ホリー・ガーデン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6292
レビュー : 617
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339146

感想・レビュー・書評

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  • 髪何回かきあげんるんじゃ。
    江國香織の文章の美しさめっちゃいいんだけど、
    なんかこの作品はこうトレンディドラマ感が、ある。
    しずえはワンレンロングなんだろーか。
    津久井はただのだめなやつだけど芹沢はキモいおっさんにしか見えんかった。
    江國香織のほかの作品では不倫もなんとも思わないけど、この作品ではしずえに「そのオッサンまじでやめといたほういいよ絶対」と言いたくなった。
    時代のせいなのか、江國香織でも全てが普遍的ではないということなんだろうか。

  • 「ろけでも愚痴でも、そんなのなんでもいいのだ。そして、そう思うととても安心した。おなじように社会の中で困惑し、日々模索しつつ生活している人たち。」

  • 初めて読んだのは高校生の頃。その時は起伏のない平坦な物語に感じ「えっ、これで終わり⁈」と物足りなさがあったが、今読んでみると狭い世界の緩やかな時間の中にも事件があり進展があり、読み応えがあった。賛否両論ありそうな作風だと思う。

    まだ携帯電話もない時代だからこそ、中野くんが突然家に来ることができる。
    中野くん好き。

  • やはり江國作品は好きだ。

    奇をてらったストーリー展開はないが、日常のなんでもない情景(といっても不倫なのだが)、そのときの心の微妙なヒダがゆったりと丁寧に何層にも描かれている。
    静枝のキャラクターは一貫して静枝だが、果歩はときたま果歩ってこんなことするんだという意外性がこの小説のリズムを作っているのかもしれない。

    何はともあれ、この小説の空気感がたまなく好きだ。

  • インドの日本食レストランの本棚から、読み終わった本と交換した。ホーリーガーデンというタイトルだが、これは日常の物語だ。女友達二人の人生を、クロスさせる作品は以前角田光代さんのくらーい文書をよんだなーと思ったが、これはとても緩い作品だった。
    あとがきに江國さんが、「余分なものが好き」ときしているが、本当に余分をゆったり楽しむ作品だった。

  • 無駄な話が好きです♡

  • きれいな文章って感じ。

  • 細かく区切られていることもあってか、淡々とさらさらと読み終えてしまった。きれいな水に浸ったような、瑞々しさのようなものを感じた。何となくばかりで具体的な部分は上手く受け取れなかったけれど、叔母のかほちゃんの伊達眼鏡に憧れて目が悪くなったふりをした姪っ子幼稚園児のエピソードは可愛かった。

  • 時々無性に読みたくなる本。
    多分、私も果歩のように食器を割りたい気持ちだったから急に読みたくなったのだと思う。
    代わりに割ってもらった。
    綺麗じゃない世界が美しく見える、江國さんの文章が好き。
    全てが柔らかくて綺麗な世界に見える素敵なフィルター。
    ずっと思っていたのですが、これ他の作品と少しだけ繋がってますよね。

  • 彼女が復讐しているとしたら、それは彼ではなく、自分自身なのかもしれない。
    でも復讐というのはなんか違う気がしますよね。
    多分もがいているのだと思う。自分を確かめるためというか。
    何が正しいとか、何に意味があるとか、それを他人が決めることはできないのよね。
    でも、他人だから見えることもある。
    そしてそれを言えるのは親しい間柄だからこそ。
    しかし、近いものにそれを言われるのは、どうしてもイライラするものなのですよね…。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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