こうばしい日々 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.39
  • (213)
  • (356)
  • (1098)
  • (82)
  • (8)
本棚登録 : 4341
レビュー : 319
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339122

作品紹介・あらすじ

ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った代表作「こうばしい日々」。結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。大人が失くした純粋な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 主人公が幼い年齢だからか、全体的に気だるいような雰囲気が少なめだったと思う(この著者にしては珍しく、)

    アメリカに住む、少し年の離れた姉を持つダイは、ほんとうにまだ幼い男の子らしくて、どんなに思考をめぐらし物を考えていたって、微笑ましい。

    姉を馬鹿にしているつもりが、それもやはり姉の手のひらの上。でもそのことに気付かず、また気付いても追い越したと勘違いしたり、ああ男の子の感覚だなあと思う。

    日本に住む女の子、みのりはもう少し大人で、現実を全力で走りながら、涙を流さないように必死に歯を食いしばっているような。

    そして現実と、想像とをいい具合に織り交ぜていて心地いい。この心地良さは女の子ならではなんだろうな。

    どちらが良くて悪くて、なんて話ではなく、どちらも気持ちが良い。清潔な布団で、清潔な状態で眠りにつくような、幼い時を思い出すようなそんな2つの話。

    • aida0723さん
      「清潔な布団で、清潔な状態で眠りにつくような」って表現がいいですね。
      「清潔な布団で、清潔な状態で眠りにつくような」って表現がいいですね。
      2019/04/09
    • 百円さん
      @aida0723 ありがとうございます。素直にそう感じたことなのでそう言ってもらえると嬉しいです。
      @aida0723 ありがとうございます。素直にそう感じたことなのでそう言ってもらえると嬉しいです。
      2019/04/09
  • 一つひとつの言葉が繊細で美しくて、ガラス細工みたいで、江國香織さんの本のなかでも大好きな1冊。
    初めてこの本を読んだのは中学生のころだったと思う。思春期が始まりかけた男の子と女の子がそれぞれ主人公となった2篇の物語に、当時の私は、まだまだ幼い友人のことのようにちょっと上から目線で読んでいた気がする。
    大人になって改めて読んで、中学生という誰もが早く大人になりたいとジタバタしていた時代がなんと愛らしく大切なものだったかを知った気がする。親や先生、友達の言動一つひとつにあんなにも正直に受け止め頭をぐちゃぐちゃにしながら懸命に自分の未来をさがしていた。あんなピュアな心を私はいったいどこに置いてきてしまったのだろう。

    この本を読んでほしいのは、登場する食べ物があまりにも魅力的だからだ。大介がパーネルさんに焼いてもらうチョコレートブラウニー、みのりがおばあちゃんと一緒に食べるみつまめや次郎君と一緒に飲むコーヒー。読みながらその味や香りがありありと想像できてしまって物語にいっそう彩をもたらしてくれる。初恋の甘さや、大人になり切れない苦さ、いつまでも変わらない懐かしい味。味覚までも操る江國ワールド、ほんとに好きだ。

  • 図書館ではヤングアダルトのコーナーに置いてありました。良い判断だと思います。主人公たちと同じ10代はじめの頃にこの本に出会えるなんて羨ましいから。ピュアな恋がとっても素敵でした。

  • 短編が2作入った本ですが、表題の「こうばしい日々」よりもだんぜん「綿菓子」の方がお気に入り。2作品とも11歳の子が主人公。
    「こうばしい日々」はダイ(大介)。日本人ではあるものの、アメリカに住み、家庭でも英語で会話し、アメリカ人のように暮らす男の子。英語ベースだからか、文章が「ライ麦畑でつかまえて」っぽい感じ。11歳の男の子ってまだこどもっぽい。
    かたや「綿菓子」のみのりはもっと大人。幼いながらも色んなことを感じ考えている。みのりは中学生まで成長するところまで物語は進む。みのりがお姉ちゃんの元ボーイフレンドの次郎くんに抱いている淡い恋心が切なくピュア。みのりのおばあちゃんの話もうまく絡めていてこれがまた良い。文章もしっとりしていて、江國さんらしい繊細な感じが好き。
    「こうばしい日々」★2つ、「綿菓子」★4つ。

