自覚―隠蔽捜査5.5― (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101321615

感想・レビュー・書評

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  • 竜崎の仕事の進め方、原理原則、合理主義が参考になる。
    何度も読み返してしまう本。

  • 2018/11/5 安定。短編で同じパターンだが面白い。

  • 隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集、7編。
    他の編で多数登場する面々が今回の主役。

    貝沼副署長や野間崎管理官、関本刑事課長などなど。

    パターンとしては、様々な問題が発生し、竜崎署長に相談し、原理原則に従い、スパッと方向性が示され、解決へ導く、と言った流れ。

    竜崎署長以外の面々の新たな面顔やキャラクターも見られ、とてもお得感ありの1冊です。

  • テレビ化もされたシリーズの短編集です。今回は主人公、竜崎署長の周囲の登場人物のスピンオフ。 今までのシリーズで描かれていた人物像に厚みが増します。主人公本人が主役の長編では、長所が家族から見るとちょっとダメな部分だったりしてホッとするのですが、今回は登場人物の側から見る署長がたまらなくカッコよく描かれています。

  • 皆が悩む問題が竜崎にかかれば魔法のように解決し、心地よさを感じる。野間崎のキャラは見せかけだったのが意外。伊丹は竜崎に頼りすぎのような…

  • 竜崎署長を取り巻く脇役たちの話、どれも面白かった!これからの隠蔽捜査がより楽しみになりました。

  • 竜崎を周りの人間から語った短編集。安定した面白さ。竜崎にかかればどんな悩みもシンプルに明確にされ、自分は何をすべきなのかが見えてくる。こんな考え方ができればと憧れる。

  • 短編集かと思ったが、全て竜崎署長繋がりの話だった。
    こんな上司、、、1人だけ居るかも??

  • 竜崎さん以外の人から視線の短編集。本編も面白いのだけど、この「.5」もかなり面白い。今野さんも色々読んできたけれど、安積班シリーズよりか、こちらが最近はお気に入り。竜崎さんだけが変人だから読んでられるんだろうな。振り回されながらも、助けられる人達にとても親近感がわきました。

  • 職業は違うが、私もこの作品の署長のような上司を目指してこの30余年を過ごした。

    還暦近いこの年になり振り返る機会を与えられた。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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