たまゆら (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101340326

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  • 「BOOK」データベースより
    「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界の家に暮らす老夫婦の元へ、一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言う。しかし山はそう簡単には、人を受け入れない。人でなくていいのなら、越えてしまえ―。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。

    バッテリーのような青春物では無いなかなか珍しいあさのあつこです。ファンタジーです。

  • ラストの話の広がり方があさのさんらしかった
    文体のくどさに慣れたら勢いに乗れると思う 黙読よりも朗読向きっぽい

  • 久々にあさのあつこを読んだ。

    真帆子の激情が、日名子の過去が、重くて苦しかった。それほどまでに「この人が欲しい」と感じた経験は私にはない。

    話の終わり方はあっけなかった。空白の期間に何があったのか知りたかった。

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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