続 明暗 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.28
  • (1)
  • (9)
  • (25)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 83
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101338118

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2019/06/09

  • 資料ID:C0016663
    配架場所:2F文庫書架

  • 150905読了

  • 本家に続いて再読。
    前回読んだ時は凄いなと思った記憶があるが、改めて読んだ今回は微妙に違和感を感じた。
    当方、何だかんだ言ってストーリーが小説の根幹と思ってますが、こと『明暗』については普通の小説の枠を超えていると感じております。
    この点から見ると、作家自身も狙っているようですが、ストーリーに力点を置いて結果として『明暗』自体の魅力を殺いでいる気がする。
    やっぱり小説って作家そのものを表してるんですな。

  • この著者は、すごい才能の持ち主なんだろうというのが、最初の思った感想ですね。文体を似せて書くということ、清水義範氏も仰天ではないでしょうか。『明暗』を読んで、あとのプロットはどうなるのであろうかという疑問は、全ての読者が思うことでしょうが、おそらく、こんな感じであったろうとおもわせるからすごいですね。女性の気持ちが、わからない私には、なるほどと感じること多かったですね。

  • 漱石の文体と比べてどう、とか、そういうのは抜きで。
    一つの読み物としてまぁそれなりに面白く読めた。「明暗」とは別ものだと思って読むのがよろし。

  • 明暗の続きを書くというのは、
    すごい勇気のいることだと思うので、
    それをやった作者は素晴らしいと思う。
    あとがきでも述べてるけど、必ず批判があるからね。

    ただ内容は、やはりというか、個人的にはイマイチでした。
    まあ、あとがきで述べているので、
    意図的なんですが、気になった点として、
    ?ストーリーが劇的すぎる。
    読者を引き込むためというようなことを書いてたけど、
    個人的には明暗の面白いところは、ストーリーではなく
    心理描写なので、求めていたものと違って肩すかしをくらった感じでした。
    ?心理描写が減った。
    冗長すぎると感じたみたいなことを書いていたけど、
    個人的には、そのクドイ位の描写が好きだったので、
    物足りなさは感じました。

    といっても漱石を意識しない心構えで読めば、
    それなりに楽しく読めそうだし、悪くはないんでしょう、きっと。

    とにかく内容云々より、漱石の続編を書いたという度胸に感服。

    あと、安野光雅さんの装丁がキレイ!
    夜になっているのが、ナイスです。


    (2009年 4月 25冊目)

  •  「思ったとおりの結末だ!」とか、「いや、この結末は違う! 津田はこうなってお延はこうなって……」とか、いろいろな感想が出てくるだろうと思う。こうして水村さんが続きを一つ示してくれたおかげで、我々は自分だけの「続明暗」を明確にイメージすることができるのだと思う。<br>
     矢のような批判を浴びることを覚悟しつつ、このような素晴らしい仕事をしてくれた水村さんに感謝したい。<br>
     私の感想はというと、ヘタに劇的にしないほうがよっぽど面白かったんじゃないのかな?? というのが一番。<br>
     漱石をよく研究しているなぁという雰囲気がすごく伝わってくる。「則天去私」を無理に持って来ようとした感があるかなーとは思ったけど、とてもよく出来た続編だと思う。ところどころ、漱石の他の作品から持ってきた文章が使われてたりして、気づくとニヤリ。

  • 文体もそのままとの評が当時高かったが・・・非常に疑問

  • 未完の「明暗」の続編を別の人が書いてしまいました。
    ・・・短編も含めて、漱石の作品で読んでない作品が「坊ちゃん」と「坑夫」の2作だ。いつか読もうと思っていたが、いまだ実現していない。
    うー、レビューになっていない。

全11件中 1 - 10件を表示

続 明暗 (新潮文庫)のその他の作品

続 明暗 単行本 続 明暗 水村美苗
続 明暗 (ちくま文庫) 文庫 続 明暗 (ちくま文庫) 水村美苗

水村美苗の作品

ツイートする