本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101340326
感想・レビュー・書評
-
「BOOK」データベースより
「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界の家に暮らす老夫婦の元へ、一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言う。しかし山はそう簡単には、人を受け入れない。人でなくていいのなら、越えてしまえ―。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。
バッテリーのような青春物では無いなかなか珍しいあさのあつこです。ファンタジーです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラストの話の広がり方があさのさんらしかった
文体のくどさに慣れたら勢いに乗れると思う 黙読よりも朗読向きっぽい -
久々にあさのあつこを読んだ。
真帆子の激情が、日名子の過去が、重くて苦しかった。それほどまでに「この人が欲しい」と感じた経験は私にはない。
話の終わり方はあっけなかった。空白の期間に何があったのか知りたかった。