伊藤ふきげん製作所 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2003年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784101312217

感想・レビュー・書評

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  • 小さかったカノちゃんとサラちゃんが思春期に・・・・・・
    ちょうどわが娘が思春期で、ガラス細工のように壊れやすい心を持て余してるときにこの本を見つけた。

    思春期の人たちのせつなさ、幼さ、苦しさを思い、
    涙がポロポロこぼれた。
    そんな思春期の人たちに寄り添い、小さいときのようによしよししてやりたく、
    でも思春期になった子にしてやれず、ただただ見守る親のつらさを思い、
    涙がポロポロこぼれた。

    やっぱり、伊藤比呂美は私の救世主です。

  •  思春期の子どもと対峙するいつかのための、予習になりました。

  • 伊藤さんが日本語で文章を書かれていることに救われている日本人女性は多いと思います。

  • 思春期に入った娘たちとのひともんちゃくが綴られている。読んだ当時は人事なので、気楽に笑っていたが、今は笑えない状況である。
    泣き所もある面白い本である。

  • 思春期の娘と過ごす母のエッセー。
    とにかく不機嫌な子ども。ある程度育ったら親のできることは少ないけど、子どもが必要としたときは手を差し伸べた方がいいのかな?

  • すっかりひねてしまったお子様にうんざりしたときに読みましょう。
    本人に読ませてもいいかも。

  • 「おなか、ほっぺ、おしり」の頃から、まっ正面から「がっぷり四ツ」的な親子関係に圧倒されていたけど、思春期に及ぶとそれはもう、泣いてもだっこではすまない娘たちと母との熾烈なバトルに発展していた。しかし母には、悩みながらも最後はまるごと、そのふきげんな娘たちを引き受ける覚悟ってものがある。コドモを育てるってほんとにキレイゴトじゃすまない。そして、その嵐のような思春期を命がけでくぐり抜けた親子だからこそ「親をやめないでよかったです。」になるワケよ。やめちゃう親、いるからなぁ〜いまどき。

  • 伊藤比呂美の伊藤ふきげん製作所を読みました。伊藤比呂美は20年前の良いおっぱい悪いおっぱいの頃から気に入って読んでいて、「がさつ・ぐうたら・ずぼら」というキーワードなどもよく使っていました。伊藤比呂美の長女のカノコ(お菓子の名前から命名したとのこと)の育て方も自分の長女と引き比べて読んでいました。この本ではカノコも高校生になってやはり思春期で大変な状況になったとのこと。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。詩人、小説家。78年、詩集『草木の空』でデビュー、同年現代詩手帖
賞受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、「育児エッセイ」分野も開拓。2018年から21年、早稲田大学教授。06年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞、15年早稲田大学坪内逍遙大賞、19年種田山頭火賞、20年チカダ賞、21年『道行きや』で熊日文学賞を受賞。父の最後の三年半を綴った『父の生きる』ほか、『読み解き「般若心経」』『切腹考』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』『森林通信 鷗外とベルリンに行く』『野犬の仔犬チトー』『対談集 ららら星のかなた』(谷川俊太郎氏との共著)など著書多数。

「2025年 『わたしのおとうさんのりゅう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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