はい、泳げません (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101335513

感想・レビュー・書評

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  • これでも一応、3歳から小学校卒業までの10年間弱スイミングスクールに通っていた僕は、「泳げない」という感覚が全く分からない側として読みました。

    はっきり言って、泳ぐときにこんなに何かを考えちゃいません。何をこんなに考えを巡らしているんだろう、なんてことを読みつつ何度も思いました。

    だからこその発見があったり、新鮮味があったり。何よりもやっぱり高橋秀実さんの文章・考え方が大好物です。

    久しぶりに市民プールに行きたいな、と。

  • ベストキッドの水泳版って感じでおもしろかった。生徒はおじさんだけど。こんな真摯な師匠に習えるのがうらやましい。

  • 私ちょうどこの秋から
    「泳げるようになる計画」を立ててたから、
    あまりにジャストタイミングで完璧にタイトル買い!
    帯には
    「超ド級のカナヅチが、水泳教室で大苦戦。
    今年の夏の一大決心。
    抱腹絶倒!!大人のチャレンジ記録」
    と書いてありました(笑)

    あまりにこの著者は極端だけど、
    泳げない私には気持ちが痛い程わかる!!
    ・・・ここまで泳げないくないけど(;^_^A

    こんなに「泳げない人目線」で水泳を語るなんてない!!
    How to本として、これは新しいんじゃ??

  • 単に泳ぐことで、これだけいろいろないいわけを考え、あまつさえ本にしてしまう人を初めて知った。無料配布の雑誌R25で、痛快なエッセイを書く筆者なればこそ…とは思うのだが。いずれにせよ、泳げる自分には書けない本だなぁと思う。逆に、新しいことを知ったり、技術を身につけることは、常に新しい発見に満ちているのだとも思う。

  • めちゃくちゃ面白かった。<br />自分も全然泳げないが、水が怖い人はここまで水を恐れるのか、と勉強になった。<br />泳ぎたくないために、1つ教わることに10以上の考えをごちゃごちゃとめぐらす筆者はすごくてひどい。<br />泳ぎを教わっていながら、いちいち哲学的な話にすりかえていく手法は見事で、思索的な筆者の特質があらわれている。<br /><br /><br />☆メモ<br />・競泳と違い、普通の水泳は速さを競うものではなく、美しさを競うものらしい。<br />・人間は水棲のサル♀から進化したという説がある。それによれば、常時身重か子育てを強いられ荷重に耐えかねたメスザルが海に入り、海中では体毛が必要ないために毛が減ったとしているらしい。けどそれならラッコの体毛の説明がつかないよなー。<br />・泳ぐ時は通常の歩行と違い、頭の方向へ進む。つまり昇っていくわけで、死と近い、というへりくつ。<br />・「日常的に使う『わかりました』という表現は『理解した』ということではなく、『もう勘弁してください』という意味なのです。」言いえて妙。<br />・水恐怖症の人々には、水中から見る水面の鏡面のような美が畏怖の対象らしい。

  • 抱腹絶倒です(≧∇≦)

  • 爆笑です。

  • 日経BPオンラインの書評より。自分を見つめる視線が的確&珍妙、水の中の描写もフンフンと思わせる。あと、ちょっと、こんなコーチに教わってみたい。

  • 「出来ること」と、
    それを人に「教えられること」の能力は別もので、
    たぶん「出来なかった頃のこと」を認知していると、
    寄り添えるから教えやすいんだろうなあ。

    桂コーチの教え方と、
    教えに向き合う過程が興味深い。
    いいコーチに出会ったね、高橋さん、と思う。

    私は物心ついたときから水が好きで
    泳げる側の人だったので、
    泳げない人の気持ちについて
    考えたことがなかったなあというのを思い知った。
    それにしても高橋さんは思い悩みすぎでは、と
    感じなくもないが、なるほど泳げないというのにも
    パターンがあるのだなと思った。

    これを読むと泳げるようになる指南書!
    というではないが、
    苦手なことに向き合う姿勢と受け取る姿勢から
    学ぶことは大いにある。

  • レビュー省略

著者プロフィール

ノンフィクション作家。1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒。テレビ番組制作会社勤務を経て、作家に。開成高校野球部の奮闘を描いた近著『弱くても勝てます』がベストセラーに。
『ご先祖様はどちら様』で小林秀雄賞受賞。

「2015年 『損したくないニッポン人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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