楽器への招待 (新潮文庫 草 312-1-A)

著者 :
  • 新潮社
3.79
  • (2)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101312019

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 収録内容は以下の通り。

    リュート
    トランペット
    能管
    ティンパニ
    ハープ
    ヴィオラ
    バグパイプ
    弥生の琴
    オーボエ
    法螺貝
    シンセサイザー
    コントラバス
    月琴
    ホルン
    尺八
    チェンバロ
    ヴィーナ
    八十絃筝
    サクソフォン
    ツィター
    ルーア
    フルート
    アンクルン

    ヴィブラフォン
    琵琶
    ファゴット
    小鼓
    アルプホルン
    純正調オルガン
    小太鼓
    胡弓
    リコーダー
    ヴァーグナー・テューバ
    ビルマの竪琴
    ヴァイオリン
    グラスハーモニカ
    クラリネット
    三線
    トロンボーン
    石笛
    チェロ
    電子オルガン
    ジューズ・ハープ
    シンバル
    バラライカ
    篳篥
    マリンバ
    土笛
    ギター
    ピアノ
    タムタム
    チェレスタ
    篠笛
    ヴィオラ・ダ・ガンバ
    大正琴
    スーザフォーン
    ハーディー・ガーディー

    チャイム
    三味線
    オルガン
    索引

    楽器の事は既にある程度知っているつもりだったが、特に和楽器の事は知らないことが多かった。

  • 1976年1月から翌年3月まで、朝日に連載されたコラムをまとめた本。

    ピアノやティンパニ、シンセサイザーなんて辺りが並んでいくのは予想通りだが、例えばヴィオラ→バグパイプ→弥生(時代)の琴なんて風に進行していく。
    弥生の琴や石笛なんかが出てくるのが、さすが柴田南雄。
    アンクルンとか、ハーディーガーディーなど、初めて見る楽器もあってとても楽しい。

    新聞コラムだからしかたないけど、もっと解説を読みたいと思うあたりで原稿が終わってしまうのが残念。
    誰かこの内容を映像化して見せてくれないかなあ。

  • 洋の東西に関係なく、さまざまな楽器がカラー写真で紹介されている。あんまり見ないもの多く、それなりに楽しいが、一番目がなぜリュートなのかが謎。

  • (1991.01.01読了)(1989.01.14購入)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1916年東京生まれ。
幼時より母からピアノを習い、成城高校進学後、鈴木二三雄にチェロを学ぶとともに高校の文芸誌に音楽批評を寄せる。東京大学理学部植物学科、同文学部美術学科卒業。諸井三郎に対位法と作曲を、齋藤秀雄に指揮を学ぶ。
1946年入野義朗らと新声会を結成し主宰。1949年第1回毎日音楽賞。1957年吉田秀和、黛敏郎、諸井誠らと20世紀音楽研究所を結成。1972年一柳慧、武満徹、高橋悠治らと「トランソニック」結成。1973年「コンソート・オブ・オーケストラ」で第22回尾高賞。同年「追分節考」を作曲し、以後多くのシアターピース作品を発表。1982年第13回サントリー音楽賞、紫綬褒章。1988年勲四等旭日小綬章。1992年交響曲「ゆく河の流れは絶えずして」ニューヨーク公演。同年、作曲と文筆の両活動により文化功労者に選ばれる。
齋藤秀雄、井口基成らの「子供のための音楽教室」(後の桐朋学園音楽科)開設に参加したほか、お茶の水女子大学、東京藝術大学、放送大学などで作曲・音楽理論を講じ、後進を育てる。
作曲においては洋の東西を問わぬ宇宙的な視野に立った音楽世界を提示。放送、新聞、出版を通じて洞察と知的刺激にあふれた旺盛な評論活動を展開。
1996年2月2日永眠。享年79。

「2016年 『柴田南雄 音楽会の手帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田南雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×