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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784101335919
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
音楽と人間の深い結びつきを描いた自叙伝は、指揮者としての成長と情熱が鮮やかに表現されています。著者は、音楽の力を信じ、夢を追い続ける姿勢を示しながら、東日本大震災後の苦悩や葛藤についても触れています。...
感想・レビュー・書評
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小澤征爾、レナード・バーンスタインに可愛がられた佐渡裕
東日本大震災が起きた後、さださんと佐渡さんが「音楽に何ができるか」と苦悶された話を聞いたことがある。
何かを切り捨てて夢に向かわなければ夢は実現しない!
佐渡裕さんのマーラー愛が半端ない。
佐渡さんが指揮した「運命」を聴いて魂が震えるほど感動したことを思い出す。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
指揮者・佐渡裕氏の自叙伝。
子ども時代から指揮者修業の時代まで、とっつきやすく、読みやすい。
知らなかったが、もともと指揮者の専門教育を受けたというわけではなかったのだな。
一般的なコースを歩んできたわけではない彼の中に「光る何か」を見つけ出してくれた人たちがいたというのがすごい。
天職なんだなあ。こういうのが。 -
いい指揮者って人間味にあふれていますよね。
それがよく出ている本です。
一度佐渡さんの指揮で弾いてみたいなあ。 -
一気に読めました。掛け値なしに面白い。
嫌な思いもたくさんしてきただろうに、個人を貶める言葉がない。自分の力を信じて、まっすぐに道に向かい、道が拓けた人の半世紀です。
同時代を生きるものとしては、嫉妬してしまう。著者の名前を初めて聞いたのは1998年頃だったろう。今や有名人になった彼のこれからにも注目します。直接、演奏会を見聞きしたくなりました。 -
自伝的なものは、好みではありました。
そして、ちょうど最近、ピアノの調律をテーマにした本を読み終えたばかりでしたので、こちらを手に取りました。
基本、僕は一ページも開かずに購入するタイプなので、佐渡裕さんのイメージとしては、何か昔コーヒーのコマーシャルに熱い汗を撒き散らしながら指揮棒をふっていた人かなといった印象でした。
さて、内容はその通り、音楽に対しても、人に対しても、人生に対しても、真摯で熱い熱い方でした。
35歳の時に書いたという説明がありましたが、
まるでもっと30年も先を生きてから書いたかのように
とても濃い人生を感じられ、なんだか影響をイヤでも受けてしまいました。
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2020年11月5日
子ども時代がすごい。
本物に触れるって大事だね。
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佐渡裕さんは「題名のない音楽会」で拝見し、指揮者とは思えない(よい意味で!)人間味あふれる熱いキャラで、何かいいな〜と感じていた。
でこの本を読んでみると、やっぱり面白い。
すぐれた音楽家は文章もうまいって本当だな。テンポがいい。言葉をムダに飾らないし(脱線は多いが^ ^;)、本質をつかむのがすごくうまいのだ。
佐渡さんの音楽への愛、生きることをとことん楽しむ姿勢が、どのページにもあふれていて清々しい。
欲をいえば、師匠のバーンスタインや小沢征爾さんから得たこと、教わったことをもっと知りたかったなあ。
ちなみに、バーンスタインの言葉が関西弁になっているが、まったく違和感おぼえず。ってすごい(笑)
音楽のようにもっと美しく、心を舞い上がらせてくれるような本をいっぱい読まなくては、と思わせてくれた一冊。
読後感がとても良くて、力をもらえた。
佐渡さんのコンサート、絶対に行かなくては!同時代に生きているからこそ! -
