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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101349305
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
心の奥深くに響く感情が描かれた短編集。子供時代の思い出と大人になった自分とのギャップをテーマにした物語が、読者の心に強く訴えかけます。特に「いいものあげる」と「再会」は、子供の純粋な感情と大人の現実が...
感想・レビュー・書評
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この頃、本を読むと、眠くなるので、もう小説は、読めないかも、と思いながら、短編集なら、と、図書館で借りてきたこの本を、返却期限1日前になって、読んでみた。
すごく、すごく良かったです。
最初の短編、「いいものあげる」を、読み終えたとたん、涙腺が、崩壊した。この話が、1番好き。
後の話も、皆良かったです。
「永遠」と、「人生はブラの上を」は、読後感が、とても良かった。
重松清が、大好きになりました。
他の小説も、読んでいきたいです。
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ここ最近で一番感動した。夜寝ながら読んでいると泣けてくる。良い本との出会いでした。
大人社会、大人の都合で子供の心がかき乱されたり、友達関係にまで影響を及ぼすこともある。大人が思うより子供は世間を見ている、というお話。どの話も「こんなはずじゃなかった人生」という短編。
なかでも「チャーリー」は圧巻だった。大人になった僕は、小4の息子がチャーリーを読むのを見、自分が好きだったキャラクターチャーリーブラウンに重ね思い出す。生き辛かった小5の頃、担任教師との気持ちのズレ、人の気持ちを察しすぎていた自分。
<チャーリーあの時の僕の気持ちがわかるかい?>
イタかった思い出。だけどそこには必死にもがいて頑張った子供のころの自分がいた。過去の自分との再会。
個人的には、再会したいと思う人もいる。でも、会いたいと思う温度が同じとは限らないから、会いたいが会えない、その感じでいい。今のところは。
むしろ、会えない日々を大切に生きよう、と訴えられている気がした。
著者ご自身の解説のこの一節が心に染みた。
<バイバイと手を振った友達に明日また会えること、いまはごくあたりまえの日常が、実はなかなかの幸せだったんだということが、いつか、わかる。> -
■サマリー
・心の中で考えていることが文字になっている。
・短編8つで構成される人のつながりを示す小説。
・おもしろいのは最初と最後のお話が関連を持つ
こと。
■感想
こういうこと、心の中で考えることがあるなぁということが文字として
表現されている。これには重松さんの小説を読んだ人にしか分からない驚きと感動がある。
心情を巧み表現しながら8個の短編で構成された本書。
正直、最初と最後の物語以外は感情移入しなかった。
ただ、最初の「いいものあげる」と最後の「再会」は特別で、子ども時代の心の動きと大人になったときのそれとの微妙な違いが、どうしてこんなにうまく表現できるのかと唸ってしまう。
小学生の時に思い描いていた大人になったときの自分像と大人になった現実の自分とのギャップ。
どこでどう間違ったのかと思うことだってある。
小学生の時に好きだった子がいて、大人になったとき、その子がどんな人生を歩んできたのか思いを馳せることがある。
そんな切ない心の情景が描かれているのがとても良かった。
■心に残った本書のフレーズ
全然うまくいかない人生でも、価値がないとか、意味がないとか、生きててもしょうがなかったとか、そんなことないと思う。
うまくいかなくても、いいこと、あった。
誰かに好きになってもらえたら、その人の人生はやっぱり幸せなんだよね。 -
いま一番好きな作家が重松清氏。
単行本の「再会」も読んだけれど、もう一度文庫本番「ロング ロング アゴー」を読みました。
「せんせい」の弟番のような6編からなる短編集。
短編といっても、一つ一つがすごくしっかりしていて、一編を読み終わると、それぞれに余韻が残ってしまう。
「再会」がテーマで人生って切ないけれど、今を大切にしなきゃ って感じさせる。
ずっと手元においておきたい一冊です。 -
読書家さんからオススメされた一冊。「再会」をテーマにした短編集とのことで、興味を惹かれた。
自分の選好として、短編集はあまり得意ではない。どうせ読むなら、どっぷりと長編小説に浸りたい。
果たして、「ロング・ロング・アゴー」では1編1編の密度が高く、その希望が満たされた想い。
それぞれの短編では、登場人物の人生が切り取られる。彼らは子ども時代に誰かに出会い、大人になって再会を果たす。
それだけの物語なのに泣けてしまう。短編ながらに、確実にエッセンスを込めてくる。短いながらも、人間の感情や関わりがしっかりと描かれているように思えた。
人生にはどうしても抗えないイベントが発生する。子ども時代ならばなおさら。その無力感や、翻弄されてしまう自分の人生を前にして、人は何を想うのか、どう生きていくのか、そうして時間が過ぎ去った後、再会を果たしてどのような変化を読み取るのか。あるいは変わらないものとは何なのか。
恥ずかしながら、重松清は「とんび」しか読んだことがなかった。本書を読んでみて、改めて「人情」というものを書かせたらピカイチな作家なのだろうなと、再認識。
