ドルチェ (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2014年5月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101308722

作品紹介・あらすじ

元捜査一課の女刑事・魚住久江、42歳独身。ある理由から一課復帰を拒み、所轄で十年。今は練馬署強行犯係に勤務する。その日、一人の父親から、子供が死亡し母親は行方不明との通報があった。翌日、母親と名乗る女性が出頭したが(「袋の金魚」)。女子大生が暴漢に襲われた。捜査線上には彼女と不倫関係の大学准教授の名も挙がり……(「ドルチェ」)。所轄を生きる、新・警察小説集第1弾。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

現実に近い緊張感と人間模様が描かれた短編集で、元捜査一課の女刑事が主人公となり、地味ながらも確かな存在感を放つ物語が展開されます。派手さはないものの、主人公の魚住久江は、捜査一課からのラブコールを断り...

感想・レビュー・書評

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  • オムニバスの最後の辺で、彼女の名前が…
    新たな女刑事やな!って感じで、既に手元にあって、積読本の中から、優先度を最高にして読んでみた。
    捜査一課のラブコールを断り続ける彼女。死んでからやなく、生きてるうちに何とかしたいという思い。

    はっきり言って、姫川さんと比べると、派手さはない!(断言)
    あんなに、大物をガッサガッサ取りに行くような感じやない。
    地味です〜
    姫川シリーズとか、ジウ(歌舞伎町)シリーズとか、派手やし、グロいし、エグい!
    でも、ホントはこんな感じなんかもね。
    でも、彼女の動きを見ていると些細な事に気づく…
    やはり、姫川さんとは反比例する?
    論理が飛ばない〜
    でも、なかなか読ませてくれて、こっちも面白い!(「でも」が多い^^;)

    血ドバドバ派としては、合間に読んで中和しよ〜




    武見検事と姫川さんの会話

    「やっぱり怖い系なのかね。取調べが得意ってことは『落としの魚住』みたいな通り名があって」
    「いや、そういう、脅かして落とすとか、そういうんじゃないと思います。それよりもっと『人情派』みたいな…」

  • 元捜査一課で、現在は練馬署強行犯に所属する魚住久江が主人公として活躍する短編集。
    姫川玲子シリーズと比べるとグロさはあまり無いがその分、現実に近い緊張感や人間模様がより鮮やかに描かれている。
    もし彼女が姫川班に加わったら、どのような化学反応が生まれるのか──今後の展開がますます楽しみだ。

  • 後作のドンナビアンカから先に読んでしまったので、登場人物の人となりが分かった上で読めました(悔しさ)

    こちらは短編集的な進行で読みやすかったです!

    警察小説は敬遠していたのが嘘のように最近読むようになったきっかけのシリーズです。

    全然感想じゃなく日記なんですね、この文章は。

  • 最初の二篇までは主人公のキャラがイマイチ掴めず
    ちょっと地味だなぁと。
    まぁ姫川がキャラたち過ぎてるしな〜_φ(・_・
    そしてジウの2人は嫌いですし笑

    バスストップあたりから、あら?魚住さんいいじゃない?ギラギラしてないし?好きかも…

    40過ぎの独身刑事でタバコ吸って1人鍋だけど
    ちょっと乙女入ってなんだかリアル(^ ^)

    派手さはないけど読ませるシリーズだわ♪

    • ひまわりめろんさん
      みんみん
      おつおつ

      買ってきたのね
      みんみん
      おつおつ

      買ってきたのね
      2022/10/04
    • みんみんさん
      メロリンおっつ〜\(//∇//)\
      2冊買ってきたよ〜♪
      魚住さんは美人キャラなのかな?
      キャスティング誰にしましょう笑
      メロリンおっつ〜\(//∇//)\
      2冊買ってきたよ〜♪
      魚住さんは美人キャラなのかな?
      キャスティング誰にしましょう笑
      2022/10/04
    • ひまわりめろんさん
      美人キャラではなかった気がする…
      う〜ん42歳くらいでいうと…観月ありさ?
      美人キャラではなかった気がする…
      う〜ん42歳くらいでいうと…観月ありさ?
      2022/10/04
  • 個人的にはブルードパラサイトが許せなかったです。それぞれの話に愛があって楽しめました。