  • 短編が2話「こうばしい日々」と「綿菓子」。

    「こうばしい日々」
    父親の転勤でアメリカで生まれ育った11歳の男の子が主人公。
    表現が11歳の男の子にしては少し違和感のあるところもあるけれど、さほど気にならない。
    ガールフレンドとの絡みも可愛らしい。
    嫌な感じの人がほとんど出てこないのもいい。
    ちょっと意地悪な同級生の男の子が出てくるけど大人になる過程で
    素敵な青年になっていくかもしれないしね。
    なにも終わらない話だなと思った、継続してるような。
    希望につながるようなそんな感じ。
    誰かがいなくなるとか別れるとかそういうのはなく。
    大袈裟な出来事があるわけではなく日常的。
    よくある小さなケンカにちょっとしたレジャー。
    そうして日々は流れていく、未来につながる。
    可愛らしい話だった。

    「綿菓子」
    小学6年生の女の子が主人公。
    1話目は年の離れたお姉ちゃんが3年付き合っていた恋人と別れてお見合い結婚をしてしまう、というところから始まる。まぁ、普通。子供が主人公の話はスムーズに読めるのかなと思ってた。
    2話目、おばあちゃんのお友達が急死してしまう。そのお友達はおじいちゃんの恋人だったという...あれ?れれれ??
    3話目、お父さんとお母さんの小さな約束の話。ほほえましい感じ。
    4話目、お姉ちゃん夫婦と昔の恋人とは顔見知りになっていた。彼のバイト先のスポーツ用品店に夫婦で買い物に行くという。彼はサービスしてくれるという。う~ん、理解できない。
    5話目、両親が離婚して引っ越してしまった小学校の同級生だった女の子からの手紙の返事。
    1話が返事のみで主人公の女の子の視点は一切なし。アクセントとして面白い。
    最終話、主人公の女の子とお姉ちゃんの元恋人との恋の芽生え(?)の話。まったく理解できない。おそらくお姉ちゃんに未練があるのであろう元恋人が主人公の女の子の中にお姉ちゃんの面影を見つけてということだろうけど。おいおいおい!って思ってしまった。
    年齢も何もかもが様々な男女の話が描かれていてそういう意味では面白い。

    江國香織の小説はファンタジーだと思って江國ワールドを楽しむことにしている。
    彼女の文章が織り成す空気感は心地よいから。
    リアルに持ち込もうとすると気になる点が様々ありすぎるのだけれど、著者は意図的にそれをやっているのだろうなぁと思ってしまう。
    女性の感性で書かれた話なので男性が読むとどういう感想なのだろうとも思う。

  • 江國さんの、子どもを子ども扱いしないところ、ばかにしないところが、好き。
    あと、江國さんの文章がやっぱり好き。季節の匂いがする。十月の海や、金色の落ち葉や、夜の空が見える。文章で絵を描くことができるって、すごい。

  • 『こうばしい日々』『綿菓子』の二篇からなる。まだ幼い大介とみのり、それぞれの恋を描く。江國香織の文章が瑞々しい。幼さ故の「真実の愛」を求める真っ直ぐさ、思春期故の複雑さ。
    私は『綿菓子』の方が昔の自分への愛しさも募ってすき。

  • 私は真実の愛に生きよう。そう決めたのだ。みたいな感じのみのりちゃんのセリフがいい。2つ目の綿菓子という作品の中でのセリフ。

  • 「ねえ、ダイ。一つのことを、はじめから知っている人もいるし、途中で気がつく人もいる。最後までわからない人もいるのよ。」

    「あるもん。私は心の中で言った。とってもせつなくて、苦しい恋をしてるもん。夜の中にぼーっとうきあがっているあんずあめの屋台をみながら、私は恋いに生きよう、と思った。」


    江國香織のあたたかさ
    私も恋したいな


    解説は、なんかむかついた

  • ダイのお姉ちゃんは、本当はアメリカが嫌いなのではなくて、アメリカに馴染んで、日本を忘れそうになる自分をきらいだったんじゃないかな

  • あたしは表題のこうばしい日々より
    綿菓子のほうがすきだなぁ。
    ずっとずっと好きな人が
    おねぇちゃんの元彼で
    あえなくてもずっとずっと好きで
    そんなみのりがもう愛しい。
    最後なんてなんか苦しくなるくらい切なくて
    すっごいきもちわかるんだ。

