知覧からの手紙 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2010年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784101330914

感想・レビュー・書評

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  • 今年は終戦80年
    さまざまなイベントがありました。
    そんな中、ふと、手に取ったこの本。
    あの戦争の時代を生きた二人の物語。
    純愛ラブストーリという言葉では表せない物語でした。

    智恵子さんと特攻で逝った利夫さんの物語。
    当時の手紙のやり取りや智恵子さんの記憶から語られた、その時代の状況がリアルに伝わってきます。

    利夫さんが何度も交際を申し込んでいるあたりとか、
    結婚・婚約するのに様々な障害があった当時の家族制度とか、
    二人の手紙の内容とか、
    とにかくリアルです。(当たり前ですが)

    一般的なラブストーリであれば、女性がなよっとして、守られるような展開なんでしょうが、このリアルな世界では全くそんなことはない。
    当時の、男性、女性の生き様がそのまま語られています。
    そんな中、智恵子さんはとても強い女性と思いました。

    そして、いよいよ最後ですが、やはり泣けた。
    利夫さんの手紙に書かれている内容は涙なしでは読めません。

    あとがきに書かれていた、生きる時代は選べないということ。
    その中で、語られる智恵子さんの言葉
    「自分の人生を決めるのは自分の心だけ」
    グサッと刺さります。

    今、そうして大切な人を想って逝った人たちに恥じない生き方が出来てるだろうか?

  • 大東亜戦争から太平洋戦争に至る、激動の時代に生きた、ひと組の男女の透明な時間を綴ったドキュメント。

    昭和十六年、中央大学の学生であった穴沢利夫と女学生であった孫田知恵子は、図書室の整理係のアルバイトで出逢った。
    文学に傾倒していたふたりは、万葉集を互いに諳んじ、三好達治などの詩を愛した。

    まだ戦争が激化していなかった当時、二人は有楽町でマカロニグラタンを食したりしている。

    昭和十八年、穴沢利夫は陸軍航空隊に志願する。
    そして、戦争の時代は、淡い恋仲にあった二人の運命を変えてゆくことになる。

    利夫「知恵子よ。強く、そして明るく生きよ」
    知恵子「私は信じます。お別れではなくして、より一如体としての新出発と」
    ふたりの往復書簡は幾度も繰り返される。

    <これが最後になるかもしれない>

    というふたりの手紙のやりとりからは、言葉のひとつひとつに研ぎすまされた精神の輝きと、行間に込められた百万もの思いが感じられる。

    激化する戦争、手紙、知恵子のもとへ駆けつける利夫、利夫を追う知恵子。
    生きることの意味と、人を愛することの意味を問い続けたふたりの濃密な時間が、時を越えて我々に感動を与えてくれる。

    恋愛小説で泣きたいという方には、特にオススメしたい。

    現実は小説を越えるということを教えてくれた至極の一冊でした。

  • 泣くつもりなんかなかったのに、気づけば涙が止まりませんでした。

    わが国が平和国家に生まれ変わってから、約80年。
    戦争を知らない世代の我々は、戦争の悲惨さについて直接体験することはできず、本で読んだり話を聞いたりして、自分なりに慮るしかありません。
    戦争とは何かということについて考えるヒントとなる1冊です。

  • 命令1つで若者の未来を抹消する特攻という異常な計画の惨さ、行く人・残される人の思いや苦悩が手紙と日記を軸にまとめられた一冊だった。重いテーマにも関わらず、淡々と純粋なラブストーリーに仕上がっている。

    ・「あなたのマフラーになりたい」という言葉でした智恵子さんのプロポーズと、利夫さんが最後の時も智恵子さんのマフラーを巻いているエピソードはキュンとした。

    ・家族にも婚約者にも、特攻隊であることをなかなかいえない特攻兵の苦悩を知った。天候が悪ければ出撃は中止されるので「雨が降ったら帰って来るよ」 と言って家を出た人もいるというエピソードは心が痛む。

    ・「穴沢は現実の世界には、もう存在しない」(p204)という知覧からの手紙を見たあたりでは、涙が止まらない。

    ・最後に1番心に刺さった智恵子さんの言葉を2つ置いておきます。芯のある強くて素敵な女性だった事が伺える。

    ①利夫さん両親に結婚を反対されていると知った時
    『真正面から喜んで私はこの試練にぶつかってゆこうと思います。必ず必ず道は拓けます。』(p116)
    たくましくて惚れそう。

    ②利夫さんが特攻で無くなって、10年経ちやっと心の整理が着いて別の人と結婚したとき。
    『よく現実から逃げたくて、あっちの道を行っていたら、あの人を選んでいたらと言う人がいるけど、それは違う。もし、そういう人が過去に戻って他の道を進んだら、確かに自分の身に起きることや相手に影響されることが違ってくるでしょう。でも、結局、前と同じような苦労や幸せを感じるはずです。』(p230)

