- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101340319
感想・レビュー・書評
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あさのあつこさんは本当にたまたまって言っていいほどワタシの手には引っかかってこない作家さんで、いろいろ本は読みますが今までに読んだのは「グリーングリーン」「桜舞う」の2作だけでした。
この文庫も、古書店で108円で購入したものの中の一冊です。ワタシにはドスン!というインパクトはなく不思議な話だなあ…って感じでした。しかも、読み終えるまで宮部みゆきさんの作品だと勘違いしていて、「この作品、宮部さんらしくないな~」なんて思っていました。
山にまつわる、生と死の境界のお話4話です。昔でいう「神隠し」のような出来事についての物語でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん?
短編集
ほらー -
山で消えていく人々の話。
あまりよくわからなった。 -
蛍が欲しい。
雰囲気も良い、テンポも良い。でもどこを見て良いのかわからない画面作りの映画みたい。
雰囲気のためのストーリーの筋がないのは当然とは言え、読み手の気を引く暗闇の中の蛍みたいなものがあるといいなぁと思った。
単純にエロスでもいいとおもうんだけどね! なんとなくお上品で一歩引いた感じ。でもこの方が綺麗なのかなぁ。好みだろうなぁ。 -
うーんいまいち。途中までは良かったけど畳み掛けでガクンと失速したかんじ。
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なんというか表紙の絵そのままな雰囲気。
不穏な空気となんだかよくわからない状況。
わからないからこそ沸き起こる恐怖感。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-607.html -
友人より拝借
あさのあつこって山の方出身なんですね。
うまいなぁとは思うけど、いかんせんホラーっぽいのが苦手。
でも、うまいのでジャンル的に好きな人にはおすすめ! -
「山」の怖さを書いたお話。一人称で語られる四つのお話が微妙に絡み合っています。
一話目は、解説にもありますが「山月記」にも似た変身譚。夢と現実がモザイクのように交じり合った話は不条理で、まあよくあるパターンかなと。
全編この調子でいくのかなと思ったら、残り3話はもっとありがちなパターンでした。
印象に残ったのは、死体の生々しい描写かな。ちょっと苦手。