    金色のコーヒー
    あたしものませてもらいたい***

  • 「綿菓子」のおばあちゃんや、「こうばしい日々」のミズ・カークブライドやパーネルさん、年配の女性が特に素敵でした

  • こうばしい日々
    綿菓子

    再読、な気がする。

  • 「こうばしい日々」のダイ、「綿菓子」のみのりの覚えたての恋が微笑ましい、って思っていたけど、恋をしたときの男と女に子どもも大人もないような気がしてきた。つまらないことでジルに意地を張るダイも、かよこに振られた次郎を慕うみのりもカラダこそ子どもだけれど、考えていることややっていることは大人と変わらない。娘が小さかったころ、オイラに叱られたことが気に入らなかったらしく彼女はしばらくオイラを無視した。こんなに小さいのに女かよ、ってびっくりしたのを覚えている。セックスを知らない幼いころから男女はドキドキワクワクするんだよね。そして年をとってもそれは変わらない。だから、この物語を読んで忘れかけていた純粋な気持ちを思い出した、なんて言いたくないな。ちょっと昔を思い出して懐かしんだけど・・・

  • この作品に出会ったのは大学への入学を間近に控えた時期
    江國香織さんの作品との最初の出会いでもありました。

    本作は「こうばしい日々」「綿菓子」のふたつからなる本。

    何とも言えない、温かさと周りを包んでくれそうなそんな感じの本です。
    こうばしい日は、アメリカ育ちの日本人大介、姉は日本が好き、母はアメリカナイズされていて・・・
    恋人のことも気になったり、思春期というか、多感な時期を大きな枠でとらえつつ、
    ほのぼの感を与えてくれる秀作



    この作品から、江國さんの作品を文庫でちょくちょく読むようになりました。。

  • 「こうばしい日々」と「綿菓子」の中編2作を収めています。

    「こうばしい日々」は、アメリカで生活しているダイという少年の物語です。少し意地っ張りな姉の麻由子や、ガールフレンドのジル、大学生のウィルといった人々に囲まれて暮らす彼の日常を、快活な少年の視点から描いています。

    「綿菓子」は、姉のボーイフレンドで大学生の次郎くんに憧れる、まもなく中学生になる少女の物語です。彼女の、少し背伸びをした恋心が、みずみずしい文章で綴られています。

    これまで読んだ著者の作品では、『きらきらひかる』や『ウエハースの椅子』といった若い女性の物語がとくに印象に残っていたので、本書に収録されているもっと若い少年と少女の物語は新鮮に感じられました。

  • 17/03/23 (21)
    女の子は男よりも鋭いな、一枚上手だなと思う。そんな小説。
    表題作よりも『綿菓子』のほうがすき。特に「絹子さんのこと」の章がすき。

    ・「ねえ、ダイ。一つのことを、はじめから知っている人もいるし、途中で気がつく人もいる。最後までわからない人もいるのよ」(P96ー97 こうばしい日々)

    ・「誰かをほんとに好きになったら、その人のしたこと、全部、許せてしまうものなのよ」(P132 綿菓子 ー 絹子さんのこと)

    ・「人はね、誰かに愛されたら、その愛に報いるだけの生き方をしなくちゃいけないのよ」(P133)

    ・「おばあちゃん」
     「なあに」
     「おばあちゃん、今でもおじいちゃんが好き?」
     「ええ、好きですよ」
     自信たっぷりに、おばあちゃんは言った。(P133ー134)

  • すごく身近に感じた小説 自分が実際そこにいて俯瞰している気持ちになる

  • 次郎くーん!!!

  • ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った代表作「こうばしい日々」。結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。大人が失くした純粋な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編

  • こうばしい日々 **/綿菓子 **

  • 「こうばしい日々」
    江國香織らしいぼんやりとした感じ。
    こうばしいのは、図書館のおばあさんが作ってくれたガトーショコラか、ママとジルが作ってくれた焼きリンゴか。

    「綿菓子」
    すごく好き!
    無口な父とつまらない結婚をした母、おじいちゃんと絹子さんを愛した祖母、そして死際まで絹子さんの恋人だった祖父、次郎さんという恋人がいるのにお見合い結婚をした姉。そしてそんなかわいそうな次郎さんを愛した私の、哀しい物語。

  • 久しぶりに江國香織。
    しかも図書館で何気なく手にとって、短編集だからすぐに読んでしまった。
    この人の独特な空気感が好き。
    登場するふたりの小学生主人公は、どこかせつなくてキラキラしていて、どこか客観的。
    やはり言葉がとても上手いし、主人公に感情移入できる。
    このごろ夜の過ごし方が、司馬遼太郎と海外ドラマばかりだから、すごくよかった。

  • 年の離れた姉とその恋人を見つめる、弟と妹、それぞれの目線が印象的な中編二編を収めた作品です。

    育った文化圏が異なる為、価値観の齟齬が拭えない姉弟。

    素敵な恋人がいるのに、見合い相手と結婚してしまった姉に対して苛立つ妹。

    大人にはなりきれないけど、子供のままでもいられない。
    そんな少年少女時代の青く輝く感性を、まっすぐに描き切った佳作です。

    …表題作ではない方の作品「綿菓子」のあのラストは好き嫌い分かれるだろうなー。私はめっちゃ好き!キュンってなったわ(笑)

  • 男の子の、女の子の目線を比べ見る。可愛らしいな、意外と大人だな、やっぱり子どもだな、と懐かしい気持ちにさせられる。子どもながらにしっかり恋と向き合う姿は、大人になってしまった私に思い出せーと言っている。

  • 読みました。

    対比的に描かれている少年と少女の成長の過程を見ているようで、切ないような嬉しいような色々な気持ちにさせてくれるお話でした。

    この本の中に登場する人物はみんないいところばかりではないけど、どこか憎めない感じがしました。

    それにダイたちは自分というものを持っているような気がして、自分より年下ですが憧れました。

    一番好きなのはダイとそのガールフレンドの可愛らしいお付き合いです。

  • ちょっと若い子たちの恋愛を書いた中編が二編。
    一つ目は、アメリカ育ちの少年・大介くんの日常を書いた話。
    彼は、日本人だけれど、日本語を話せなくて、英語ばっかり。対照的に、彼の年の離れた姉は幼少期は日本で育ったので、日本人であるという意識が強くて……というちょっと不思議な話。
    話としては、大きなニュースもなく淡々と進んで行く感じ。

    もう一つの話は、みのりという女の子が主人公で、彼は姉の元彼に恋心を抱いている。
    だから、姉が別れて新しい恋人ができた後も、元の彼に会えない寂しさから姉の新しい恋人にも冷たく当たってしまう……。
    ところが、そんな時、姉の元恋人に再会して……という話でした。

    どちらも十代前半の少年少女なので、だからといって何が起こるわけでもない、日常の物語。
    若い子だって恋はするし、一生懸命悩んでる。そういうことを思い出せたらいいのかなあ……って思います。

    まあだからと言って得るものは何もないです笑
    でも、そういう小説も必要よね。
    厚みもなくて、読みやすいのでさらっと読むのにはオススメです。

  • 短編が二本収録された本。どちらも主人公は十代前半の子どもと呼んでも差し支えない子で、片方は男の子、片方は女の子、でも二人ともしっかりと恋をしている。読後さわやかすっきり作品。

  • 過去に読んだような記憶があるけれど、記憶は遥か彼方でほぼ覚えていませんでした。20代に読んだ江國作品は姉から借りて読んでたので手元になく、パパッと読めそうと購入。

    表題作の『こうばしい日々』はアメリカが舞台。日本人の小学生の男の子ダイが主人公。両親と大学生の姉、ガールフレンドのジル、給食のおばさん、姉のボーイフレンドや同級生、お父さんの会社の後輩・・・などなど魅力的な年上に囲まれて充実した、学び多き小学時代が描かれています。絵に描いたようなアメリカンな暮らしがすてき。

    もう1作の『綿菓子』は日本が舞台で女の子が主人公。結婚した姉の元ボーイフレンドにほのかな恋心を抱くみのりが中学になるまでの成長を描いています。いろんな夫婦の形が短い中にキュッと描いてあって、とりわけおばあちゃんの愛の形とお母さんにメロンを買い続けるお父さんの隠れた愛情がすてきです。
    2作は
    ・主人公は小学生高学年で恋をしている
    ・年のはなれた姉がいる
    ・そのボーイフレンドや旦那がからんでいる
    ・父親が無口でぶっきらぼう
    ・大人びた(もしくは大人の)友達がいる
    など設定に共通点があります。
    解説で川島誠さんもその部分を指摘しているけれど、この人の解説なんだか先生っぽいなぁ…と思ったら、児童文学作家かつ塾の先生らしい。なるほど。ちょっと嫌味ですごくわかりやすかったです。

    ちなみに1990年に出版されたもので江國さんの初期の作品。産経児童出版文化賞と坪田譲治文学賞を受賞していて、小学生が主人公ということもあり、子供(小学校高学年くらい?)も読んで楽しいと思います。

  • 73
    海って素敵よねぇ
    あら、よその国につながっているからに決まっているじゃないの
    108
    僕は、スカートからつきでたジルの細い足が地面を蹴るのを、そのときの、きゅうっとけずったみたいにかたちのいい足首を、それから一歩ごとにリズミカルに揺れるきゃしゃで威勢のいいうしろ姿を、全部目の中に入れて歩いた。つめたくて深くて清潔な、空気の匂いがした。

全319件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

江國香織の作品

こうばしい日々 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする