太陽の子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.78
  • (27)
  • (18)
  • (45)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 222
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101331034

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • かなりいい。ふうちゃんみたいなてだのふあになりたいと思った。お父さんが亡くなったのが本当にかなしい。この本に出てくる人は、なんていい人ばかりなんだろう。太陽の子、何度も読もう。すーっごく大好きな本だ。

    2001.9

  • 太平洋戦争の被害にあった沖縄県民の話。
    頭に暮らしているが、沖縄県民だった温かい家族と囲まれて暮らしている。
    壮絶な体験にも負けず、明るく生活する姿は感動を覚える。
    「苦しさを知っている人が優しさを知っている。」という言葉がぴったりの作品。
    この本を昭和54年位の小学3年生が読んでて、ファンになった位だったのは驚いた。
    現代人はいかに本を読んでいないかわかる。

  • 果ての美島

  • 始めて読んだのが20年近く前だったので、内容はほとんど忘れていた。でも、読みながら、読み終わって、ずしーんと胸に響く感じ、そのときの記憶はおぼろげながら残っている。つらいもの、悲しいものを抱えながら、人はそれでも、生きていく。その痛みのぶん、人の痛みもわかることができるようになる。
    内容をほとんど忘れてしまっていた私だけど、始めて読んだときの思いや胸に響いたことは、自分の心の肥やしになっていたと思いたい。強くて優しい人になりたい。
    またいつか読み返したい本。

  • キヨシくんのお姉さんの、コンパスのエピソードは忘れられない。
    ときちゃんの作文も。

  • 最初に読んだのはいつになるだろう。小学生の頃だ。五年生にもなっていなかったかもしれない。家にあった、その頃にはカバーが外れかけていたと思う。意味もわからずに読んだ。ショックを受けた。詳しくは憶えていないが、たぶん冒頭の白い曼珠沙華のくだり(曼珠沙華という花のうつくしさ)や〈肝苦りさ〉という沖縄のことば、そして善良なひとたちの幸せそうな姿に安心していた時に突如もたらされた「結末」……といったところだろう。

    それから読み返し、読み返しするうちにいつしかカバーは完全になくなった。けれど文庫本というのはこういうものだと私は思う。単行本ほどの華やかさといったものは持ち得ないが、何度も何度も読まれ、子どもがわけもわからずに読み、それでもおとなになって憶えていて再度読んで感動する。そして家に置いておき、その子どもがまた読む。そんな繰り返しが、私の「文庫本」に対するイメージなのだ。それはひとえにこの愛すべき灰谷作品から享受されたものなのである。

  • 人の感情の動きや温かさがリアルで素敵すぎる。
    戦争、歴史、学校、人間関係…いろいろなことを考えさせてくれました。
    しばらくしたらまた読み返したいです。

  • 灰谷さんの作品の中で一番好きな話です。ときちゃんが梶山先生に向けて書いた手紙がとても好きで、もう何度読み返したか知れません。

著者プロフィール

灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
1934年10月31日 - 2006年11月23日
兵庫県神戸市生まれの児童文学作家。定時制高校商業科を卒業。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学部卒業後、小学校教師に。そのかたわら、児童詩誌『きりん』の編集に関わる。
短編小説「笑いの影」が問題となり、事件身内の不幸が重なったことを契機に1971年小学校教師を退職、沖縄・アジア各地を放浪。1974年『兎の眼』で児童小説デビュー。その他代表作に『太陽の子』『ろくべえまってろよ』、テレビドラマ化された『天の瞳』などがある。

太陽の子 (新潮文庫)のその他の作品

太陽の子 (角川文庫) Kindle版 太陽の子 (角川文庫) 灰谷健次郎
太陽の子 (角川文庫) 文庫 太陽の子 (角川文庫) 灰谷健次郎

灰谷健次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
三島 由紀夫
灰谷 健次郎
ヘミングウェイ
遠藤 周作
灰谷 健次郎
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする