ふたり (新潮文庫)

著者 : 赤川次郎
  • 新潮社 (1991年11月28日発売)
3.47
  • (157)
  • (245)
  • (589)
  • (51)
  • (8)
  • 1981人登録
  • 247レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327181

作品紹介

お姉ちゃんは高校二年までしか生きなかった。でも、私が来年高校一年になり、二年になり、三年になったら、私はお姉ちゃんの歳を追い越してしまう。それでもお姉ちゃんは、ずっと私の中にいてくれる?死んだはずの姉の声が、突然、頭の中に聞こえてきた時から、千津子と実加の奇妙な共同生活が始まった…。妹と十七歳で時の止まった姉。二人の姉妹のほろ苦い青春ファンタジー。

ふたり (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ずいぶん前に赤川さんがブームだった頃に一度読みましたが、久しぶりに目に止まり二度目です。
    題材は東野さんの秘密などと似ていますが、読みやすさは赤川さんならではです。
    途中までは主人公の頑張りに応援したくなる思いでしたが、お父さんの単身赴任以降は切ない感じが強く、最後は後味が悪い感じでした。
    ハッピーエンドとはいかずとも少し明るい終わりが良かったかと思いました。

  • 流れが良くてスラスラ読める。
    2人の少女の青春物語。
    高校2年生の千津子がしっかりしすぎだけど、それが弱々しい実加の成長を手助けする。
    つらい事をたくさん乗り越えていくお話。

  • この本で夏休みの読書感想文書いています。
    奥深いので色々書けると思います。

  • 弱さを認めるのも強さの一つ

  • ふと思い出して読み返したら新年早々ぐっときた。
    これは涙する。けど最後の締めくくり方は爽快で、また好き。気がついたら感情移入していて一気に読み進められるのが赤川次郎作品の魅力だと思う。ストーリーはKEYになるところがアニメのタッチと似てる。だから泣けるのかなあ。

  • ふたりの姉妹、死んでしまった姉が妹の意識の中で妹を手助けする。
    出来の良かった姉の背中を妹が追いかける。そして、妹はいつしか姉を抜く。

    個人的には、家族に問題が生じた最後の場面で、心理描写がより詳細に描かれていたほうが良いと感じた。

  • 赤川次郎はちょっと文章が子供っぽいけど、読みやすくてよい。
    ストーリーの展開が
    ①中途半端で
    ②ぶつぎりで
    ③早い。
    漫画を読むぐらい簡単なので、気晴らしに読むにはよいかも。

  • 15年ぶりに再読。当時高校生だった時分には、主人公の実加の成長物語ととらえていたのだけれど、今読むとなんと厳しい人生を感じさせるのか。

    目の前で姉が亡くなるのもショックなのに、不安定な母の分も気張る実加。
    ただ、それを支えるのが姉の千鶴子の存在であり、自分が知らなかった姉の姿や姉の視点を持って実加は成長していきます。

    だんだんと友達やボーイフレンドといることが増え、姉の存在が薄らいでいくことに不安を覚える実加。

    この辺で姉との再度の別れを想起させられるんですが、この後の家庭崩壊の様子がたまらない…。
    ホント、大人がしっかりしろよ!としか。
    演劇も先生がもっとしっかりしてれば…と思うし、父親の会社の上司もさぁ…娘死んでるの絶対知ってるでしょ。その部下を左遷するかね。
    不倫相手も実加が言う通りの行動だし。不幸になれ!

    小説って本当に読む側の視点で変わりますね…。

    名作であることには変わりありませんが、どうしてもラストの淡白さに、もっと救いを!となります。

    クラブも辞めないくらいだし、実加はきっと強かに生きていくと思いますけどね。
    大人の情けなさが身に染みていたたまれなくなりますわ。そして、若者たちがんばれ!てなる。

    完全に小説のテーマから離れてますね。
    でもそんなことを思いました。

  • ★3 青春ファンタジー。事故死した姉の声が妹に聞こえるようになって・・・という話。 姉が事故で亡くなる場面には涙した。主人公の置かれる環境が姉の事故死、母の入院、父の不倫など結構深刻なものではあるが、主人公が成長していくところがよかった。姉の声は妹が作り出したもので、妹が成長して姉を超えたから姉の声が聞こえなくなったのかなと想像した。それとも、ファンタジーだから本当に姉だったのか、それは分からなかった。

  • 昔読んで、久々に読みたくなったので。
    やはり読みやすいです。
    お姉ちゃんの事があったので、後は全部幸せに、と思っていましたが、悲しいなと思いました。

全247件中 1 - 10件を表示

ふたり (新潮文庫)のその他の作品

ふたり 単行本 ふたり 赤川次郎
ふたり (新潮文庫) Kindle版 ふたり (新潮文庫) 赤川次郎

赤川次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
金原 ひとみ
綿矢 りさ
森 絵都
有効な右矢印 無効な右矢印

ふたり (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする