- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101339139
感想・レビュー・書評
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2021/12/12
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1.0
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愛犬が亡くなった時に、「デューク」を勧められて手にした本。
号泣しながら読みました。
本を読んで涙が出たのは初めてです。
江國さんのことばづかいに引き込まれました。
いまだに何度も読み返し、その度に涙します。
出会えてよかった一冊 -
江國さんの不思議な物語たちがじわじわしみわたりました
「私の孤独は私だけのものだ、と思った。」
私は私のままでいい、と安心させてくれる言葉です -
数駅の電車内や授業間の休み時間などにひとつずつ、ちょっとずつ読むのにとーーーっても適してます!こんな短いのに世界を楽しませてくれるなんて本当に天才、
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江國香織さんの小説では1番好き。長編もいいけれど、江國さんは短編がたまらないな、と勝手に思っている。たくさんお話が入っているから、読み手によって好みが分かれやすく、おしゃべりするとおもしろいかもしれない。私は「デューク」から入ったのでそれが1番好きだけれど、「桃子」や「草之丞の話」も捨てがたいな。何度でも読み返したい1冊。
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短編集、どれも結構短く読みやすかった
不思議?不気味?な感じが漂うお話が多く、江國さんらしさを感じた
王道の「デューク」と「ねぎを刻む」が好き
恋人と家族がいたとしても唐突に孤独に苛まれる夜がわたしにもあるな、と -
近親者から収録作の「デューク」を薦めてもらい、読んでみました。静かに優しい短篇はどれも読んでいて心地よく、特に
「スイート・ラバーズ」「南ヶ原団地A号棟」「ねぎを刻む」「冬の日、防衛庁にて」
の4つが好きでした。
どうしようもなく孤独だけど、友達も、すぐに会える恋人も家族もいるのに、一人でいたい。孤独だ。
一人暮らしをしていた頃の私がまさしくこれで、自分だけじゃなかったのか、みんな、経験していることなのかもなあと思いました。
当時を思い出してきゅっと切なくなりましたが、懐かしさもあって、収録作で一番心に残ったお話です。 -
20240127
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ごく短い短編ばかりの短編集。ひとつひとつが短いので読書のリハビリとかに向いてる。
子ども、老人、男、とかがわりと記号的にしか描かれてないなと思った。若い女はある程度いろんなタイプの人が出てきたけど。
まあ1回読んだらそれでいいかな、古本屋に持って行こう