はい、泳げません (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101335513

作品紹介・あらすじ

超がつく水嫌い。小学生の時にプールで溺れて救急車を呼ばれた。大人になっても、海・湖・川などたくさんの水を見るだけで足がすくむ。なのに、なぜか水泳教室に通う羽目に。悩みながら、愚痴りながら、「泳げる」と「泳げない」の間を漂った2年間。混乱に次ぐ混乱、抱腹絶倒の記録。史上初、"泳げない人"が書いた水泳読本。

感想・レビュー・書評

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  • オリンピックや世界水泳を見ていつも思うこと。それは…
    「泳げない私って、変」

    私はカナヅチです。
    「一度溺れたら泳げるようになるよ」と言われますが、私は3度も溺れています。

    この本の著者も泳げない者が泳げるようになるのか?ということで、自ら体験して綴った本です。でも、彼は完全なカナヅチではないのです。浮くんですね。数ページ読んだところで「泳げません」って言わないじゃん!とちょっと腹が立ちました。
    しかし、浮きはするものの、前に進まない、息継ぎができない…という著者が、コーチに厳しく(?)しごかれ、何度も挫折しながら、悩みながらもいつの間にか泳げるようになっていきます。

    「私が水の中を恐れる理由のひとつは、ボコボコという音である。」

    ここを読んだときに。思い切り頷いていました。私の場合、3度もこのボコボコを聞いて溺れています。完全にトラウマになっていますね。

    コーチが言った一言。
    「だって、もともと泳いでいたんだから。胎児の頃、お母さんの羊水の中で」
    そうです。やっぱり浮かない、泳げない私は変なんです。

  • これは、小説ではなく、記録・・・?
    読んだら泳げるようになるかというと、そんなことはないです、たぶん。でも共感できるところはあったかな。

  • 日経BPオンラインの書評より。自分を見つめる視線が的確&珍妙、水の中の描写もフンフンと思わせる。あと、ちょっと、こんなコーチに教わってみたい。

  • 「出来ること」と、
    それを人に「教えられること」の能力は別もので、
    たぶん「出来なかった頃のこと」を認知していると、
    寄り添えるから教えやすいんだろうなあ。

    桂コーチの教え方と、
    教えに向き合う過程が興味深い。
    いいコーチに出会ったね、高橋さん、と思う。

    私は物心ついたときから水が好きで
    泳げる側の人だったので、
    泳げない人の気持ちについて
    考えたことがなかったなあというのを思い知った。
    それにしても高橋さんは思い悩みすぎでは、と
    感じなくもないが、なるほど泳げないというのにも
    パターンがあるのだなと思った。

    これを読むと泳げるようになる指南書!
    というではないが、
    苦手なことに向き合う姿勢と受け取る姿勢から
    学ぶことは大いにある。

  • おもしろかったけどそんな悩むなら泳がなければいいのにって思ってしまう。
    腰悪かったりするとプールいいみたいだし年取ったら泳ぎたくなるものなのかな。

  • 全くモテなかった著者が試行錯誤と血のにじむような努力の末セックスしまくれるようになった、みたいなルポだったら星5だった

  • レビュー省略

  • 泳げる人も泳げない人もスイスイ読める一冊。

    長編作品に疲れた方
    そんな本読んだことない方
    にもオススメ

    水が怖い作者が泳ごうとし
    七転八倒しますが
    高所恐怖症の私もうなずける
    ダメなものに対する恐怖。

    それを超えいくことも
    超えれないことも
    それではそれでいいと思いますが、
    作者はそれに挑んでいきます。

    読んだ後にプールに行きたくなった私でした。

  • 自身の動きやコーチの指示をよく表現できるな。これだけ自分を理解できるなら、すぐに感覚をつかめそうなものだけど。コーチの指導は日々工夫されてて受講生が増えそう。

    笑えるかというと…私のツボではなかったかな。

  • スイミングのヒントが満載の本。金槌の著者が泳げるようになるまでの話だが、きれいに楽に泳ぐヒントが多くためにもなる。

    手元に置いて再読したい。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒。テレビ番組制作会社勤務を経て、作家に。開成高校野球部の奮闘を描いた近著『弱くても勝てます』がベストセラーに。
『ご先祖様はどちら様』で小林秀雄賞受賞。

「2015年 『損したくないニッポン人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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