霧町ロマンティカ (新潮文庫)

著者 : 唯川恵
  • 新潮社 (2015年7月29日発売)
3.81
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  • 本棚登録 :111
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101334370

作品紹介・あらすじ

霧の町、軽井沢。航空会社をリストラされた岳夫は、父親が遺した古い別荘で一人暮らすため、東京から越してきた。自由と不安の間に揺れる彼の新生活は、次々と立ち現れる女たちに翻弄される。誘いをかけてくる人妻、知的な女性獣医、ワケありらしい小料理屋の女将と、その十九歳の娘――。したたかで魅力的な女たちと運命に漂う男の恋愛ラプソディ。『途方もなく霧は流れる』改題。

霧町ロマンティカ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ミステリーや心がほんわかする小説は大好き。
    そして、そして、恋愛小説も大好き!
    そんなわけで唯川さんも大好き!
    といいつつも、まだ唯川さんの本は11冊読んだだけですが…
    読み始めてすぐ、今回はいつもの唯川さんの恋愛小説とちょっと違う?と。
    この本の主人公は男性。
    唯川さんの小説で男性が主人公になることは珍しいことらしいのだが…
    読後に解説を読んでみてその謎が解けた~(笑)
    これが男性読者が多い「週刊新潮」に連載されていたからだとか。
    なるほど…

    梶木岳夫は49歳で航空会社をリストラされる。
    既に妻子とは別れていた岳夫は、仕事、そして恋人も失う。
    東京を引き払い、父が残した軽井沢の別荘で新しいスタートを切る。
    現実の厳しさをひしひしと感じつつも、新たな女性との出会いがあり、愛犬となるロクとの出会いと別れがあり…
    ラストはちょっと胸が痛かった…

    • 杜のうさこさん
      azu-azumyさん、こんばんは~♪

      わあ、私も同じです!
      ミステリーや心がほんわかする小説大好き♪
      唯川さんも大好き♪

      そして恋愛小説も大好きだったはずなのに~。
      最近は乙女心のトキメキをどこかに置いてきてしまって(笑)
      そんなことではだめですね~。

      azu-azumyさんの本棚で、唯川さん熱が再燃しつつあります。
      2015/12/15
    • azu-azumyさん
      杜のうさこさん、こんにちは~♪

      コメントありがとうございます!
      杜のうさこさんもミステリー、ほんわか小説、そして唯川さんが大好き~とのことで
      とってもうれしくなりました!

      私は若いころからず~っと恋愛小説が大好き、
      有川浩さんのラブコメなんかも大好きで~
      未だに胸をキュンキュンいわせてますが…
      それもいかがなものかと思いつつ、最近では開き直ってまーす(笑)
      2015/12/17
  • 唯川作品にしては珍しい男性目線でのお話。
    軽井沢にやってくるまでの複雑な事情、生い立ち。不思議なめぐり合わせに愛犬との出会い、別れ。
    決して盛り上がりのあるストーリーではなかったけれど、ゆり子や恵理親子、第一印象最悪だった岡野、終盤で新事実を解明するきっかけになる國田…
    脇役のキャラクターの人間味が味があって、とてもよかった。

    しいていうならば、実際の移住はこんなにうまくいかないよなぁ〜
    都会から田舎に移住するのが流行っているようだけれど、実際は田舎の生活にカルチャーショックを受けて、リタイアする人も多い…ましてやこんなによそ者を受け入れるだろうか…などと、田舎に住む身としてはちょっと都合が良すぎるな、なんて思いました笑。
    もちろん創作なので全然いいと思いますけど…ね!

  • また読みたい。
    10年後とかに読みたい。

  • 愛犬がなくなったのが昨年末。ロクの最期を読みながら愛犬の思い出と重ねていました。
    ストーリー自体は単調でしたね。

  • 5年後10年後にもう一度読むと感想が変わるような気がします。また時間をおいて、読みたいです。

  • 唯川作品で珍しく男性が主人公。全体的にまったりした話。
    50歳という人生の半分に差し掛かった岳夫が人生を見つめ直すきっかけになったのは、周囲の人々の生き方に触れたかったからだろう。
    中年男性から見た女の強さも感じられた。

  • 全盛期じゃないけど余生でもない。やっぱり前に進んでいくことが心地よいお話。

  • おこがましいので感想いつも書かないのだが、倒れた犬との話は2015年5月15日に20年生きた愛猫の晩年とほとんど一緒であったため、なにか特別な一冊となり今この時に読んだ事を運命に感じる

  • さらっと気持ちをくすぐり、心地よい唯川恵作品でも、男性が主人公の作品は珍しいかも?
    なんて思って手にとってみました。

    50歳の節目を迎える男性が、人生仕切り直し!の時に、とても寒い場所で、暖かな人達と出会う。
    こんなセカンドライフ良いなって最後は思っちゃうんですよね。

    少しファンタジックな要素もあるホロホロストーリー。

  • 唯川さんもずいぶん作風が変わってきたなぁと思います。
    前は恋愛要素の強い小説を書くイメージでしたが、そういうのは少し薄まってきましたね。あらすじには「恋愛ラプソディ」とありますが、ちょっと違うのではないかと…。
    49歳でリストラに遭い、父親の遺した軽井沢の別荘で一人暮らしをすることにした岳夫。軸はもちろん主人公の岳夫ですが、新しい土地で出会った人々、元妻や娘、亡くなった両親、元同僚などそれぞれの生き方や選択が書かれていて、恋愛どうこうよりも、もっと哲学的な要素が強いと私は思いました。
    きっと、若い頃の唯川さんには書けなかった作品でしょう。面白かった分、今後の作品にも期待が高まりました。

    『ため息の時間』から思ってましたが、私は唯川さんの書く中年男性が好きです(笑)

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