    心の底から読んでよかったし、読むべき本だと思う。

  • この時代に生きた青年と若い女性の悲しいお話。青年は何回も断られながらもこのお話に出てくるちえこさんに交際を申し込み続け、やっと婚約までこぎつけたが、その青年は特攻隊に選ばれてしまう。
    この青年、穴澤利夫さんの最後の手紙
    智恵子、会いたい、無性に、、を読んで号泣した。
    当時の日本軍が考え出した特攻隊という、若者の命を軽視する作戦に腹が立つ。悲しくなる。
    生きたくても生きることを許されず、恋人を遺して敵に体当たりして行った若者達に恥じぬように生きたいと思った。

  • きけわだつみの声的なものかと思ったが、一組のカップルのお話だった。

    まあノンフィクションとはいえいろいろ脚色も入ってるだろうし、そんな昔のこと覚えてねーだろうよと思いながら読み進みていったが、最後というか最期?のところは泣けた。

    個人的に生き残った兵士が謝るところあたりが一番泣けた。

    鹿児島行ったとき、帰りの便の都合で知覧いけなかったんだが、今度はぜひとも行ってみたい。

  • 死の間際に送った手紙には、いろんな心情が込められていて
    より強い覚悟と哀しさが窺える!

  • すごく綺麗で素敵な作品であった。

  • 「最近は、戦争が美談とされることもあるし、特攻隊を勇ましいと
    憧れを持つ人もいる。でも、私たちは戦争がいかに悲惨なものか
    を知っています。間違った事実がつたわないように、今、話して
    おかないと、と思ったのです。あの時代を生きて、身をもって
    体験したことを語る人は、毎年少なくなっている。長く生かされ
    ていることに、何らかの使命が課せられているとしたら、それ
    は語り部の役割かもしれませんね」

    愛し、結婚を約束した人は特攻隊員として散った。穴沢利夫
    少尉。女性物のマフラーを巻いて、敵艦に突っ込んで行った
    特攻隊員。

    その婚約者であった伊達智恵子さんの聞き書きをまとめた
    ものが本書だ。

    言葉が、ない。

    夫を、恋人を、兄を、弟を、父を。愛しい人が戦争で散った時代
    があった。戦後生まれで、物が溢れる時代に育ち、価値観も
    異なった時代を生きて来た私ににとって、本書は初々しく、
    切ないラブ・ストーリーであり、戦場でなくとも死が日常のすぐ
    隣にあった時代の物語である。

    だからといって、遠い昔の話ではない。そうして、忘れていい
    話でもない。

    淡々と語られる、二人の出会いから穴沢少尉の死、そして
    智恵子さんの戦後。それは安易に「感動した」とは言えぬ、
    静かな力を持った生の証だった。

    「智恵子 会いたい、話したい、無性に。」

    穴沢少尉の遺書に書かれたこの一行が、すべてを語っている
    のではないか。

    「死んで来い」と、若者を送り出す過ちは繰り返してはいけい。

  • 映画やテレビ、本を読んでも、当時の状況をなかなか理解できないでいたけれど、「自分から志願して国を護ることは、家族や恋人を守ることと等しかった」とあり、少しだけ腑に落ちた。。
    切なすぎて、悲しすぎて、でも深い深いところで結ばれている2人には別れは新天地で一体となること…あの世で再会できていることを祈ります。

    現代の私たちには大切なことが沢山書かれている1冊。

  • 婚約者、伊達千恵子さんのマフラーを首に巻き、「還らざる任務」についた穴沢利夫少尉(享年23)の短い人生を、84歳の千恵子さんが「語り部」として話されています。(2007年7月発行)

  • (2015.08.31読了)(2011.01.10購入)
    題名からすると、特攻隊員たちが「知覧」から出した最後の手紙を集めたものか、特攻隊員たちの生い立ちをたどったものか、特攻隊員たちからの手紙を受け取った家族などを取材したものか、いずれにしても、複数の特攻隊員を扱った本だと思ったのですが、違いました。たった一組の男女を扱ったものでした。
    単行本は、2007年7月に刊行されています。取材は、2006年1月に開始されていますので、戦後61年目に書かれたものということになります。
    取材を受けてくれたのは、84歳の伊達(旧姓:孫田)智恵子さんです。特攻で亡くなった男性は、穴沢利夫さん(享年23)です。
    このような取材は、そろそろ、終わりに近づいていますね。当時20歳の方は、あと十年で100歳ですから。

