ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇 (新潮文庫 お 52-2)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101333328

感想・レビュー・書評

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  • 全国各地の居酒屋を呑み歩くシリーズ第二弾。ハズレをばしばし引きまくる鹿児島編がおかしい。

  • 13/06/09、一箱古本市で購入。

  • グラフィックデザイナーで工科大学の教授でもある著者が
    日本各地で、居酒屋を飲み歩き。
    その土地ならではの肴、酒、店に染み付いた匂い。
    いい本です。
    いますぐ、酒飲みに旅にいきたくなります。

  • 全国居酒屋放浪記の第二弾です。酒を、居酒屋を求めて東へ西へ行く筆者。酒を飲むときはみんなでわいわいもいいですが、こういう本を読んだあとだと、じっくり一人で酒を飲むのもまたいいのかなと思ったしだいです。

    高知、山形、長崎、横浜、徳島、函館、鹿児島、大分、水戸、富山、そして東京下町…。こういうところで筆者は「さあ飲むぞ」気分でいそいそとで出かけていっては。酒を飲んでいくものです。こういう本を読んでいると、かつて自分が東京は錦糸町や歌舞伎町。はたまたゴールデン街で朝まで飲み明かしていたころのことを思い出します。この人の書く居酒屋の話はなんとも味があって、ずいぶん地元に帰ってきてから読んでいたのですが、

    第一弾はさっき紹介したのでそっちを飛んでいただくとして、それはさておき、この本で書かれている高知県の居酒屋のママは「はちきん」と呼ぶのにふさわしいきっぷのいい女性で、出されているかつおのたたきやさわち料理なんかも本当においしそうで、
    『あぁ、こういうところで酒が飲みたいなぁ。』
    なんて思わせます。

    他にも九州のきびなご料理や東京下町の居酒屋なんかがすごく味わいのある筆致で書かれていて、本当にできるかどうかはわかりませんが、これを全制覇するまではまだまだ人生捨てたもんじゃない、それがぼくの生きるモチベーションの新しいひとつになりましたね。

  • 何度でも読み返したくなりました〜!
    ってか、読み返してますし。(笑)

  • 2008/9/17 Amazonにて購入
    2009/2/1〜2/10

    全国放浪記の第2弾。朝からこんな本を読むと酒を飲みたくなってしまう。
    今回は、高知、山形、長崎、横浜、徳島、函館、鹿児島、東京下町、大分、水戸、富山。7年間住んでいた山形では、梅そばやあらきそば、味山海などがでてきて懐かしかった。行ったことがないのは、函館、鹿児島、大分か。解説の川上弘美さんも書いていたが、文体がいいんだよなぁ。今、サンテレビで土曜日19時から放送も再開した。見逃さないようにしなければ

  • 「有意義な人生なんて、くそくらえだ。ある時は頑固に、ある時は憮然として、そしておおかたの時はぼんやりと嬉しく楽しく、私は酒を飲みたい。人生を過ごしたい」あとがき(川上弘美)より

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著者プロフィール

1946 年長野県生まれ。グラフィックデザイナー。居酒屋探訪の第一人者。近著に『75 歳、油揚げがある』(亜紀書房)『日本居酒屋遺産 東日本編』( トゥーヴァージンズ) など。戦後の映画・歌謡曲の造詣も深い。「ぶらり旅 新・居酒屋百選」BS11で放映中。

「2023年 『映画、幸福への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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