すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3487
レビュー : 270
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339207

感想・レビュー・書評

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  • 甘い甘い砂糖菓子みたいな詩集。
    だけど時々どきっとさせられる鋭いことばたち。
    愛情も孤独もいっぱい胸に抱えながら、だれのものにもならない芯の強さがとても好きです。

  • 文通友だちさんからお誕生日にいただいた本です。
    何度開いても、さびしくてかわいくて好きです。
    江國香織さんの中にある、少女と女性を感じます。
    ひとりではないけど、ひとり。弱いようで、自由で力強いです。

  • 仏生山温泉に入りながら読んだ本。
    恋に生きてきた人の恋の話。

    湯あたりと相まって、浮遊した世界にいるかのように感じました。ぜひお風呂で読んでみてほしい。

  • 表紙、文字の色、書体がすごくいい。
    見た目に惹かれて買ってしまいました。
    乙女心をくすぐります。

    何年か経ってこの詩集を読み返したら、「わたし、大学4年のクリスマスの日にこれ買ってひとりでお酒を飲みながら、おとなな気分に浸って読んでたなーうわー(照)」とか言って思い出すのでしょうかね。

  • 江國さん自身のことをモデルにしているのか、もしくは別の人をモデルにしているかは別として、都合よく愛されすぎてはいませんか。

    好きなものを並べているだけではありませんか。

    そんなことをずらずらと羅列するような詩では読むののがめんどうになってしまうよ。


    ひらがなの使い方は好きだけど。

  • 勿体なくて、すこしずつ読んだ(味わった)。

    なんかもう、本当に、角砂糖みたい。
    繊細で、透明で、細やかで、きれいで、ちくちくしていて。
    読みながら何度もため息をついて、表紙を見つめた。本をさすりながら装丁を眺めた。この本、ちょっと力を入れたら崩れて溶けてなくなっちゃうんじゃないかって、思った。角砂糖みたいに。

    「うしなう」「父に」に、胸をわし掴みにされた。

  •  題名からして素敵です。中身も題名みたいに甘くて素敵な世界でした。

      この一冊は、最初の詩から一気に少女の世界へと惹き込まれます。
    少女から子供へ、子供から大人へ、不思議な世界を漂っている感じでした。江國さんは少女の視点と大人の文才を持っている人だと思います。どれも本当によかったけど、中でも「結婚生活」と「父に」がお気に入りです。

  • 完全にタイトルと表紙に惚れて、あらすじも読まないまま購入。開いてみたら詩集だった。最初は詩ってどうなんだろうと思ったけど、読んでみたらしっかり江國ワールド。大人の女の人の詩集。

  • 女性が見える。ただふわふわと甘ったるく愛らしいのではない、「女性」という生きものが見える。

  • 短い言葉の中に、恋することの切なさ、リアルな愛、
    が詰められているように感じた
    辛いことがあった時読むと特に、
    心にそっと寄り添ってくれるような作品
    江國さんはやはり天才です

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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