  • 長期間積読した誉田作品。警視庁練馬署強行犯係の42歳の女性刑事 魚住久江が主人公。印象としては熱い感情というか、温かい「情」を持っている。姫川のように背伸びした最強刑事としてではなく、等身大の一人の刑事が自分の「情」によって解決していく。時には、裁判で裁けないような犯人の悪態を「情」によって浄化する。そう言えば、これまで読んできた本は捜査1課の話=殺人が中心でしたが、魚住シリーズはマル被とマル害ともに死なないストーリーなので「情」は重要で、久江の聴取はとてもキレがある。少し物足りないがそこが魅力的。

  • マリスアングルを読んだら、こちらの主人公魚住久江が出ていたので読んでみた。
    人間味のある誠実な人だなという印象。
    ただ大事件が起こってハラハラする方が個人的に好みなので少し物足りなかった。

  • しみじみ面白かった。

    誉田さんらしくもありらしくもなく、って感じの短編集。

    主人公の魚住久江は姫川玲子とも東警部補ともまったく違うタイプの刑事。捜査一課への誘いを断り所轄で日々起こる事件に関わることを望んだ刑事。自ら寂しさを抱えながら事件の被害者や加害者に優しさをもって関われる刑事。なんて魅力的なんだろう。

    エピソード自体は誉田さんの刑事ものとしては珍しくバイオレンスもエロもグロもなく、割と小ぶりで地味な事件しか起こらない。その一つ一つに丁寧に対応する魚住久江。淡々と短編が続く中、最後の作品のラストがなかなか泣ける。これはやっぱり誉田さんすげーわ。

    魚住久江シリーズ、続編は長編らしいので、楽しみ。

    と、ここでドルチェでググってみたらテレビドラマになってたんだ!しかも監督は大谷健太郎さん!めっちゃ観たい!

  • 魚住久江さんを知ろうと思い読み進めていった。
    良い人だ‼︎
    このシリーズは殺人事件ではなく、生きている。生きてくれることに喜びを感じる。という姿勢にとても魅力を感じた。
    派手な殺人事件も面白いけれど、生きて行く事に重点をおいた作品も良い。
    しばらく殺人漬けだったので、心の休憩が出来た。

  • 2020.6.7 読了
     姫川玲子シリーズとは正反対というか、日常的な身の周りで起きうるような事件捜査の連作集になっている。加害者と被害者、立場は違えど白黒はっきりしないケースを上手く描いている。

  • 続編『ドンナ ビアンカ』もぜひ読みたい!

  • 決して日の目を見るような出来事はないけれど、人それぞれ、それぞれの営みが確かにあって、その一つひとつに物語が存在するという、当たり前ではあるけれど、ふと忘れがちなその当たり前に気づかされるというか。
    つまりは派手さもなく、地味ではあるけれど、ふと感じる優しさとか、切なさとか、哀しさだとか。我々の日常にあるそういうものを上手く取り入れ、表現しているなと(分かり難くてスイマセンが)

  • 元捜査一課の刑事・魚住久江。
    ある理由から一課復帰をせずに所轄勤め。
    今は練馬署強行犯課に勤務。
    そんな彼女が直面した事件を描いた短編集

    「袋の金魚」子供を溺死させて逃走した母親にはある秘密があり…
    「ドルチェ」暴漢に襲われた女子大生。男の噂の絶えなかった彼女を刺したのは…
    「バスストップ」痴漢の疑いで同行した男。彼が待っていたのは…
    「誰かのために」印刷工場で起こった専務殺人未遂事件。そして道端のザリガニ…
    「ブルードパラサイト」生後6か月の赤ちゃんを持つ妻がある日突然夫を包丁で刺した事件が発生。彼女が夫を刺した理由とは…
    「愛したのが百年目」酔っ払い運転で友人を轢くという不幸な事件の裏に隠されたのは…

    テレビドラマになりそうな展開!
    私なら魚住久江はあの女優さんにして…
    と、妄想しながら読了!

