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Amazon.co.jp ・本 (388ページ) / ISBN・EAN: 9784101326719
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
ホルモンたずねて三千里!日本列島はもちろんのこと、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、世界各国をまたにかけた、うまくて熱いルポルタージュ。
ホルモンのグルメツアーでは無く(もちろん最高にホルモン食べたくなる本ですが)、屠畜業界への人々の差別や、そもそも古くからの因習に伴うアンタッチャブルな部分を赤裸々に語ってくれている本です。丁度BSEが最高潮の頃の本なのでその部分もかなりの項数を割いておりますが、何よりやはりホルモンを美味しく食べる為の熱い想いが伝わってきて、ぼくも今すぐにホルモンにかぶりつきたいという思いを胸に抱きました。ほんと美味しそうなんですよ!処理したてのホルモン食べたい・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホルモンとは何か。その真髄をご覧あれ。
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ホルモン(内臓肉)の由来から、日本各地のみならず海外を含めたホルモン料理の実態、BSE騒動・・・ホルモンへの熱い思いはびんびん伝わってくるのだが、本としてのまとまりは?著者のキャパを越えてしまった感が。
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ホルモンは放る物ではなかった
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焼肉屋でお馴染のホルモン。ホルモンといへば『じゃりン子チエ』くらゐしか連想しないわたくしに、自らホルモン奉行を名乗る著者が蒙を啓いてくれました。
まづホルモンの定義ですが、わたくしは牛や豚の腸と捉へてゐましたが、関西では内臓全般を指すのだといふことです。
さらに本書ではタン(舌)やテール(尾)なども含め、精肉・正肉以外のものはすべてホルモンと呼称してゐます。案外ゆるやかな定義であります。自由でいいさね。
元元は一般的な食材ではなく、在日朝鮮・韓国人や非差別部落の人たちの食文化だつたと語ります。著者のプロフィールを見ると、その関連の著書が多いみたいです。眉間にシワを寄せながら深刻に語られがちな話題ですが、あつけらかんとした文章なので、読者も「ああ、さうなの」と気楽に読めます。
で、ホルモン奉行は関西を始めとした日本各地や、本場の韓国そして米国紐育など、精力的に取材を重ねます。ホルモンへの(いささか過剰な)愛情に満ちてゐるのであります。その取材ぶりは、特段のホルモン好きでもないわたくしでも食べたくなります。
特に気になつたのは「サイボシ」つてやつ。食べたいですなあ。初めて知りましたが、正肉を加工したものなので、厳密にはホルモンとは呼べないさうです。
しかしその発生・流通・消費などの面がホルモンと相通づるものがあるので、とりあげてゐます。わたくしの住む豊田市で食べられる店はあるのでせうか...
食べ物の本はあまり読まないわたくしが、珍しく面白く拝見いたしました。
では、ご無礼します。
http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-100.html -
フィールドワークとしては認めるが結局個人感想文の域を出ていない
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タンやレバーなどの「肉」以外の全ての部分が、世の中でこれだけ大事に食べられていたのか、再発見できる本。焼肉屋のホルモンだけでなく、世界中の様々な料理を味わってみたくなります。ただ、見た目で手を出しづらいのが悩ましいところですね(^_^;)
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安っぽいグルメ本ではない。バカバカしいほどホルモンを食べているが、被差別部落の話しやBSEに関する報道の在り方などは勉強になる。鶴橋いきて~!
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僕も大人になってから正肉よりもホルモンのほうが好きになりました。この本は『ホルモン奉行』を自認する筆者が海外や日本の知られざるホルモン料理について書いた本です。
僕が初めてホルモンを口にしたのは、蛎殻町の営業会社でその月の打ち上げで行ったもつ焼きの店でのことでした。そこで初めてレバ刺しや各種ホルモンの串焼きを食したのですが、子供のころに食べられなかったものが大人になってうまいと感じられるのはやっぱり味覚の変化なのでしょうか?それほど衝撃的なうまさでした。
それはさておいて、この本には日本はおろか世界各国のホルモン料理について詳細に書かれています。特に、『カムイ伝』に出ているような「ムラ」の伝統料理である牛すじを使った雑炊の『どろ』や生姜じょうゆで食べる馬肉の燻製「さいぼし」。今、うどんなどに入れることですっかり大衆化した『油かす』。そして、海外では韓国やフランス、アメリカのホルモン料理が僕の食指をそそりました。
特に韓国やフランスのホルモンの調理法方は多彩で豊かでした。ここまで多様な料理方法をみると、ホルモン料理というものは、ひとつの『食文化』であることを強く感じました。 -
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4/28-10/22
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単行本で既読。
著者プロフィール
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