心に龍をちりばめて (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.36
  • (28)
  • (118)
  • (157)
  • (31)
  • (9)
本棚登録 : 1067
感想 : 107
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101340715

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結構感動します。仲間優司の言葉はすごく良いです。白石一文さんの作品は名言が多いですね。しかしこの人の作品に出てくる人物はいつも高学歴・容姿端麗な人で自分とは掛け離れすぎて、すこし悲しくなります…(笑)ああもっと勉強するんだった…って思っちゃいます。

  • 物語としては面白いよ

    ぐいぐい引き込まれるのはある

    でもね

    最終的に何が言いたかったんだろうね

    それが

    残らないと

    あーいい小説だったよ

    だけで

    なかなか人に勧められないんだよね

    それは全てにおいて一緒

    最終的にバンッ!!

    ってのがないと

    人から人へ伝染しない

    だから

    最終的にバンッ!!

    を大事にしないといけないと思うんだよね

    プロセスばかり

    途中経過の話ばかりがんばって作ったって

    最終的にバンッ!!

    がないと

    だめなんだよ

    最終的にバンッ!!

    作っていきましょ。

    べつに

    最終的にバンッ!!

    じゃなくてもいいんだけどねー

    こういう

    いい作品なんだけど

    最終的にバンッ!!

    がない作品はレビューが読みたくなるね

    もうしつこいね

    でもコピペしてるから

    楽なんだ

    最後に一回

    最終的にバンッ!!

    あざっしたー

  • 白石一文さんは、以前にも何冊か読んだことがあります。人間の感情を冷静に論理的に書く不思議な作家さん。大事な場面で、登場人物がいつも長台詞を言っている気がします。

    今回は男性二人と女性一人の三角関係。政治家を目指す東大卒エリートと、地元の同級生で元ヤクザの男性との間で、女性が揺れ動きます。

    背表紙には恋愛を越えた関係を描いたみたいなことが書いてあったけど、そこまでではなかったかな?

  • ヤクザの人の話。

    ヤクザの人と、その昔の女友達はとっても美人な人。

    フィアンセとその家族の食事でブチ切れた。

    フィアンセは政治家になりたかった。

  • 小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは―恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。

    淡々としていて綺麗な文章だと思う。男性が描いた女性って感じがすごく出てた。主人公が美人押しなのはちょっと…かな。ほのめかしを入れるくらいが読者としては好感がもてる。

  • 秘密を最後まで引っぱるのはわかってたとは言えちょっとひっぱりすぎかなあと思った。
    でも最初から最後まで全く退屈せずに読める安心感はさすが。

    それにしてもこの作家は美男美女が好きだなあ。

  • いつの間にか本作者の作品は、見目麗しく、優秀で、贅沢な生活を当たり前にする女性が出てくるシリーズになってしまったのか。
    そしてまたまた、女の業としての30代半ば以降での出産+シングルマザーネタ。
    政治家になろうとする男性が出てくるのは、”すぐそばの彼方”の二番煎じだし。
    彼のメッセージがよく分からない作品。ちょっとがっかり。

  • ザ白石ワールド

  • 2011/03/29
    ハッピーエンドだったからよかったけど、だから?っていう感じが少しする。
    おもしろくないわけではないんだけど。

  • この人の小説、男性の割にやわらかい。読みやすいけど、あとひとパンチ、欲しいな~。まあ最後はhappy endingだからよかった。

全107件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』など著作多数。

「2023年 『松雪先生は空を飛んだ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白石一文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×