(書評ブログも宜しくお願いします。)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E5%86%8D%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E9%9B%86_%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%B4%E3%83%BC_%E9%87%8D%E6%9D%BE%E6%B8%85 -
重松清さんの本を読むたびに「やられた~」という気持ちにさせられます。今回も期待を裏切らない珠玉の6つの物語です。ずばり、主題は「再会」。幼馴染み、先生、初恋の人、幼かった頃の自分、そして好きだったキャラクター等。再会は何も実在する人間に限ったことではないんですね・・。そして、作者自身も「再会は大人の特権だと思う」と述べています。なつかしくもあり、切なくもなるのは、やはりあの頃の自分ともう一度向き合ってみるから。自然に涙がこぼれる素敵なお話たちです。
これを読んだ後、無性に母校の校舎や、幼いころ遊んだ公園、夕暮れの坂道を駆け下りたくなりました。 -
冬になると、重松作品を読みたくなるのはきっと、切ないながらもハートウォーミングだから。
今作も、いつもながら、どうしようもない人生の諸行無常を織り交ぜつつ、こどもたちの心の機敏がたくさん描かれています。
短編集だけど、最後にさくっと繋がります。 -
「ねえ、運が悪くても幸せなことって、あるよね…」
ぽつりと言った私に、母は「幸せに運の良し悪しなんて関係ないわよ。ラッキーとハッピーは違うんだから」と笑ってテーブルから離れました。
今気が付いたけど、新潮文庫の重松清の品揃えは大部分が短編集なのだ。しかも、「舞姫通信」「見張り塔からずっと」から始まっており、重松清の実質上デビューからの付き合いだった。「ナイフ」「ビタミンF」「エイジ」文学賞を獲った初期の作品群、鳴かず飛ばずの最近の短編、しかし常に家族にこだわり、テーマも新しいことに挑戦し、やって来たのだということが、この品揃えを見てわかる。
今回のテーマは「再会」だと云う。しかし、裏のテーマがある。重松清はいつもそうだ。それは、冒頭に有る様に「運」と「幸せ」の関係である。 -
2.8
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社会(学校)とうまく折り合えない人の話を読むとき、多分に自分と重ねてしまうので、救われてほしい、ハッピーエンドで終わってほしい、と願いながら読みます。
でも、安易な救いや、表面的な幸せでオチをつけないところが、やっぱり重松清の意地悪で、何より素敵なところだなあって思いました。
それこそ「life goes on」という作中出てくるあの歌詞のように、この人たちの人生はこれからも続くということ、そして、続いた先ではまた別の「再会」が待っているかもしれないということに思いを馳せずにはいられませんでした。 -
いいものあげると再会が繋がっててよかった、!
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個人的には「皆さん、そんなに小学校時代を引きずって生きてます?」という疑問がどうしても生じてしまうのだが、結局はホロリとさせられてしまうのだった。
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ひたすら心あったか〜〜
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短編だが、一つ一つのストーリーは長め。
再会をテーマにしていて、ただただ泣けるし心が温まるストーリーが多かった。
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(データ移行)
それぞれの話に胸が熱くなって涙が止まらなかった。 -
「会えない日々」について考えた。再会よりロマンチックになるように、それを意識的に伸ばしていることがある。その時間がすごく価値があること、意味を持っていることを再確認させられた。重松清をもっと読みたくなった。
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切ないなぁ。哀しいなぁ。
大人の事情にただ付いていくことしか出来ない子供たち。
他の人と少し違うだけで辛い運命を背負わなくちゃならない子供たち。
いろんな子がいたよね。
自分の子供時代を思いだしながらも、子供の気持ちや考えてる事っていつの時代も変わらないんじゃないのかなって思う。 -
秋の夕暮れの様な本でした。
手に汗握る高揚も無ければ、涙腺崩壊の感動もない。
でも胸の深いとこにじんわりくる表現しがたいもの。
哀しさとか苦しさとか恥ずかしさとか懐かしさとか寂しさをゆっくり煮詰めてトロッと流し込まれた感じ。
ザックリ切り込まれる読後感ではないから、どんな話だったっけ?ってなっちゃうと思う。
でも記憶も体験も全く共有してない赤の他人を、こんな気持ちにさせる作家ってほんとすごい。
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重松清の作品
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感想 :

おはようございます。
重松清さん 良いですよね~
私も大好きで新しい本を見つけたら、必ず買っています。
ずっと持って...
おはようございます。
重松清さん 良いですよね~
私も大好きで新しい本を見つけたら、必ず買っています。
ずっと持っておきたくなるんです。。
いるかさんが、重松清さんがお好きなのをずっと覚えていました。もっと早く読めば良かったです。重松清さん、良かったです!これから読ん...
いるかさんが、重松清さんがお好きなのをずっと覚えていました。もっと早く読めば良かったです。重松清さん、良かったです!これから読んでいこうと思います。
りまの