シシリエンヌ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 422
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101310725

感想・レビュー・書評

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  • 服のブランドとそれを着るための心持ちがしっかりしているところが好き。今回出てきた女の子はロリータではなかった分お話の内容もセクシーだったし身につけているもの含めのエロスだった。
    ブルーフィルムの女の子たちもみんな愛おしい。私もみんなにドレスをプレゼントしたいなと思った。男優だけが浮いて見えるくらい馬鹿馬鹿しいのもらしくなくて良い。最初からわかってたけどハッピーエンディングにはしてくれない、非現実的ではあるけど、どこかでこういうことが起きていたらそれはとても悲しくて美しいことだなと思う。

  • 官能小説?でもないな
    野ばら作品4冊目だがライトに引き込まれる

  • 性描写がすごくて読むのが大変。

  • 野ばら本たくさん持ってるけど
    これが一番好き。

  • だいぶ前に図書館から借りて読んだ本を再読。いつもの野ばら作品とは雰囲気が違い、淫靡。キャラクターの名前は僕や君やニックネームのみ。主人公の僕は大が開く受験を控えた高校生。恋人もいる。だが散髪に行った叔母の家で従姉と出会ってしまう。彼女はノーマルだった僕の嗜好を変えてしまう。彼女なしではいられなくなるのもすぐだった。英語の勉強を教えてもらうという口実で叔母の家に行っていたのだが、彼女の目が見えなくなってしまう。しかし彼女はめげることなく、館へ行く事を決める。そこでは様々な障害を抱えた女性のブルーフィルムが撮影されていた。それから起こる様々な出来事の後、彼女は壊滅的に会わないと思う男と結婚を決めてしまう。

  • 性描写がものすごく多いので、電車で読み始めて後悔。別に嫌いではないのでちゃんと読みますが。
    僕と貴方の行為に関する描写と、ブルーフィルムを撮る時の男優が使う単語が違う(具体例を出したいような気がするけどいいのか、やめよう)のが、たぶん、野ばらストライクゾーンにより受け入れられるようになんだろうなって、邪推。
    「下品な男優の言葉ではエロスは刺激されないけれど、僕と貴方の行為は本当に官能的で甘美な興奮を覚えましたわ。」
    みたいな感想になっていくのではないでしょうか。狙いとしては。
    最後の主人公の生きていく方向にはすごく共感した。

  • 性描写がどうも肌に合わなくて、序盤で断念。

  • 悪く言っちゃうと裏エロの世界を描いた話。
    善く言うと、究極のエロスと官能的な愛を描いた作品です。

    まぁ、すごいです。表現がすごい。ここまで書かれると圧倒されるわねぇ。
    読みたくたくなるような猥褻用語も出てくれば、医学的用語も出てきたり、そしてちょっとおフランス的な知的な表現もあったりで、なーんか圧倒されます。

    この本では、それぞれの登場人物の本当の名前は出てこないんだよね~。
    『貴方』『君』『母』『伯母』『館主』『マダム』など。。。
    名前で人物のキャラを制限したくない作者の意図的なものなのか、主人公『僕』の詩的な表現からなのか、そこがまたミステリアスでいいです。
    ここまで官能的に厭らしく書かれてるのに、文章自体がとてもきれいな文体で成り立っているので、そんなに嫌らしく聞こえないの。
    反対にここまで書かれると、読んでても冷静に読めちゃうとこがミステリアス。
    そして日本でいながら背景はフランス的。絵になるような描写になってます。

    最後、『僕』が『貴方』から送られたテープを聴いたあとの『僕』の気持ち。とっても痛いほど分かる気がしました~。とっても切ないね~。泣きそうになっちゃったよ。

    それに、この小説はいわゆる「官能シーン」が多いのに、実はそれぞれの登場人物には背負ってるものがあって、それを乗り越えていってる力強さを感じました。

    読んでるうちは、そんなに良い本だ。とは感じなかったのに、読み終わって、ジワジワとこの本の良さを感じ、なんか感想を書いてて泣きたくなってきてます。
    読んでるうち、最後読み終わってすぐ、とかに泣いたことはあるけど、こういうことは初めて。
    読み終わって、頭を整理してみて、この本の本当の良さが分かった気がします。

    私は、この本は好きだったけど、こういう官能すぎる本が根っからダメな人は受け付けないだろうな~。
    それと、性欲の強い人も官能シーンに浸りすぎちゃって、この本の良さがわからないだろうな~。
    って思う。
    とっても重みのある小説でした。。。

  • 2012/03/04

  • アンバランスは美しい(*´`)

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