七つの危険な真実 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327396

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  • 赤川二郎、阿刀田高、北村薫、夏樹静子、乃南アサ、宮部みゆき、連城三紀彦、ショートストーリー。

    一話が短いので移動中や待ち時間に読めるので気楽に楽しめる。

  • 電車移動の共に最適。
    知らないまま過ごしている日常の中に、こんな不思議な謎解きや秘密が隠されていることもあるのだろうなと思えた。

  • 透き通った一日
    赤川次郎
    幽体離脱した少女が周囲の真実を知る

    マッチ箱の人生
    阿刀田高
    マッチ箱から気付いた真相

    返事はいらない
    宮部みゆき
    老夫婦の計画に加わった女性

    福の神
    乃南アサ
    小料理屋の迷惑な客

    過去からの声
    連城三紀彦
    誘拐事件の真相

    襲われて
    夏樹静子
    境内で襲われた女性を救った男の真実

    眠れる森
    北村薫
    ある国の不思議な森

  • 心が温かくなるのは、福の神

    ナイスタイトル!と思ったのは、マッチ箱の人生

    ミステリーとして楽しめたのは、過去からの声

  • *あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを……。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー*

    2004年出版なのですが、古さを感じさせません。
    とても読み応えのある、心にじんわり響く短編集です。
    特に良かったのは、乃南アサ氏の「福の神」。女将さんの人生や長年の想いの描写が秀逸過ぎて・・・泣けました。

  • 七人の作者による七つの短編集。それぞれ話の雰囲気が違くて面白いし、自分の好きな作風はやっぱりこれ!って改めて感じられた。
    (「福の神」が1番気に入った。次いで、「過去からの声」「襲われて」が良かったかな。)

  • 珠玉の小説7篇を読むことができて大満足。読みごたえありです。

  • 読みやすくあっという間に読了。印象に残るのはやはり好みの作家さんの本。夏樹さん、乃南さん、連城さんの作品。阿刀田さんのも印象に残ったけど、スナックのママと犯人と思われる女の繋がりがわからずオチもわからない。乃南さんと連城さんの短編にはホロリとする。

  • 久しぶりの赤川次郎、そして宮部みゆきはやはりおもしろい。

  • 何年か振りに赤川次郎に作品を読んだなぁ。しかし、話の途中でだいたい分かってしまったのが残念だったし、不倫カップル多くない?と思った。


    宮部みゆきの「返事はいらない」も良かったなぁ。やっぱり好きだな、宮部みゆきのミステリーって。
    あと乃南アサの「福の神」も何気に好き。ああいう上司いるよなぁと思ったし、最後が良かったな。


    いろんなミステリーがあって面白かった。


    2019.6.23 読了

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