小澤征爾の「ボクの音楽武者修行」を読んだので、小澤征爾の直接の弟子とは言わないが、同じく世界で活躍する指揮者、佐渡裕氏のエッセイを購入。こちらも劣らず面白かった。小澤征爾はどちらかというと静かながらも内なる火を灯しているというイメージがある一方で、佐渡氏の方はとにかくアグレッシブ。京都人という性格も由来しているのかもしれないが。恥ずかしながら、この本を読むまで佐渡氏が指揮した曲は聞いたことがなかった。バーンスタインが決めたデビュー曲のベートーヴェン交響曲第7番とベルリン・フィルで指揮したショスタコーヴィチの交響曲第5番を聴いたが、非常に良かった。交響曲第7番の第4楽章のラストの盛り上がりは個人的には、カラヤン、バーンスタイン(orクライバー)の次に好きかもしれない。本の内容から脱線しましたが、良い本には間違いないです。指揮者がどんな役割をなしているのかもわかりやすく書かれていました。
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201308読了
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音楽界の超シンデレラ・ストーリー。なにしろ、佐渡裕は京都市立芸術大学音楽学部のフルート専攻。指揮については、まったくの我流でコネもない。それが、いきなりタングルウッド音楽祭のフェローシップを得たばかりか、それ以降も小澤征爾とバーンスタインに引き立てられるのだから。もちろん、これには佐渡がたぐい稀なる資質を持っていたことと、中途半端に日本の音楽界の型にはまらなかったことが大いに寄与しているのだが。彼は、とうとう小学生の頃に作文に書いた「ベルリン・フィルを振る」のも実現させてしまった。今や「世界のサド」だ。
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元気と勇気をもらった!夢に向かって頑張り続ければ絶対叶う。と思ってしまった。勢いがあって、面白かった。
ただ、これは、のだめカンタービレの千秋先輩ですね。モデルが佐渡さんだったとは... -
尻上がりに盛り上がっていく「ボレロ」のように楽しめた。ポジティブな思考に、時折弱さなんかを垣間見せながら、マエストロになっていく佐渡裕の自伝。読後感が気持ちいい。
そもそも指揮者の評価って何で判断されるの、という疑問から手に取った本。吉田秀和「世界の指揮者」から攻めようと思ったけど、そちらは敷居が高いし、とっつきやすいのでこちらから読んだ。バーンスタインなどが関西弁を話す〝編曲〟も見事。
指揮者というのは、「音楽を心と体で奏で、『テレパシー』というか〝気〟のようなものを発していくこと」が大事だそうである。ここらへんまではわかっていたような、わかっていなかったような、でもこの本を読んで、おおまかなアウトラインみたいなものができあがったような気がする。
文中で気に入った台詞を、文庫の解説者がもう一度触れていた。ベタだけど引用する。バーンスタインの初期の佐渡への評価である。
「オレはジャガイモを見つけた。まだ泥がいっぱいついていて、すごく丁寧に泥を落とさなければならない。でも、泥を落としたときには、みんなの大事な食べ物になる」 -
日本を代表する指揮者である佐渡裕さんの、プロの指揮者として歩み始めるまでを描いた自伝。バーンスタインとの師弟関係や国際コンクールなどを中心に描かれているが、随所に「みんな音楽を愛そうよ」という佐渡さんの優しい想いが込められている。
また、ここまで一途に純粋に音楽を愛してる佐渡さんだからこそ、指揮者になるという夢を叶えられたんだと思うと胸が熱くなる。やっぱり何事も「好きだ!」っていう想いは一番の原動力なんだなぁ。
あー、オケでも吹奏楽でもいいからコンサート聴きに行きたい! -
まことに愉快な一冊。
佐渡裕さんといへば、指揮台でやたら動き回るデカイ人、といふ印象であります。本書を読めばその心もデカイ人だなと感じます。
1995年、34歳当時に書いたもので、若さゆゑの勢ひも迸るのであります。
内容はタイトル通り。内村鑑三ですね。
幼時から音楽で自分を表現する能力があつたといふ。潜在的なものもあつたのでせうが、どうやら家庭環境も大きな原因であるやうです。素晴らしいご両親であります。
そして小澤征爾・バーンスタイン両氏との出会ひ。さらに、強力な「指導霊」まで憑いてゐるとか。「主護霊」は一生変らないが、「指導霊」は本人の生活態度次第で交代するらしい。
それはそれとして、やはりバーンスタインのもとで学んだ時期が一番充実してゐたやうです。この巨匠に関西弁を話させるとは誰が予想したでありませうか。
文章もまことに上手く、最後まで面白く読めました。読後に元気が出ますよ。
http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11366263940.html -
佐渡さんは、そのはつらつした指揮が大好きで良く聴く指揮者の一人です。指揮台の上で、飛び回り、指揮棒を振り見出し、吹き出る汗が飛び散る。そんな指揮が大好きです。
毎年やってる「サントリー 1万人の第九」でも有名ですね。
そんな彼が「いかにして指揮者になったのか」がとても気になって、手に取りました。まさに僕が知りたいことがタイトルそのままですね(笑
彼は、今の地位を築くまでに、どんな「心」で生きた来たのか。
とっても当然のことなのだけれど、どんな成功者であっても、
「間違いなく成功できる」なんて保障されていて、成功をする人なんていない。
佐渡さんは、あのバーンスタインや小澤征爾から「君は才能がある!」と言われていたほどの才能の持ち主。本人も、その才能の自信はあったみたいです。文体でどこか伝わってくる。でも、それが自分の夢に向かって、それが実を結ぶかといえば、それは別問題であって、そこには不安も恐怖もあったようです。
でも、それよりも「夢に向かっていきたかった」という気持ちは誰よりも強かったのだと感じました。
まえがきにも、あとがきにも「背伸びをして書いた」と書いていらっしゃいます。
でも、その背伸びだって「自信」がないとできないはず。
バーンスタインや小澤征爾に認められていたって、それが保障につながるわけでもない。
やっぱりどれだけ自分が自分のことを信じてあげられるのか、そしてそこにどれだけの情熱を注げるかが、一番大事な「キー」なんだと佐渡さんからの自叙伝から感じたことです。
「誰も信じてくれなくても、自分だけは自分を信じる。」
「夢に向かって生きるこころ、すなわち情熱」
言葉にするとどこか稚拙だけれど、でも、絶対に、何よりも大事なことなんだ。 -
型破りの指揮者、佐渡裕が行く。
通称は「僕いか」らしいです。師匠バーンスタインのことばがなぜか関西弁なのも味があります。「指揮がしたい!」という熱さが周囲を巻き込み渦になっていく。気取って、クールに、ではなくて、熱く、楽しく、自然体で向き合うクラシック。演奏会に行きたくなってきました。 -
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私が聴きに行きたいと思ってるのが、佐渡裕とチョン・ミョンフン。なかなか機会が巡ってきません(佐渡裕は「題名のない音楽会」で我慢?)私が聴きに行きたいと思ってるのが、佐渡裕とチョン・ミョンフン。なかなか機会が巡ってきません(佐渡裕は「題名のない音楽会」で我慢?)2012/09/10 -
2012/09/11
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「生で見てみたいものです」
私は、音の良し悪しを云々出来るような耳を持っていないので、自分の好きな作曲家や音楽の時に聴きに行きたい。と思って...「生で見てみたいものです」
私は、音の良し悪しを云々出来るような耳を持っていないので、自分の好きな作曲家や音楽の時に聴きに行きたい。と思って、、、随分経ちます。2012/09/13
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バーンスタインの指導を受けたなんてうらやましい!
僕は指揮のことはよくわからないけど、そういう偉大な人に教わってみたい。 -
いまや誰もが知っている日本を代表する指揮者=佐渡裕氏による自身のエッセイ。
指揮者になるまでの過程・経緯が、佐渡裕さん独特のユーモアとセンス(笑いと涙)によって綴られている。バーンスタインや小澤征爾との出会い、札幌で開催されたPMF音楽祭でのバーンスタインとのやり取りなどを綴った箇所は、胸にこみあげるものを禁じ得ない。
ブザンソン国際指揮者コンクールでの出来事を綴った部分は、ひょっとして漫画「のだめカンタービレ」の参考にされたのかも?
小澤征爾『ボクの音楽武者修行』新潮文庫 は余りにも有名だが、それとはまた違った意味で、面白く興味深いエッセイだと思いました。 -
オーケストラを聞きたいと思わせる。だかこの本を読んで佐渡さん自身の才能、運の良さをひけらかしている気もする。すこしいらっとくる部分もある。テレビで佐渡さんを見てから読んでよかったと思う。
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