号泣する準備はできていた (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 9019
レビュー : 688
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339221

感想・レビュー・書評

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  • 2011/4

  • この作品は30代になったからこそ共感できる部分もたくさんあり、
    中学や高校の時に読んでもそれほどピンとこなかったと思う。
    切なくなる大人の恋愛小説です。

  • 江國香織の小説! という感じ。
    日常のなかを描く、江國香織の描く女たちがここにはいる。

  • 大地震をおこして世界中を皆殺しにすることができないのなら、考えても無駄だ。世界の中で、やっていくしかない。
    「人生は恋愛の敵よ」

    「人生は危険よ。そこには時間が流れているし、他人がいるもの。男も女も犬も子供も」

    でもそれは指で砂をすくうみたいに、すくうそばからこぼれていき、あってもなくてもおなじことに思える。日常というのはそういうものなのかもしれない、と、最近は考えるようになった。

    自由とは、それ以上失うもののない孤独な状態のことだ。

  • はじめて読んだ、江國作品。
    1冊目がこれじゃなかったら、ここまで江國香織にはまらなかっただろうな~
    表題作は何度も読み返してしまう

  • サラッと流すように読んでいたけど、一つ一つ味わうように
    読んだら面白いと感じる様な短編集。

    熱帯夜とそこなう が好きだった。

    たら~んとしてベットの上にいる時の様な
    居心地のイイ文であることが分かった。

  • この本を買って、数年たちやっと読みました。数年前に読むより、いま読んだのは正解でした。

    江國香織さんの作品を読むのは初めてです。

    江國香織さんは女性が抱いたことのある、言葉にできない日常的な感情を言葉に表現するのがお上手なんだなと思いました。
    また、すべてを明らかにしないのがわたしは好きで。また年齢を重ねたら違った感じ方ができるんだろうな、数年後にまた読みたいな、と思う作品でした。

    すごく女性的で文面に色気を感じるといいますか、癖になりました。他の作品も読みたいです。

  • 私たちの生きている場所は、世界のうちのどこら辺なのだろうか。私が悲しみだと感じていることは、どの程度の人まで通用する感情なのだろう。日々感じている些細な虚無感が見えざる空気のようにスッと心に入り込んでくる、そんな小説。

  • 掴めそうで、掴めない。

    理解できたようで、全然分かってない。

    こちらがゴールに辿り着く前にゴールを取上げられたような感覚で、モヤモヤする。


    難しかった。

  • 悔しい。今の自分にもっと理解する力があったらよかったのに!この短編集に星5つをつけることができる人は心理カウンセラーとかに向いていると思う。さらっと読むだけじゃ、登場人物が抱えている苦しみを見つけられない。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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