ぬるい眠り (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4447
レビュー : 500
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339238

感想・レビュー・書評

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  • 江國香織!って感じ。
    だるぅって感じ。
    で、ダニみたい意味わからんく、男とすぱっとか好き。

    きらきらひかるの後日談も読めて良かった。

  •  私は愛をこめて微笑む。絶望的に淋しかったけれど、心からみちたりていた。空にはつめたそうな白い月。満月に二日たりないくらいの月だ。
    (P. 201)

  • 悪くはなかったですけれども、僕の共感・共鳴を呼び起こしてくれる内容ではありませんでしたね…最近の氏の作品を読んでいるからか、ちょっと作風が違うかな? との思いが沸いたんですけれども、あとがきを読んでみて納得、かなり初期に書かれた短編集だそうで…

    内容は…特にこれといってない感じですね。日常の断片を切り取ったみたいな? そんな話がいくつか収録されていましたね。あんまし男が読むようなものでもないかもしれぬ…そんなことを思いました。基本、女性ファンのが多いだろうし。この作者。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ま、暇潰しには良いかもしれませんが、僕はやっぱし長編で、がっつり物語の世界に埋没したいのではこれはちょっと…みたいな評価で☆三つですね。さよなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • ケイトウの赤、やなぎの緑。きらきらひかるのその後の話を読めて嬉しかった。

  • きらきら光るの後日談泣いた

  • 狂気を感じるよね

  • ひさしぶりの江國香織さん。ずっと買ってあったんだけどなかなか読む気がしなくてほったらかしてあったもの。最近なんとなくタイミングな気がして再び手にとってみた。ら、おもしろくするする読めた。

    短編集です。
    短い話から長い話まで、いろいろ。

    表題作がいちばん好きかなあ。「ぬるい眠り」。読みながらずっと不安で、最後にきちんと決着がついたことにひどく安心した。とらわれて抜け出せないことって苦しいよなあ。新しいものが目の前にあっても、自分が可能性を捨てない限り、ずるずると引きずられてしまうっていうこと、ある。
    あと「とろとろ」。恋人がいるのに他の人とも関係をもつ女性の話なんだけど、この浮気の考え方が面白い。

    「私は信二にとろとろになり、はじめて浮気をする人の気持ちがわかった。誰も大きな声では言わないけれど、人間は浮気をせずにはいられない生き物なのだ。誰か一人に全身全霊でとろとろになったまま、平気でいられるはずなんてない。」

    他の人がこんな気持ちで浮気をするのかは知らないけど、この感覚はわかるなあ。好きすぎるとその人だけになってしまうのが怖くて、なんか違うものに少しでも逃げたくなる。

    最初の感想は「自由な人が多いなあ」だったけど、感想書いてるうちに「苦しんでる人が多いなあ」に変わってしまった。奔放とか身勝手とか理解不能とか、世間的常識から少しずれてる行動も、彼女たちが少しでも自分の苦しさから逃れようとしてのことなのかなあ、と思うと、共感と同時にどこかせつなさも感じる一冊であった。

    (20090924)旧ブログより転載

  • なんか突発的に読みたくなった。ちょい艶っぽい気分になったとき、あたまに浮かんだのが江國作品で、未読の文庫を本屋の棚から引き抜いた。(さすがにスパイ小説を読んでいてはいけない気がした。)当たり。良い、良いです。いまの気分にぴったり。きれいすぎないでちょっぴりはすっぱで、だけど品があって、食とか美とかに貪欲で、じぶんの感覚をとぎすます。だいじにする。

  • 笑子がやっぱりすごく魅力的だなあ。すごく好き。きらきらひかる、が好きなのも笑子に惹かれるからだきっと。
    あとはちなみの弟も好き。
    お葬式の、死者に対して偲ぶ気持ち、当事者ではない立場から、故人の死を偲ぶ気持ち

  • 久しぶりの江國香織。比較的初期の短編がまとまっている。
    1編めはちょっと外したかなと思ったけれど、2編めの表題作、「ぬるい眠り」はとても親しみ深く読んだ。
    あと、「とろとろ」も。いつかの自分を重ねる。
    そして、こころの底からとろっとしたものがあふれてきそうな。
    これを書いた頃の彼女は30前で、ああ、そうか、と思ったり。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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