結婚しよう (新潮文庫 な 25-4)

著者 : 永倉万治

• 新潮社 (1995年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[大輔さんの感想 · 2016年4月26日]

＂大人の男と女の揺れる想いを描くおかしくもせつないラブ・ストーリー。＂

大学時代の友人の葬式をきっかけに再会した男女３人を、それぞれ主人公として＂結婚＂と向き合う大人の恋愛小説。

予想を裏切られたのは「亡くなったアイツの遺言で、」とか「久しぶりに再会したからこれからも、」とか「そういえばアイツとの約束が、」みたいな話は一切広がらなかったこと

夢を見続けたい私には、重くのしかかる現実感。
主人公たちと同じ４２歳を過ぎればまた感想も変わると思いたいです

[京都女子大学図書活スタッフさんの感想 · 2015年6月23日]

京都女子大学図書館での請求番号は、「081/sh61/Na25-4」です。

友人の葬式で再会した男女三人が葬式から帰った後、再びそれぞれの人生を歩んでいく話です。
「結婚しよう」というストレートなタイトルですが、内容は三人それぞれの複雑な恋の物語が描かれています。

[nonki-michyさんの感想 · 2007年3月9日]

登場人物と同年代で身近な話。突っ走るほど若くもなく諦めるにはまだ早い。しんみりする。