河童が覗いたインド (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1609
感想 : 160
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101311036

作品紹介・あらすじ

インドは広く、そして深い。インドを覗くと、何が見えてくるのか?人一倍の好奇心と行動力で"覗きの河童"がスケッチブックと巻き尺を携え、インドの大地を這いまわった。下痢にもめげず、熱射病も乗り越え、体験したものは…。細密イラストと手描き文字で、浮かびあがらせたインドの素顔。上から下から斜めから、"生き生きインド"が見えてくる。空前絶後のインド読本決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ホテルの部屋を上から見た見取り図(立体)が、調度品含め細かに描かれています。観光地もまた(今ではドローン映像で身近になりつつありますが)バードビューのような眺めによって現地を感じられます。白黒ですが(白黒だから)いいのかもしれません。繊細です。
    現地では少し高級なホテルと泊まり歩いていますが、ドライバーさんとの交渉もまた楽しそうです(楽しそうなところが伝わるところが流石)。個人的には歴史よりも人との触れ合いの記載のほうが楽しめますね(ガンジス河は最高・・・なのでちょっと辛めの評価になりました)。

    生まれながらの差別は、やっぱりあるようで、そこについても触れられています。
    5ルピー置いて行ってくれれば写真撮ってもいいよ。。。でも撮れなかった、と。

    先日、「あなたの名前を呼べたなら」を観ました。こうした本を読んでいたこともあったので、ヒロインの立ち位置について、いろいろと考えさせられました。

  • 中身をペラペラ見た瞬間、買いたいと思った。
    全ページ手書きアンドイラスト図付き!
    妹尾河童といえば、『少年H』のイメージだったけど、ちょっと何者か分からなくなった(笑)

    まず、この手書きの文字がすごくいい!
    小学生時代のなんとか新聞みたいな感じで、フォントも工夫がされてあって、楽しい。
    これ、一つ書くのにどれくらい時間かけてるのかなって気になりました。

    それから、イラスト図もすごい!
    インドの風景、名所やホテルの部屋を描いていて、モノクロでも味わえます。
    船なんか、二百艇くらい描いてるページもあって、めちゃくちゃ細かい。
    ホテルの部屋紹介も、間取りの俯瞰図や説明書きを読みながら、色合いや備品が想像出来る。(蚊がいるとかも、笑)
    このスケッチが現地でも大人気で、ピンチをイラストで切り抜けるエピソードも出て来るほどだった。

    このエピソードには、名所の紹介やタクシー?ドライバーとのやり取りなんかが書かれている。
    ただ、ところどころで、自分がふとしてしまった行為に自己嫌悪を抱くシーンがある。

    聖なる動物の牛に道を開けようと退いた時に、何かを踏んづけてしまい、それが死にかけ?た人だったというエピソード。
    それが分かって、5ルピーを彼の手に握らせて去った後で、あれは何のお金だったんだ、と自分自身にコメントをする。
    併せて、あんな場に居合わせた牛に対して怒るんだけど(笑)その感じが、私には良かった。

    旅をしていると、きっと色んなことが見えてくる。
    自分自身のこともなんだろうな。

  • 舞台美術の専門家が1978年と1983年にインドを旅して、そこで見たものの記録。ホテルや電車内の様子、町の人々の営みなどがイラストで豊富に描かれている。

  • 文章も親切で、何より図が多くてわかりやすい。
    時代的には一昔前ではあるので現在のインドとは違うのかもしれない。20150921

    • chikako0420さん
      初めまして。chikako0420です。フォローしていただきありがとうございます。本棚拝見しました。すてきな本棚ですね!実用書とか多くてすご...
      初めまして。chikako0420です。フォローしていただきありがとうございます。本棚拝見しました。すてきな本棚ですね!実用書とか多くてすごいなあと。これからもよろしくお願いします!
      2017/09/19
  • 絵も字もすべて妹尾さんの手書き。
    すごく丁寧に書いてあるから、すごく丁寧に読みたいし、隅から隅まで眺めたくなる本。

    インドに留学前にこれ読んで、どんなところかとワクワクしながらインド行きました。

    もうだいぶ前に書いてある本だけど、内容は全然色あせていなかった。

    何度も読み返したくなる本です。

  • ただの観光ではなくインドに入り込んだ記録。

  • インドに行きたくなりました。

  • 大好きな本。

    読み終わりたくなくて、
    毎日少しずつ読んでいた。
    同じところを何度も読んだりした。

  • インドの旅行記
    かなり昔であるがとてもおもしろいです。
    今のインドはどうなのか知りたいですね。

  • 文字が小さ過ぎて読むのに苦労
    インドに行ってみたい私には、とても面白い内容
    あとやっぱりインドって何だかすごいなぁ
    行ってみたいけど、怖さもあるなあ

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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