往きて還らず (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 32
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101331331

作品紹介・あらすじ

「おれが飛び立ったら、この女をお前の妻にしろ」-戦争末期の鹿屋航空基地で著者の父が出会った、三人の特攻隊員と絶世の美女、八重子。出撃命令を待つ彼らの間で交わされた密約が、それぞれの人生を大きく変えていく。国を守るために命を捨てた男たちと彼らの想いに殉じた女の運命を描く哀切きわまる恋愛譚。父が語った思い出を妖艶な物語に昇華させた鬼六文学の最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 2016 8 17

  • 特攻隊員たちと彼らの妻となった美しい女の話。団鬼六初挑戦だったのですが、お、おもしろい…!表題作もさることながら「夢のまた夢」がフジ子は八重子の身代わりとかなんかそんな風に感じたのでした。

  • 特攻隊の物語も団鬼六が書けばこんなにも違った物語りになるのかと驚いた。特攻隊という行為そのものをユーモアーに紛れ込ませて痛ぜつに批判している。爆弾を積んで自爆するというまったく馬鹿げた行為を美化する物語が多い中で貴重な本だ。

  • 追悼。

    父親との思い出の描写がすごく生き生きしていて好き。面白かった。

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