- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101333380
作品紹介・あらすじ
居酒屋の達人が厳選した琥珀色に輝く味わい深い随筆&短編。田村隆一 景山民夫 山田風太郎 安岡章太郎 石原慎太郎 山本周五郎 黒澤 和子 山口 瞳 沢木耕太郎 平松洋子 椎名 誠 伊集院静 宮本 輝 小沼 丹 吉行淳之介 開高 健 吉村 昭 小松左京 よしもとばなな 竹鶴政孝 太田和彦
感想・レビュー・書評
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著者それぞれのウィスキーに対する思い入れの違いが面白い。また、記された時代背景を考えて、今との違いを楽しむのもまた悪くない。特にスコッチ好きには恰好の肴だろう。
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太田氏編による、17のエッセイオムニバス。
ビールは人を愉快にさせる健康感。ワインは女を口説きたくなる背徳感。日本酒は泣く人情の酒。焼酎は達観した無常感。ウイスキーはと言えば、哲学的で男同士がふさわしい、情よりも理の酒であると。宿酔(ふつかよい)だと、もはや違いがわからないけれどもね。 -
(86)
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ウィスキーに関する文章(主としてエッセイ)を集めたアンソロジー。開高健や沢木耕太郎のエッセイなど、面白いものが収載されている。
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ウイスキーが好きなら是非。
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唯の呑兵衛をクールなヒーローにしてくれたり、詩人にしてくれたりする、歴代の文人や映画人、文化人の文章はとても素敵だ。
独りよがりのようでその実普遍性を持つ数々のエピソードやストーリーに、今宵もゆったりと抱かれることができる。
酒飲みでよかったと自己満足できるアンソロジー。 -
酒の種類によって会話や雰囲気が変わるが、ウイスキーを飲むと場が落ち着いた、しっとりとした雰囲気になる。そんなウイスキーにまつわる作家たちのエッセイ、小説集。伊集院静の「カウンターの小さな壺」の話が自分の好み。ウイスキーの傍らに置いておきたい一冊。
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☆☆☆★
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旨い酒が飲みたくなる。作家って酒呑みでないとなれないのか?酒呑みが作家になるのか?男同士が話をするならウイスキー!男同士のキャンプは焚火とウイスキー!いつかは実行したいもんだ。
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ウィスキーがらみを集めたアンソロジー。美味しく読ませてもらった。既読のがいくつかあったのはこちらの事情。最近日本酒に傾いてきているけど、そもそもウィスキー派。ちょっと立ち位置確認。
著者プロフィール
太田和彦の作品





