女学生 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327150

作品紹介・あらすじ

だまされていることを知りつつ、恋人のために家の金を持ち出す少女。生徒と先生の禁煙競争を提案して、教師を翻弄する女子高の優等生。空家で目撃した殺人犯に似ている若い男性教師に近づき、彼を追い詰めていく二人の女子中学生…。他人を傷つけ、そして自分も傷つきながら大人と子供の狭間で揺れ動く、危うい年頃の女学生たち。その心理を新鮮に描くオムニバス・サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  •  そもそも、なぜこの本がうちにあったのだろう。多分、私も買ってないし、親父が買ったとも思えない。でも、ずっと前から実家の本棚にあったことは確か…。表紙がお見せできないのが残念ですが、ヘタウマなイラストも笑えます。

     さて、読み始めてみると、以前にも読んだことがあるような。ところどころ覚えているような気がするフレーズが出てくるんだけど、しっかり忘れているところが人間の記憶のあいまいなところです。

     それにしても、女学生という単語は現在も生きているのだろうか。意味は分かるけど、普段は使われないというか、耳にしない単語ですね。そのあたりも作者の意図を感じます。

     内容は、ぜひ読んでみてください。面白いですよ。4つのストーリーと、プロローグ、間奏、エピローグと挟み込まれるショートストーリーが巧みなハーモニーを醸し出しています。あぁ、こんな文章が書けたら楽しいだろうなあ。

  • 各お話にある女子学生が登場する。煙草の話は面白かった。教師が生徒にうまくのめり込まれる。これで終わりかと思えば、思わぬ方向へと発展する。こういったある意味楽しみがあるからこそ、次の続きの話が読みたくなる。

  • ふたりを読んで次に選んだのがこれ。
    色んな女学生の話の短編集。
    アタシ的にはタバコの話が印象に残ってます。

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プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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