絹扇 (新潮文庫 つ 10-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101341088

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  • 福井を舞台に、明治から太正にかけて絹織物産業の発展を追いながら、主人公ちよの幼少期から夫が死亡し再起を期するところまでを描く。悪くはないんだが、ちよがお人好しすぎて正直微妙かな。

  • 2013.1.29(火)¥189。
    2013.4.20(土)。

  • 女性が母として妻として事業家としてたくましく生きる姿が潔くて気持ちがいい。この時代の女性はなぜこんなに一途でたくましいのか、と味わえる本。

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著者プロフィール

津村節子(つむら せつこ)
1928年 福井市生まれ。
学習院短期大学国文科卒。
1953年 吉村昭と結婚。
1964年 「さい果て」新潮社同人雑誌賞受賞。
1965年 「玩具」芥川賞受賞。
1990年 『流星雨』女流文学賞受賞。
1998年 『智恵子飛ぶ』芸術選奨文部大臣賞受賞。
2003年 恩賜賞・日本芸術院賞受賞。
2011年 「異郷」川端康成文学賞、『紅梅』菊池寛賞受賞。
日本芸術院会員。
主な作品
『重い歳月』『冬の虹』『海鳴』『炎の舞い』『黒い潮』『星祭りの町』『土恋』『三陸の海』等。
2005年『津村節子自選作品集』(全6巻)刊行。

「2022年 『紅色のあじさい 津村節子 自選作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

津村節子の作品

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