おいしい日常 (新潮文庫)

著者 : 平松洋子
  • 新潮社 (2007年4月25日発売)
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  • レビュー :47
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101316512

おいしい日常 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『サンドウィッチは銀座で』などのエッセイが多い著者。
    「お豆腐」や「子どもの頃のクリスマスケーキ」の思い出、醤油やごま油などのお気に入りの調味料、京都のお餅旅や常磐のあんこう鍋を巡る話がおさめられています。
    著者の食への貪欲さと、まるで著者と一緒に料理を食べているような臨場感溢れる一冊。
    〈 熱い湯気のなかにくぐもった甘やかな馥郁とした香りが、鼻先でふわあっと立つ。〉炊きたてのごはんが目の前にあるようです。
    カラーで紹介されているキャベツと海苔の和えものやしょうがごはんをつくりたくなります。

    東海林さだおとの巻末対談も必読!

  •  「人間は、自然の命を頂かなければ生き長らえることはできない。自然を生き抜く様々な命の中に『おいしさ』を見出す」という言葉が印象的であった。この本を読んでいると、料理に気軽に加えていた素材や調味料の1つ1つにも愛着が湧いてくる。全てのものが「おいしさ」につながっており、自身の身体を作ってくれているのだと思うと、食べる前の「いただきます」と言う言葉にこれまで以上に力が入りそうだといえる。

  • 調味料についてのページを読んでいるだけでニヤニヤしてしまいました~。

  • 残念ながらちょっと寝ぼけながら読んでいたため、お風呂で読んでたのですが、うっかり湯船に落としてしまいました…(笑)

    平松さんのエッセイは、食べ物のことを大切に考えてらして大好きなのですが、これはもうね、ジャケ買い。網にのったこんがり焼けたトーストに、ジュワッと溶けたバター。反則ですよぅ!パン食べたくなっちゃいました。

  • 平松洋子さんの「おいしい日常」、2003.1刊行の「おいしいごはんのためならば」を改稿・改題して2007.5文庫化したものだそうです。うちの「おいしい」、わたしの調味料、「おいしい」を探して の3つの章立てです。平松洋子さんの料理関係の本としては、やや馴染みにくい内容でした。

  • 平松洋子のエッセイは良いぞ、と聴いたので読んでみた。

    細やかな調味料の使い分け、季節を読み込んでの料理、調理器具へのこだわり、鋭い味覚…これを日常とすることは、俺にはちょっと高いハードルだけど、参考になる部分は非常に多い。

    まずは紹興酒、バルサミコ酢あたりを買い足して使いこなせるようになりたいなぁと思った。まずは舐めて味わってみて使い方を考えてみる。そこから始めてこそ、料理を考える事ができるようになるんやなと。

    後は、おみやげへのこだわり。PAなんかで名所の名前を冠したまんじゅうを買ってごまかしていたのではあまりにも勿体ないなぁと以前から思っていたが、やはり地元ならではの品ってあるわけで、そこをかぎわける嗅覚をもちたいと思った。

    平松洋子、ぼちぼち読み続けてみるつもりである

  • 料理のレシピが掲載されていたり、短編風になっていたり、と食に関する情熱が伝わってくる気持ちの良い文体で書かれている。思わず調理してみたり、お店に行きたくなる。

  • んー。

  • 「エンタテイメントは、もちろん大歓迎です。けれども、ふだんの食卓には目先の変わった「非日常」のざわめきはいらない。それより、「日常」のなかに「台所の味」がにじみ出ているような、そんな料理がつくりたい。たくさんつくりたい。今日と明日を穏やかにつなぎ渡すような、その豊かな蓄えこそを「私らしい味」と呼んでみたいと、切実に思う。」(p.15)
    まさにこれだと思った。憧れるもの、惹かれるもの、目指したいもの。

    朝早く豆腐屋に豆腐を買いにいく話と、お茶菓子に合わせてお茶を選ぶ話は繰り返し読みたくなる。

  • 元々外れの無い人だがリズムが良い。
    気持ち良い読後感がある。

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