  • 短編6つ。主人公は、練馬警察署 刑事組織犯罪対策課 魚住久江巡査部長42歳独身。
    女性目線の細やかな心配り思いやりが、見落としがちな事件の矛盾をつく。
    派手なシーンはない。だけどどれもじわりと心に響く。中でもドルチェとブルーパラサイトが好きです。
    続いて続編読みます。楽しみ。

  • 2014/7/21読了。

    本屋さんで、ベストセラーの棚にあったので、購入。
    同じ作者の「ストロベリーナイト」がトラウマになるほど恐ろしかったので、少し躊躇したけれど、続く「インビジブルレイン」は面白く読めたので、これはどうかな?と興味本位もあって。


    結果…
    読みやすいけど、「面白かった〜!」というほどでもなく。。。
    凶悪な事件も、派手な逮捕劇もなく、どちらかと言うと、主人公のアラフォーの女刑事ならではの、細やかな事件への対応を描いていく…という「短編連作小説」。
    一つ一つの話が短いので、その後、どうなったんだろ〜?みたいな、物足りなさが堆積していってしまう感じがする。


    この、「あとはご想像にお任せします」と、突き放したところがいいのかもしれないけれど、私にはやはりスッキリしない印象だけが残ってしまう。

  • あたかも、連続テレビドラマを見たような読後感。
    あまり派手な凶悪な事件もなく、日常の連続の中で起きており、登場する刑事もヒーロー、ヒロインタイプではなく、何よりも主人公は42歳の女刑事!今までにない、警察小説といえる。
    シリーズとなっているようなので、次回作もぜひ読みたい。
    きっと、テレビドラマとなると思うし、主人公を演じるのは誰か、いろいろ想像するのも読後も楽しみ。

  • 警視庁練馬署強行犯係の40代女性刑事、魚住久江が主人公のシリーズ第一作。
    誉田さんで女性刑事と言えば、やはり姫川シリーズですね。

    シリーズとしてどう書き分けているんだろう?と思いながら読んでみたけど、
    まさに魚住と姫川の人柄の差がそのまま物語に反映されていた。
    姫川好きならこちらは物足りないと言う人もいるかも。
    個人的にはそれぞれの違いが楽しめて良かったかな。

    本庁の捜査一課での捜査経験もあり、時々復帰要請もあるのに、所轄署の
    強行犯係にこだわり続けている魚住。
    人の死があって始まる捜査より、たとえ事件が起きてもまだ人が死ぬ前の
    捜査の方に関わっていたいと願っており、10歳ほど若く「このヤマ絶対
    とるわよ!」と意気込んで殺人事件の捜査にあたる姫川とは異なる。

    (決して姫川の方に無いというわけではないが、)こちらの物語の方が
    全体的に人情味がある感じ。
    6つの短編の中では『バスストップ』が一番お気に入り。

    この先、独身ミドルの主人公に恋バナもあるのかな?
    ちょっと期待できるのかな?と思える箇所がちらほらあるので
    そっち方面の展開にも期待です。

  • 強行犯係の為、ストロベリーナイトのような派手さや残忍さは無いが、殺人一歩手前の心情が虚しい程に表現されている。
    ブルードパラサイトの話が一番好き。奥さんの気持ちを考えると辛い。殴ってくれてありがとう。

  • 姫川シリーズも大好きだけれど、魚住さんもできる女で格好良い。

  • 魚住久江シリーズ短編集。
    短編でサクサクっと読める内容だけどどのお話も面白い!ブルードパラサイトは読了後スカッとする!

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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