14歳の本棚 家族兄弟編: 青春小説傑作選 (新潮文庫 き 29-3)

著者 :
制作 : 北上 次郎 
  • 新潮社
3.07
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本棚登録 : 90
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101309538

感想・レビュー・書評

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  • 話が分かりにくいものも多々あったがどの話も心情の薄気味悪さが伝わってきたり自分でも分からないぐちゃぐちゃした気持ちのようなものが鮮やかに丁寧に描写されていてよかった。

  • 北上次郎さんの編集意図があるのだろうけど、「嘘だろ!」は読者を選ぶ気がした。これって、自分の周囲の世界への不信感を示した小説と読んでいいのかな。単なる、ホラーだとすると、単なる意外性ねらいというウケ狙いのように思われてならない。森絵都や井上ひさしのような小説を後で読ませるようにしているから、それでいいのかな。うーん。と、編集意図の気になる本でした。

著者プロフィール

作家、イラストレーター。ニューヨーク在住。98年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で小説すばる新人賞受賞。主な著書に『フラグラーの海上鉄道』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『カチューシャ』『世界のはてのレゲエ・バー』『おどりば金魚』『チェリー』『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』『鴨とぶ空の、プレスリー』『海鳴屋楽団、空をいく』『つまのつもり』など。

「2016年 『虹の巣 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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