リオ―警視庁強行犯係・樋口顕― (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 155
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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101321516

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説慣れしちまったのか?だらだら読んだ。警察もんはハズレなしとか聞いたけど、たしかにそうかも。主人公の刑事が、普通のおっさん的で好感。世代論や恋愛観がえんえんと。共感するところもあり、狙って書きやがって…さめるとこもあり。

  • あまりにもしつこく「世代」について語るので、事件と何らかの関係があるのだろう、と思っていたら何もなかった。

    美少女の正体もパッとしないし、キャラクターに頼った小説だったように思います。

    ただ、このシリーズはどんどんおもしろくなるので、ここで辞めてしまうのはもったいないかもしれません。

  • 物語自体は面白く、ズイズイ読める。警察小説入門編としては、カタさ加減もちょうどいいかも(全然カタくない)。でも、随所で出てくる「団塊の世代論」はなんだろう…。物語自体に必要なのか?そういうの抜きにして、ドドドーと楽しみたかった。よって、星一個マイナス。

  • なんだか樋口さんと一緒にずーっとモヤモヤした。読んだ後スッキリ!じゃなくて、ふわーっとした感じ。警察ものでこんなお話なかなかないと思う。樋口さんの奥さんもなんだかステキキャラ。(隠蔽捜査の竜崎さんの奥さんのかっこいい)

  • 可もなく不可もなく。シリーズ買いそろえるのはちょっと...。

  • 内 容
    「連続殺人犯」の容疑者が、とんでもない美少女。
    なにかと周囲に気を遣う、班長・樋口が真犯人を追うという警察小説。

    感 想
    「世代」についての独白が多く、ダイナミックな動きもなく、やや退屈か!?

  • 20100529

  • 警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの第一弾です。第三弾「ビート」、第二弾「朱夏」、そして本書と逆に読んでしまいました。やはりシリーズものは回を重ねるほどに完成されていくのだなあということが逆に読んでみて返ってよくわかります。主人公の樋口顕は決してヒーロータイプではありません。ワーカホリックぎみな中年男、妻を愛しているが多くの日本人家庭と同じく愛情表現は控えめ、というより愛情表現は皆無に等しい。一人娘を愛しているが娘が自分をどう見ているか気になる40歳。仕事上も上司や部下の自分に対する評価がどうなのかが気になり、ときどきそんなことをうじうじ気にしている自分がイヤになる。そんな強行犯係係長(ハンチョウ)樋口顕が普通にカッコイイ!

  • たまたま手にとって読んだんだけど
    なかなか面白い

    地味な自分に自身のない
    いつも回りの反応を気にしながら事件を解決する
    主人公の設定がいいな。


    今野 敏
    http://www.age.ne.jp/x/b-konno/

  • いくつかの殺人事件の現場から美少女が逃げ出していくのが目撃される。
    少女の正体は。動機は。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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