東京島 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5798
レビュー : 885
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101306360

作品紹介・あらすじ

清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える-。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 映画を先に見てから、何気に図書館で発見して読んで見ました。
    全く違う作品に思えました。
    脚本や映像になるとテイストも変わったりするのはよくありますよね。
    原作の方が良かったです。
    いやいや、エンターテイメントすぎて現実離れしてたところもありましたが、
    すっかり物語の世界に没入させられていました。
    なかなか考えさせられる場面もありました。
    さすがプロ。
    脱帽作品の一つです。

  • 想像してた話とはだいぶ違ったけど、読みやすくてスラスラと読めた。無人島のサバイバル生活がなんだかロビンソンクルーソを読んでるみたいで面白かった。
    無人島のような閉鎖された空間で人がどんどん狂っていってしまったり自分本位になってしまったり、色んな人間の怖さが感じられた。

  • 描写読んでたら気分が悪くなって最後まで読まなかった。しんどかった。

  • まあまあ

  • 遭難して無人島に漂着した人々が繰り広げるドラマ。
    著者の作風どおりの「クライム小説」

    ドラマの設定はいいと思うのだが、クライム小説特有の「次はどうなる、その次はどうなる」という作品に引き込まれていく感が足りなく感じた。

    厳しめの評価として★3

  • 残念!期待外れ!

    木村多江さんが主演の映画にもなった物語だったので、映画は見ていませんが、期待大で読みました。
    谷崎潤一郎賞受賞作ということですが、自分には合いませんでした(笑)

    ストーリとしては、暴風雨で無人島に流れ着いた清子とその夫の隆。
    同じ無人島に、その後、日本の若者、さらに謎の中国人も流れ着きます。
    トウキョウとなずけた無人島の中で、オダイバやトーカイムラ、コウキョ、ブクロ、ジュク、シブヤ、キタセンジュ、チバ、ホンコンなど、自分たちの住むエリアに名前を付けてサバイバルする男31人。たった一人の女の清子と31人の男たちのキリノ版創世記といった様相です。

    その設定はいいんですけど、そこで語られる内容がイマイチ。
    ぶっちゃけ、男たちが清子を奪い合って、謀略・策略が展開される物語と思っていたのですが、全く違った。
    それぞれの生き方、卑屈な思いが語られていきます。
    徐々に明かされていく、若者達の生活、キャラ、その過去などなど。
    リアル感もあまりなく、話が盛り上がるわけでもありません。

    とはいえ、中国人達ホンコンと日本の若者達との生き方はある意味、今の日本の縮図ともとれます。

    ということで、正直イマイチな展開でした。
    ラストも、ふーんって感じでした。

    本書で描かれている清子のイメージと木村多江さんのイメージも合わないのですが、映画はどんな描かれ方をしているんだろ?

    いずれにしても、期待とは違って残念な話でした

  • 設定から想像した安っぽい感じと違い、体験したことのない状況でファンタジー感も出てくるのだけど、とても面白かった!なぜに低評価?最後にチータが自分を語るところが良かった。
    映画まだ見てないけど、木村タエさんじゃ細過ぎない?

  • なぜ富士見ヶ丘はたくさんあるのか。
    その回答は冷たいコーラがない島で得られる。

  • ものに名前が付けば、意味が生まれ、認識され、世界が確立するのです。
    新しく生まれる世界は自由で残酷なのです

  • 無人島

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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