5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101315515

作品紹介・あらすじ

「バスに乗って日本橋からトルコまで行ってみよう」。51歳の旅行作家、40歳のカメラマン、30歳の料理人が意気投合しアジアハイウェーをひたすら西へ向かう旅が始まった。中国では2段ベッドの寝台バスで眠り、インドでは路線バスを乗り継ぎ、イラン兵士の厳しい監視が待ち受ける。名所旧跡・世界遺産には脇目もふらず、おんぼろバスに揺られ直走ったのべ27日間車中15泊の激安珍道中。

感想・レビュー・書評

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  • 2019.10.19
    臨場感があってすごく面白かったけど、自分では絶対こんな旅はしたくないなと思った。
    ほとんど観光はできなくて、ただひたすらバスに乗りつづけるというのは、快適なタイプのバスでもキツかろうに…
    でも読む分には面白かった。

  • 「バスに乗って日本橋からトルコまで行ってみよう」。51歳の旅行作家、40歳のカメラマン、30歳の料理人が意気投合しアジアハイウェーをひたすら西へ向かう旅が始まった。中国では2段ベッドの寝台バスで眠り、インドでは路線バスを乗り継ぎ、イラン兵士の厳しい監視が待ち受ける。名所旧跡・世界遺産には脇目もふらず、おんぼろバスに揺られ直走ったのべ27日間車中15泊の激安珍道中。(裏表紙)

    下川祐治さん二冊目。紀行文はあさっていこうと思います。

  • 面白かったが後半が中折れ。

  • 男3人、「アジアハイウェイ」を辿る旅。
    アジアハイウェイということで、旅のほとんどはバスを利用。

    国境を越えて何時間も走り続けるバスを乗り継いで54000円。体力と時間があれば、少しだけなら体験してみたい。(インドのバスに乗る自信はないが・・・)

  • ひたすら、バスを乗り継いでいく旅。
    行く先々のトラブルを乗り越えて、国境を越えて、アジアハイウェーを日本からトルコまで。
    寝不足になると、人間はヤバイというのが分かるw
    中国のバスで呪怨のビデオを流してたのには笑った。
    爽やかさは無いが、疾走感のある構成。

  • とにかく、旅の辛さが先立っちゃって…という感じ。
    以前読んだ、「世界最悪の鉄道旅行」と比べてしまうと、辛さの中にも、それを楽しんでいる感のある“鉄道旅行”とは違い、「もう歳かなあ~」みたいな感慨が多い

    旅をしすぎたのかもしれない。
    …どちらが先に書かれたんでしょう?

  • キター

  • 東京で暮らしてるより安いかも。
    定年後の楽しみに取っておきます。

  • 保有状況:所有&購入日:41385&購入金額:500

  • 沢木耕太郎ほど内省的ではないし、ゲッツ板谷ほどユーモアに溢れるわけでもない、どちらかというと中途半端な一冊。
    3人組の男がひたすらバスで西に向かう行程をひたすら記した日記。
    深夜特急と同じ旅程でも、そこに意味を持たせるか持たせないかで、こうも旅の重みは変わるものだと深く納得。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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