    伊達智恵子さんと穴沢利夫さんが出会ったのは、昭和十六年(1941年)七月二十一日のことです。智恵子さん十七歳、利夫さん十九歳のときです。(14頁)
    図書館司書の資格を取るための実習先の図書館でとのことです。利夫さんはその図書館でアルバイトをしていました。利夫さんの実家は、福島です。
    実習から半年後の一月に、利夫さんから呼び出され、会ったら、「僕と付き合ってくれませんか」といわれました。「お友達としてなら……」と答えたような気がするのですが。
    智恵子さんは、なぜ自分が選ばれたのかわからない。利夫さんに対する特別な感情もなかった。
    智恵子さんは、十七年二月に、司書の資格を取得し、三月から、日本貿易振興協会貿易研究所に勤め始めました。前年十二月に大東亜戦争がすでに始まっています。国家に役立つ奉仕活動もしたいと思い、「藻塩会」に入りました。
    利夫さんとは、手紙のやりとりをしたり、時折あったりしていました。自立していきたいと思っていた智恵子さんは、利夫さんからの求婚の申し出に対して、断りの返事を書くのですが、利夫さんあきらめませんでした。
    十八年七月からは、文部省国民精神文化研究所で働きはじめました。今の東京都庭園美術館のすぐ傍にありました。
    十月一日、利夫さんは陸軍航空隊に志願し、入隊しました。
    昭和二十年四月十二日、利夫さんは知覧から五度目の出撃で帰らぬ人となりました。
    利夫さんも智恵子さんも結婚を望んだようですが、周囲に反対する人がいたので、結婚することはできませんでした。
    利夫さんは、兵隊になりたいわけでもなく、特攻に行きたいわけでもなかったのですが、時代が求めるので、召集令状が来る前に、志願し、飛行訓練を重ね、特別攻撃隊に参加しました。
    智恵子さんは、戦後十年経ってから十五歳年上の人と結婚しました。

    【目次】
    まえがき
    第一章 出会い―図書館から戦場へ
    第二章 覚悟―マフラーになりたい
    第三章 婚約―たった一晩の子守唄
    第四章 特攻―あなたを辿る旅
    文庫版あとがき
    解説  戸部良一

    ●昭和十八年十月(67頁)
    このころ、街からはすでに、青年になった男性の姿は消えていました。そのため、いたるところに女性が駆り出され、駅の改札も女性の駅員が立っています。空襲も始まっていました。
    ●昭和十九年(69頁)
    年が明けて十九年になると、野菜の切れ端が入ったような雑炊しか食べられなくなりました。そんな食糧事情では、もうお正月らしいお正月もできません。
    ●覚悟(82頁)
    激しい空襲の戦塵が身近に立ちこめる生活にあって、私たちがなお、たゆまず大きな歴史の流れに生き抜く信念を以てするならば、すべての苦難はやがて限りない希望の力となって私たちのいのちをゆり動かすことと信じます。
    日本人ならでは戦い得ぬ戦いに数ならぬ身を捧げることの出来るのを、何よりも恵まれたことと嬉しく思います。
    ●昭和十九年十二月(100頁)
    彼が手紙を書いた七日には遠州灘沖で地震が発生していたのです。三重県や愛知県、静岡県で千人以上の死者を出した大地震だったと知ったのは後になってからで、当時の軍事一色の報道では詳細な被害状況を知ることができませんでした。
    ●疎開(125頁)
    国が疎開を勧めていましたので、荷物を運ぶための貨車の運賃は免除されていたのです。
    ●性に狂う(147頁)
    私が読む小説の世界では、男女の痴情が引き起こす計り知れない恐ろしさが描かれていました。体を合わせた途端に、みんな狂う。性に執着するようになる。
    ●自分の人生(231頁)
    前を見て暮らす人、後を振り返り振り返り過ごす人、どの道を行っても心持ちは同じ。自分の人生を決めるのは、自分の心だけだとわかりました。生き方を選ぶ権利は、どこからか与えられたもののようで、実は自分自身にある。

    ☆関連図書(既読)
    「特攻基地知覧」高木俊朗著、角川文庫、1973.07.30
    「今日われ生きてあり」神坂次郎著、新潮文庫、1993.07.25
    「特攻隊員の命の声が聞こえる」神坂次郎著、PHP文庫、2001.08.15
    「指揮官たちの特攻」城山三郎著、新潮社、2001.08.05
    「昭和の遺書① 父へ、母へ、最後の手紙」辺見じゅん編、角川文庫、1995.04.25
    「昭和の遺書② 妻よ、子どもたちよ、最後の祈り」辺見じゅん編、角川文庫、1995.04.25
    「昭和の遺書③ 妹へ、弟へ、最後の詩」辺見じゅん編、角川文庫、1995.06.25
    (「BOOK」データベースより)amazon
    智恵子会いたい、話したい、無性に―。鹿児島県知覧にあった特攻隊の出撃基地。法曹の世界に進む希望を持ちながら、陸軍航空兵を志願した穴沢利夫少尉もそこから空に散った。知覧より婚約者・智恵子に宛てた手紙には、深い愛情と、そして無念の感情がほとばしっていた。戦後六十年以上を経て、婚約者が語り尽くした想い。一つの愛の形とあの時代の現実を追ったノンフィクション。

