きのうの空 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 103
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101345161

感想・レビュー・書評

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  • 「行きずりの街」に続き読むのは2作目。ハードボイルドの作者のイメージが一掃された。重松清のようだ。結末が快い短編集。13.2.12

  • 『行きずりの街』で有名な志水辰夫の短編集です。
    ハードボイルドとはかなり趣の違った、郷愁溢れる作品集です。
    作者は壮年の男性に読んでほしいとあとがきで書いてありました。
    多分私っくらいの年齢から読んで欲しいということだとは思いますが、
    それでもまだ早いかな?です。

    でも、同時にもう十年早くこの作品を描いてみたかったとも書いてあった
    ので、少し早いくらいに読んでよかったのかもしれません。

    なんか心が騒ぐような、それでいてしっとりと落ち着くような感覚の、
    読後感の良い作品でした。

    みんなそれぞれ非常にいい作品でした。
    なんか最初の作品は、ルフィーたちがそれぞれ旅立っていくようなかんじがしてしまった、というのはダメでしょうか??

    通勤時間に読んでいたのですが、もう少し落ち着いて読みたい作品でした。
    今度海外に行くときにはもって行こうかな??

  • 旅愁と言う言葉がぴったりな作品ばかり
    心に響きます

  • しばらく積読状態だったけど、読んでよかった。壮年男性に読んで欲しいと作家はあとがきに書いておられたけど、アラフォー女子の私でも切なくてじーんとしました。

  • 短編集

    『旅立ち』
    『短夜』
    『イーッ!』
    『家族』
    『かげろう』
    『息子』
    『高い高い』
    『夜汽車』
    『男親』
    『里の秋』

    「家族は重かった。でも支えだった」


    心に沁みる作品集だった。
    「行きずりの街」とずいぶん内容が違いますね

    ただところどころ
    少し消化不良的な文章もあったけど・・・
    わたしだけかな?

    まあ、
    人はその人数分だけかけがえのない人生を生きてるんだね。

  • 少年期から壮年期までを10のアングルから描き分けた短編集。

    旅立ち
    短夜(みじかよ)
    イーッ!
    家族
    かげろう
    息子
    高い高い
    夜汽車
    男親
    里の秋

  • 昭和な感じ。文章は綺麗で表現が豊かだと思いました。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/8/9~8/10
    久しぶりに読んだ志水作品である。昔のハードボイルド路線も良いが、最近のなんというか、人生の重みのようなものを感じさせる作品も、なかなか他の作家にはない良い味をもっている。今回は、さまざまな「別れ」がテーマになっている10作の短編集。家族、友人、恋人、近所の人などそれぞれの付き合いの中で、言えること、言えないこと、後になって気づいたこと。読後感が本当に素晴らしい。私も最近男の子の親になったが、「男親」という作品などを読むと、女の子の親というものに憧れてしまうし、また自分には勤まらないだろうなぁ、とも思う。
     柴田錬三郎賞受賞作品。

  • 志水辰夫という作者の文章には感動する。これも心に残る1冊です。

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プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

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