一億円もらったら (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 614
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327341

作品紹介・あらすじ

莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思いついた。田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人…。名手・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。

感想・レビュー・書評

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  • [2013.04.27]
    どうも辻褄があわないところがあるようなひっかかりがあったし、流れがわるく感じてしまって、違和感がのこりました。その割にギャグのようなものを入れてきたりしてなんだか寒いというかなんというか…。題材はおもしろいとおもいます。
    解説の、お金で買えないのがあたりまえと思われている愛や、故郷でさえもが実はお金で買えるんじゃ…?!ていう話を読んでなるほどとおもいました。

  • おもしろかった!分かりやすくてサラッといけるね赤川次郎。
    茶漬けやね。茶漬け。

    【仰げば尊し】いいね。

    一億円、欲しすぎる。
    欲を出すなら五億円。
    まず、ポッキーを二箱買うな。

  • 赤川次郎はすごい読みやすい。
    もちろん何の関係のない人から一億円もらえるはずもなく、かなり現実離れしているお話なんだけど、どこか現実に通じているところがある。
    人の気持ちは現実に存在しているものそのものだと思う。
    読みきってどこか心温かくなるお話。
    田ノ倉さんと宮島さんがいい味を出している。

  • 魅惑的なタイトルです。

    莫大な資産をもてあましている老人が、通りすがりの人間5名に1億円を渡し、それがどう使われていくのかを楽しみに見物する・・・というストーリーです。
    よく宝くじにあたった人間は案外不幸になったりする、なんていいますが、そうはいってももらえるものならやっぱり欲しい1億円です。

    赤川氏の文章はサラサラ~っと読めます。
    この本もその例にもれず、サラサラ~っと1億円を手にした5人の人生が描かれているのですが、みんなそこそこ常識的な使い方をして元の生活に戻ってゆきます。

    フィクションとしては、もうちょっと人生狂った人がいても面白かったのかな?と思います。

  • 自由に使える1億円があったら、どう使うか。お金はあって困らないものだけれども、いきなり大金を使えと言われても使い切るのは正直難しい。ここに出てくる5人(最後はペアかな)は見事に使う人もいれば、これで使ったと言えるのかな~と思える人まで様々。なんかいいな~と思ったのが第4話、痛快だったのは第5話。
    P.176「みんな自分一人の乏しい経験だけで人を見る」やP.230「人と人の関係なのだ。むしろ、様々なことがあって当り前だ」など、時々出てくる人間関係を指摘するフレーズがジンワリと心に響いてくる。

  • 自由に使える1億円があったら、どう使うか。そう簡単には使えるものではない。ここに出てくる5人(最後はペアかな)は見事に使う人もいれば、これって使ったって言うのかな〜と思える人まで様々。なんかいいな〜と思ったのが第4話、痛快だったのは第5話。
    P.176「みんな自分一人の乏しい経験だけで人を見る」やP.230「人と人の関係なのだ。むしろ、様々なことがあって当り前だ」など、時々出てくる人間関係を指摘するフレーズが心にジンワリ響いてくる。

  • 莫大な財産を持て余してる大富豪
    思いついた遊びが「縁もゆかりもない人間に1億与える」
    もらった5人の運命は?!

    前提自体が途方もないけれど
    そこは目をつぶるとして(笑)
    サラサラっと読めてしまいます。

    読んだ誰もが思ったであろう「自分だったら・・・」
    うーん、やっぱり貯金だな(笑)

  • 図書館

    一億円、欲しい!!
    使い切る自信もある。
    けど、2人を満足するような使い方は絶対にできない…。
    故に私は貰えない…。

  • もしも急に見知らぬ人から1億円をもらったらとゆう単純に興味しかないテーマ。
    1億円を実際もらってその人がどのように使うのか!?
    止まる事なくサクサク読める作品。

  • つまることなく一気に読み切った。とても読みやすく内容も飽きることなく楽しめた。

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著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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