  • P228
    特攻隊員とその婚約者の純粋な愛を描いた実話。

  • 「兵隊になんてなりたくない」でも、国家にとって航空兵が一番必要だから…と志願して陸軍航空隊に入隊した穴沢利夫少尉。その婚約者だった伊達智恵子さんが、利夫さんとの思い出を語る形でのお話です。特攻隊員や志願兵についてはいろいろと言われることも多い現代ですが、昔の人たちが当たり前に思っていたことは、今では考えられないようなことでした。辛い思い出を辿らなければならなかったでしょうに、話し伝えてくれた智恵子さんに頭が下がります。

  • これもまた第二次世界大戦中のノンフィクションなのですが、婚約者のマフラーを巻いて出撃した特攻隊員とその婚約者のお話です。

    著者の綿密な取材によって描かれた、当時の人々息遣いまで伝わってくるような作品です。

    今よりも生きることを楽しんでいた人たちが、それを諦めるまでに至った葛藤や、その後の静かな覚悟。

    「自分のことは忘れて幸せになりなさい」と言った人の気持ち、言われた人のその後の人生について、現代にどれくらい伝わっているのかなと考えさせられました。私は知っているつもりで、何も知らなかったんだと思います。

    大切な人への想いと痛みとともに生きていく、主人公智恵子さんの強さを感じることが出来ました。

  • 今を生きる自分たちが毎日を大切にしないとならないと思った。

  • 純朴なラブストーリーとして心に残った。
    筆者の丁寧な取材ぶりが感じられる。
    あと、何度か出てくる「司書の資格を持っていたので仕事に困ることがなかった」に隔世の感が。

  • どのようにあらがおうと、どんなに巻き込まれずに居ようとも、それが許されなかった時代(とき)。
    恋人と並んで外も歩けず、甘い会話も交わせず、特攻は機密事項で、全てを内へ内へと閉じ込める。
    自分の気持にさえ蓋をして、目を背け、正に人間としての尊厳をことごとく欠いた特攻という作戦に身を委ねた若者の思いは計り知れない。

    しかし、矛盾しながらも祖国救済を思い、兵に志願した彼らを誇りに感じ、鼓舞する周囲の気持ちもよく解る。そしてそれは前線に身を置いた彼らも同じだったろう。
    戦時中の手紙など、焼けてしまえばそれまでだし、洩れずに運びおおせるかどうかも怪しかったが、手に届くその一通が心を通わせる手段としてどんなに貴重だったろうかと羨ましくさえ感じる。

    国の為、国の為と一部の考えで走った軍国主義も、反動でこの国は良くない、駄目だと否定する考えも、まして政治、情勢に全く無関心の現代も私は良くないと思う。
    この本を読むと、私も若者ながら、当時の若者の所作や言動はよっぽど大人らしい大人だなぁと言わざるを得ない。
    物質的に豊かになり、寿命も通信手段も増える一方で、その本来の貴重な価値が薄れ、精神的豊かさや自己という存在までもが乏しくなっている気がするのは私だけだろうか。

  • "なんで戦争なんかしているんだろう"
    国の為、愛する人を護る為…そう教育されて本人も周りも、国民の殆どがそう思っていたのだろうけど、ふとこう思う人も同じだけ居たに違いないだろうと思う。とても悲しい2人の記録。公に異性と歩くのも躊躇われる時代、ずっと気持ちを伝えられなかった智恵子と、彼女を諦めなかった利夫が触れ合い抱きしめ合えた…この後の2人の結末を知ってるからこそ涙が止まらなかった。戦争さえなければ結ばれていたのに。彼との出会いから別れまで、まるで昨日のことのように景色や色さえも覚えている智恵子が切ない。そして、2人ともに俳句や詩を引用して綴る美しい日本語の手紙も素晴らしい。利夫の遺書のお終い"智恵子、会いたい"…悲しくて、何か悔しくてたまらなかった。今年亡くなった智恵子さん、利夫さんに恥ずかしくないよう強く生きた素晴らしい女性。

  • 特攻隊で戦死した穴沢利夫さんと婚約者だった智恵子さんの大きな時代の流れの中で翻弄された出会いから別れまでを水口文乃さんが聞き取った内容をまとめたものです。このお二人の身に起こった事は特別なことではなく、当時の日本ではかなりあったのではないでしょうか。学校で習っただけでは知ることのできない小さな歴史の欠片ですが、本当はこういう事こそ知らなければならないと強く感じました。TVなどで戦争を語るとき"時代が違う"という言い方をよく聞きますが、それと関係なく今の日本人はなにか大事な物を無くしてしまったと感じました。

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