- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101339115
感想・レビュー・書評
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江國さんの話は設定が面白そうで毎回期待して読むのだけれど、いろんな問題提起や描写が結局どうにもならないまま終わる印象がある。。。
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この作品の核心がわからない。何をテーマに扱いたかったのかイマイチ不明。
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幼稚でウソっぽいという印象。高校生が憧れて好むような類ではないかと思います。意地でぜんぶ読み通しましたが、読み終えて残念な気持ちになりました。
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設定に疑問。1:両親にカミングアウト、そんなに容易く? 2偽装結婚をするのはなぜ? 世間体か? 3:職場の勤務医同志でカミングアウトしていることが当たり前に書かれるが、ありえるか? 「ホモ」への偏見だらけの世間で、男の職場で、そんなことしたらどれほどのリスクが絡んでいるか。ましてや昭和時代の設定。4「ようやく好きになった女性」という表記。男は皆そうであるべきという前提が感じられる。「ホモ」は「アル中」のように治ったり欠陥のせいで出てくる症状か?
バブル時代に書かれたものだとすぐわかる。当時のおしゃれ小物がたくさん。でもそれは、時代の空気じゃなくて、この筆者がこういう物質が好きで、世間体や人の目を気にする人なのではないかと思ってしまう文があちこちにあった(具体事例省略) -
なにをこんなに評価されてるのか、中身のない糞のような小説でした。独特な雰囲気とか、空気感が良いとかレビューされているが、このどっちつかずの雰囲気が一番最悪で、どこにでも転べる設定。
ストーリーは
ホモの夫と、精神不安定な妻と、ホモの夫の彼氏と、同僚のホモとが、パーティーなどをして子どもはどうすんの?とかの日常がただただ流れて行くという話。
物語の山も谷もなく、刺激も悲観もなく、面白く無い。もう本当に時間を無駄にしました。 -
妄想っぽい小説だった。
彼女の小説って周りの小物とかの名称をいちいち出して無理やりオシャレにしようとしてる所が好きになれない。
私がそう感じるだけかもしれないけど。 -
ホモの夫とその恋人、情緒不安定なアル中の妻のお話。
…ごめんなさい、まったく好きじゃ無かったです。 -
ホモもアル中も万人として変らないが、しかし個があり色々な輝き(恋愛)がある。。。
なの?以下引用
「精神病が正常の域を逸脱してないないという証明書と、僕がエイズに感染していないという証明書だ」
という下りが何度か登場するが、この文言でホモとアル中を紋切型に当てはめています。結局は紋切に端を発した差別としか感じられない。神経衰弱までになり、エイズを発症した方々はキラキラ輝く切符は得られないのでしょうかね?
大体、×エイズに感染〇エイズを発症〇HIVに感染。そんな簡単で大切な事をきちんと書けない人が題材として起用しては駄目だと思う。
小説の意図とする、人の立場等によらない普遍な存在価値を表現したかった部分が、ちょっとした下りで台無しにしてしまい、文書が作る世界を全てウソ臭く綺麗事にまとめ上げている印象しか感じられません。
不安定な精神を持つものを題材にする前に、小説そのものが不安定で楽しむ事が出来ませんでした。 -
読んでると眠たくなる本だった。
私は好きじゃない類。 -
責任があること、世間に対して誠実であることを
偽装したい「よいこ」の皮をかぶった
嘘つきばっかりが出てくる、とても無責任な話。