国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 210
  • Amazon.co.jp ・本 (550ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101331713

感想・レビュー・書評

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  • 読んでおいて損はない

  • 事の真偽はさておき、一個人の暴露本として引き込まれるものがあった。

  • 知らない世界なので、描写が面白い。

    拘置所の食事が、官費と自費(5百?円)とあるが、自費のご飯が油を混ぜたみたいでまずくて、
    官費の麦米もなれると味があるとか。

    張り込みの記者数人に声をかけてスタバに誘う。プライベートなら話すよ、といいながら
    テープやビデオを隠し持っているのを計算している。
    「社に持ちかえらなければならない立場なのだろう」とさじ加減し、
    のちに、自分をガードする記者になるとか、エピソードが面白い。

    ソ連の電話が6本あって、ダイレクトが、仕事用のほかの最後の2個が家族用・愛人用
    というのが笑えた。

    変わったところでは

    「魂は沖縄では6つあるとされている。○○(エスキモー?)では36(?)あるといわれて
    納得した。
    「あなた、魂をひとつ落としているわ。どこか高いところから落ちなかった?」
    確かに落ちている。住所を書く。
    その住所の上に手をかざすと、「確かにある」といわれ「魂をもどす」と言われた。
    何かが飛んできた感覚があり、腰の痛いのが消えた」


    あとがきにあるように
    「すべてうのみにしない」情報との付き合い方を大事にしようと思う本。


    茂木さんの本で、「唯一真理」を求める学者の世界からすると、
    それすら視点を変えて見られた。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。
帰国後、外務省国際情報局で主任分析官として活躍。
2013年、『国家の罠』で毎日出版文化賞を受賞。

「2019年 『世界宗教の条件とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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