作品。気持ち悪いような、怖いような、でも嫌な感じではない一冊。

  • 『あたしの姉が死ぬ。』

    『あたしはここまでずいぶん姉のプロフィールについて語った。どう? これで姉のことがわかった? 姉がどんな人間だったかわかった? わかるはずないでしょう。』

    『人間はからたがあれば生きてるから』

    『朝。昼。夜。あたしの責任あるいは義務。それを痛感しながら生きてる。』

    『夜。ちがう。夜の複数形。夜たち。』

    『あたしは希望的観測をあいかわらず口にしてる。希望。希望。反対のことばはもちろん。絶望。そんなもの。ドラッグストアの人気商品ランキングにでもいれておけばいいの。今週の一位は絶望ですって。』

    『耳と口。ほら。声と声。ほら。会話。』

  • 815
    ほんのまくらフェアで出会った本。

    記憶のあいまいさ
    常に自分の行動を第三の視点から見ている感じ
    日常を、非日常的に描く
    スローモーションのよう
    だけどいつのまにか独特のテンポに引き込まれている
    色々な方向に話がそれるが、それでも一つの軸がしっくり通っている
    女の人が書いているような文章

  • 古川日出男のスピード感をたまに感じたくなる。
    あっという間に読み終わった。途中で「あれ?これもう折り返しまできてるの?」って残りのページ確認してびっくりした。
    スピード感に乗ってればわかんないところもそのまんま流していける。その勢いで読んだ。おもしろかった。

全30件中 1 - 10件を表示

ゴッドスター (新潮文庫)のその他の作品

ゴッドスター 単行本 ゴッドスター 古川日出男

古川日出男の作品

ゴッドスター (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする