スナイパーズ・アイ: 天命探偵 真田省吾2 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101336725

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。
    前作の事件を経て志乃が探偵事務所の一員となり、予知夢を手掛かりに新たな事件の阻止に挑む物語。

    今回は警察の特殊部隊、SATが関係する話。
    早い段階で犯人と目的がわかったかと思いきや、読み進めていくと次々出てくる新事実にページをめくる手が止まらず気づいたらハマっていた。
    最前線で1番状況がわかりながらも上層部の指示なしでは動けない現場のもどかしさには共感したけれど、警視総監の考えも理解できるし…難しい問題。でも真田の考えには賛同。

    登場人物それぞれのキャラが確立していて面白い。真田がバイク大破して山縣に怒られる流れも通常通り。
    個人的には鳥居さんがかっこよくて好き。最後、娘との再会シーンは感動。探偵事務所のメンバーになってほしいなー。

    今回の事件を通して志乃と探偵事務所メンバーの絆も深まってきたし、次作も楽しみ!

  • 09月-24。3.5点。
    天命探偵、第二弾。
    人の死ぬ夢を見なくなった志乃。探偵事務所の一員となり、元警察官からの依頼を受けることに。元警察官が女の子供を恋人に託し、失踪。。

    スピード感がとてもあり、ラノベっぽい表紙だけど硬派な小説。面白かった。

  • 前作が面白かったので、間をおかずに購入完読。相変わらず省吾はバイクを壊していてちょっと呆れてしまった。今回から志乃も加わり、探偵のブレインが増えたって感じ。志乃が今回自分の足に関してグジグジ悩んでいるのが目に付いた。いつか自分も役に立っていると感じるようになればなと思った。次巻も期待!

  • 前作と違い、今作は長編で読み応えがある。犯人グループは警察の体質を変えようとしながらも自分たちの保身を考えて何人もの人を殺す計画だが、真田も指摘しているもののどうもしっくりこない。しかも殺す相手は旧友であるところがなおさら。
    真田は終盤まではほぼモブキャラ化していたがラストはど派手すぎる活躍ですね。にしてもバイク3台大破…経営難の探偵事務所としては新品は買い与えられませんね。

  • 話の展開は少し読めましたが、廣野さんは想定外でした。
    なんにしても鳥居が無事でよかった。
    亜沙美さんは…きっと亡くなったんですよね。。
    ミステリーとしては楽しめたんですが、現実にこんなことが起きると…と考えると暗い気持ちになります。

    相変わらず読みやすく、スピード感があるのはいいですね。
    志乃ちゃんも探偵に慣れてきましたし。真田と通じ合ってる感がいい( ´ ▽ ` )ノ
    公香さんもがんばれ!(笑)

    続きも買ってるのでこれから読みます!

  • 1巻に続き、テンポの良い読みやすい作品でした。
    でも、真田さん、バイク壊し過ぎ・・・(苦笑)。

  • SAT関わりという事で、読む前はちょっと気難しく感じながら手に取りましたがとてもスムーズに読めました。鳥居さんがとにかくかっこいいです*ところで、真田は一体いくつのバイクを壊す気なのでしょうか(笑)志乃ちゃんの気持ちが良い方向に進んでくれていて、一巻でも真田と志乃ちゃんの縁には吃驚しましたが、真田が居てこその今の志乃ちゃんだなと感じました。不思議な力だなあ・・・。

  • テンポがいいのでサラリと一気に読めました。ドラマ向きのシリーズですね。主役、もうちょっと頑張った方がww脇の個性豊かなキャラたちにくわれてしまいそう(笑)

  • 面白かった。
    スピード感と謎かけ錯覚と。
    これはどうして?ってとこもあったけど、それを補って余りある素晴らしい物語で楽しかった。

  • 再読。鳥居さんの性格が好き。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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