すべての縁を良縁に変える51の「気づき」 (新潮文庫 き 36-2)

著者 : 木村藤子

• 新潮社 (2016年5月28日発売)

作品紹介・あらすじ

もっと自分を輝かせてくれる人がどこかにいる。いい縁さえあれば、もっと幸せになれるのに――。誰しも小さな不満を抱えて生きている。でも人生は心がけ次第。健康な身体、大切な家族、大好きな仕事……すべてのご縁に感謝し、その素晴らしさに「気づく」ことができれば、もっともっと幸せになれる。今すぐ自分の行いを見直せる51の小さな気づき。青森の神様が教える、幸せの法則。

感想・レビュー・書評

[laza_quatsさんの感想 · 2016年8月30日]

[2016年8月30日読了]
縁といえば、夫婦や男女のことを想像するが、それ以外に親子や家族の縁、職場での人間関係のことなどにも触れられている。

久しぶりに、すばらしい本と出合ったと思っている。大変、納得するところがある。
今目の前にある環境や人間関係は、私たちの日頃の思いが形作るもの。愚痴や不平、怒りはよくない。心を感謝や愛情で満たすことが重要だ。そのような単純な真理を再確認させてくれた。
木村先生のところに相談に来た方のエピソードが多くのっており、なぜそのような争いや葛藤が起きたのか、その原因（特に心の要因）を詳しく述べてあり、とても勉強になる。
薄い本であり、読書が苦手な方でも読めると思う。人間関係で何らかの悩みを抱える方（特に、親子、夫婦）は、本書の目次を頼りに、その項目を見てみるとよい。私もこの本を辞書のように、何回も読もうと思う。

著者プロフィール

青森県出身。１９４７年、地元で有名だった霊能者の母のもとに生まれる。３０代のときに神の声を聞き、霊視・透視能力を授かる。日々、様々な人の抱える悩みや問題に向き合っている。

「2020年 『魂を磨くと幸せになれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」