- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101316727
感想・レビュー・書評
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短編6。
どの話も身近な出来事ではないかもしれないけれど、誰もが落ち入りやすいような心境が書かれている。
だから…
この主人公はこう考えたんだ。こんな行動をとったんだ。と、それぞれの主人公を妙に身近に感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても面白かった。短編集だけど、どの話も読み応えがあり強く印象に残る。人は心の深いところに、野心や優越感を持っていたりする。自分でも意識はなかなかいかないが、ふとしたきっかけでそれが垣間見える。どの話も、場面や人物はバラバラだけど、その過程が描かれている。なぜか分からないけど、主人公に共感してしまう話ばかりだった。
他人と比べては劣等感を感じたり、気づかないふりをしてるけど優越感にひたったり。私の深部にも人間臭さがあるんだと思う。 -
久々に読んだが面白い。★5
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どこから読んでも嘆息させられる作品集。
「64」までいささかブランクがありましたが、この頃の作品群で
すっかりミステリー界の大御所の地位を築き上げました。
こんごとも長編ばかりでなく、キラリとひかる短篇集なども読んでみたい。 -
横山秀夫は映像化されたメジャーな作品しか読んだ事がなかった。
刑事事件になるような話から個人的な謎まで、中にはイヤミス調まで、バラエティ豊か。
こんな作品も書けるのか。
氏の作品群の中ではマイナーかも知れないが、個人的には良かった。 -
記録
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安定の素晴らしさ。
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この人の描く男の人は嫉妬深いなあ。
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初・横山秀夫!
つい一気読みしてしまった。読みやすいわかりやすい文章、ポンポン進むテンポ。掌編ミステリとしても、暮らしを追う小説としても見れる。
2016_05【読了メモ】(160107 20:19) 横山秀夫『看守眼』/新潮文庫/2009 Sep 1st