失恋 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2004年2月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784101325194

感想・レビュー・書評

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  • 再読?記憶なし。『失恋』がテーマの短編集。

    共感できる部分もあれば、主人公に苛々してしまうものもある。
    頭の中で妄想する。分かってはいる。が、自分が自分の思い通りにはならない事が恋なのか…
    酷く振られた訳ではないのにガックリくる瞬間、あ、終わった。と思うのか。

  • 鷺沢さんは、大好きな本が一冊あるけどそれ以外は読んだことがなかったので読んでみました。

    失恋は失恋でも、想像していたような失恋とは違った。
    失恋って色々あるなぁと。

    思っていたよりも悲しいだけの話ではなかった。

    「欲望」と「記憶」が好き。
    特に「欲望」はありがちな設定だけどひきこまれました。

    最後の超短編も面白いなと思ったけど。


    解説が小池真理子さんっていうのがまた、いいわぁーと思った。

  • 3.5 恋愛の話を読むのが結構好き。多分恋愛をしていた頃の自分が嫌いじゃないから。ダメになるってわかっていても離れられないって気持ちはわかる。

  • 女は哀しい。

  • ラヴ・ストーリー4編。何をもって失恋とするかは、意見さまざまあるでしょう。この4つのラブストーリーを読み終えて、ああ、確かに、この失った関係性は何なんだと思ったら、失恋だ。と、思うわけだ。個人的には「記憶」のインパクトが半端ない。恋ってやつはなんでこんなにも愚かにしてしまうんだと。蓋をしていた記憶が蘇ったり蘇らなかったり。まだまだ若いと思っていたら、たかが2歳かいいとこ5歳下の子に易々と想像の斜め上をつっきられると、参りましたな気分になる。この時のセリフが、うまいんだ。

  • 短編ふたつめの安い涙を読み終えました。読み始めに想像した結末と本の中の結末が全然違くてよかったです。

  • 優有です。ライナスさんからいただきました(*^-^*)
    4編のラブストーリーを収録。さまざまな恋のかたち。
    作者は今は亡くなっている方で、なんと、古本屋さんを探してくださったそうで…それにも感動。ありがとうございました!

  • あたりまえの失恋小説ではなく、不思議と前向きになれる。幸せな恋愛もいい思い出として残るけど、辛い恋愛も大切なのかなぁ。不思議。2014.9.3

  • 【本の内容】

    黎子と悠介は、学生の頃からの“友人”。

    恋人同士であったこともないが、三十半ばになっても黎子が頼りにするのはいつも悠介だった。

    しかし、黎子の元夫が失踪し、二人の微妙なバランスが崩れて-「欲望」。

    年下の男との恋につまずいた銀座の女を描く「安い涙」。

    恋の喪失感をテーマに、さまざまな恋のかたちが繊細なタッチで描かれる。

    切なく、胸に迫る四つのラヴ・ストーリーを収録。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    浮気性、自分勝手、自分を安く扱うダメ男。

    男の好意を無邪気になぶる女。

    こんな相手に入れ上げるくらいなら、はっきりと失恋したほうがマシなのに。

    わかっていても執着してしまう恋のやるせなさを書いた4つの短編。

    最後にヒロインが小さな復讐に打って出る「記憶」が秀逸。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 話は普通だったけど、林真理子のあとがきが素晴らしかった。

  • 恋は盲目。
    そんなことは誰だってわかってる。
    自分だってわかってる。
    周囲の人が言うように別れた方がいいことも知ってた。
    でもそんなのを忘れて突き進んでしまうのが恋愛だ。
    樹子の気持ちに嫌というくらい同感した。

  • ひとがひとを信じたかったり救いたかったりする思いのすべてが、自分勝手な「欲望」であるわけはなかった。

  • 『すっごい心がゆすぶられる感じだった。

    タイトルから予想されるのとは違って、どのストーリーもそんなに暗くはないです。結構ヘビーではあるけど。 』

  • 色んな失恋の話。ミョーにリアルだったり、ロマンチックだったり、それでもやっぱり主人公がみんな宙ぶらりんなところが、鷺沢さん……

  • 短編集4作品。
    「欲望」が良かった。

  • 2010年1月18日購入。

  • ある時期にタイトル買いしたまま、5年以上も読まずにいた本をやっと読んだ。作者が亡くなる前に読んでみたかった気もする。非常に読みやすかったが、時々透けて見える作者の素の姿が、なんとなくストーリーを邪魔する気がすることがあった。他の作品も読んでみたいかはわからない。

  • 『ひとがひとを「信じたい」と思ったり、
     「救いたい」と思ったりするのは、
     すべて自分勝手な「欲望」なのだろうか――。』

    まず、この人の名前が読めなかった。
    さぎざわめぐむ、と読むらしい。
    「欲望」「安い涙」「記憶」「遅刻」の
    4つの短編からなる本。さらっと読めた。

    “恋”と“愛”の違い。
    なんだか大人向けな雰囲気だった。
    しっとりほろ苦い恋、あるいは失恋。

    恋に疲れたときに読むと、ちょっと復活できる。
    L25の書評に「恋に疲れた人に」って
    書いてあった理由が分かった。
    どの短編にも共通していることは、そこはかとない無力感。

    無力感、と解説に書いてあって、
    なんだか妙に納得してしまった。
    確かに失恋というのは、怒りよりも悲しみよりも
    無力感って言う言葉がしっくりくる。

    「遅刻」の最後の数行に驚かされた。
    4つの中で一番印象に残った。
    「記憶」の結末はなかなか爽快だった。

  • 失った恋の短編集。

  • 最後の”遅刻”がいい。お互いに想ってるんだけどその量がちょっと違うだけで「失恋」になっちゃうんだろうなぁ。おんなじ重さの人はいないよ…2008/5/15

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著者プロフィール

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

「2018年 『帰れぬ人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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