カレーライス 教室で出会った重松清 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2020年6月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784101349398

作品紹介・あらすじ

教科書で読んだ物語は、あの日の学校にタイムスリップさせてくれる。給食の味が、放課後の空気が、先生や友だちの声が、よみがえってくる──。学習教材にたびたび登場する著者の作品のなかから、「カレーライス」「あいつの年賀状」「もうひとつのゲルマ」の文庫初登場三作を含む九つの短編を収録。おとなになっても決して忘れることはない、子どもたちの心とことばを育ててくれた名作集。

みんなの感想まとめ

教室を舞台にした短編集は、読者に懐かしい子ども時代の思い出を鮮やかに呼び起こします。著者の作品は教科書にも取り上げられることが多く、親しみやすさと深い感動を兼ね備えています。物語を通じて、子供たちの心...

感想・レビュー・書評

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  • 教科書などに載った教室をテーマにした短編集。
    腕が落ちたか?子供向けだから手をぬいたのか?なんてはじめは感じたが、さすが重松清!「千夜に八千代」でほろっときて、「ドロップスは神様の涙」涙腺崩壊。その後は押して知るべし。最後の後書きもgood! 「教室で出会った◯◯を大切にしてほしい」

    • riyumomさん
      こんばんは。
      重松さんの作品好きなのですが
      感想を読んで
      次読みたいな!
      とグッときました。
      図書館で探します笑
      こんばんは。
      重松さんの作品好きなのですが
      感想を読んで
      次読みたいな!
      とグッときました。
      図書館で探します笑
      2024/09/16
    • kakaneさん
      riyumonさん、コメントありがとうございます。
      重松清さんは、明確な結論・結末は描きませんが、優しい未来を想像させてくれる唯一無二の書き...
      riyumonさん、コメントありがとうございます。
      重松清さんは、明確な結論・結末は描きませんが、優しい未来を想像させてくれる唯一無二の書き手だと思います。まだまだたくさん作品を描いているので、これからも楽しみですね。
      これからも充実した読書生活をお過ごしください、
      2024/09/16
    • riyumomさん
      どの本もあとがきが好きで結構しっかり目に読むので、あとがきがgoodっていうのも惹かれたポイントです。
      読書の秋(まだ暑い日が続きますが)、...
      どの本もあとがきが好きで結構しっかり目に読むので、あとがきがgoodっていうのも惹かれたポイントです。
      読書の秋(まだ暑い日が続きますが)、またオススメ本をお待ちしています♪
      2024/09/16
  • 今 一番好きな作家 重松 清氏。
    教科書や問題集に取り上げられることが多い短編を集めたもの。

    やっぱり 良い。。。
    しみじみ良いなぁ と思う。
    子供達には是非読んでほしい一冊です。
    大切にしたい一冊です。

    あとがきを読んで知ったのですが、重松氏は大学でゼミを持っているとのこと。
    生徒さんがうらやましい。
    重松氏の本はこれからもずっとかって読み続けたいと思います。。

  • 2020年初版。自己啓発本や仕事絡みの読書に偏っていた私が、小説に戻ったキッカケは著者の「その日のまえに」でした。中央線の荻窪から八王子までの間で涙が止まらなかったことを思い出します。この短編集を読んでいると小学生の頃の教室の空気が蘇ります。著者は、どうして子供の心を描けるのか。年齢を重ねると忘れていく記憶を呼び覚ましてくれます。いい短編集でした。

  • 幾つかの短編集から集められた9作品。重松さんの小説は、義務教育の教室でも多く取り上げられている様ですね。今の教室に添った、子供目線の作品が数多くあるのですから、当然でしょうか。
    “卒業ホームラン”は学校外の、少年野球チームの監督と息子さんのお話でした。最後まで試合に出ることができなかった真面目に練習に取り組む少年。好きだから続けられる。忘れがちな気持ちが、気持ちよく描かれていました。
    自分が子供の頃を思うと、道徳の教材等で、正しい答えがある小説を読むのが苦手でした。正しい答えはわかっても、それを実行するのは難しい。
    実は、今でもその傾向はあるのです。

  • 学校の教科書に載っていたカレーライス!懐かしいと思い読み返しました。読み返してみると新しい発見もあり、面白かったです!

  • 重松清さんの本が好きです。感動がいっぱいあっておもしろ差がありました。色々な話があるので時間ない時に読むのがぴったりです!

  • 教科書に載っている物語だそうです。
    本をこんなに読んでいるのが不思議なくらい、国語が苦手で、嫌いな子供だったので、どんな物語が教科書に載っていたのかも記憶にありません。笑

    教科書に載っているというだけあって、どの短編もホロッとする物語でした。

    中で一番すきなのは「ドロップスは神さまの涙」ですね。
    無愛想だけど、ちゃんと生徒をみてくれている保健室の先生がステキです。

    他の方の感想にもありましたが、コロナ禍に書かれている重松さんのあとがきにもホロッときました。
    一日でもはやく終息して〜 涙

  • いつもすばやいいるかさんが、どんな本をめくっているのか、興味を持ってしまいました!

      重松 清 先生ですね!
       私のしらない方でした。

    • 狐月さん
      あの・・・こんにちは!
      あの・・・こんにちは!
      2022/04/06
    • 狐月さん
      わたしも重松清ファンなんです!
      なにかおすすめの本があったらおしえてください・・・
      いいですか?
      わたしも重松清ファンなんです!
      なにかおすすめの本があったらおしえてください・・・
      いいですか?
      2022/04/06
    • りまのさん
      狐崎コンさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      もうお読みになったかもしれませんが、
      『ロング・ロング・アゴー』と、『青い鳥』を...
      狐崎コンさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      もうお読みになったかもしれませんが、
      『ロング・ロング・アゴー』と、『青い鳥』を、感動作として、おすすめします!
      でも、私より狐崎コンさんのほうが、重松清さんの作品をたくさん読んでいらっしゃると、思いますよ。 (*^_^*)
      2022/04/06
  • 重松清が教科書の中に出てくる人、というのがなんか不思議だけど、時代が変われば題材も変わるのは当たり前だよなぁ。
    作品自体は他の本にも収録されているものと一部重複している。
    卒業ホームラン、少し寂しい。智がいいやつで救われる。何年生の教科書に載っていて、これを使ってどんな授業がされるんだろう…?

  • やっぱり重松清の作品は面白い。

    どれも教科書や試験問題に出されたストーリーらしいが、
    「卒業ホームラン」の典子の様に、ちゃんと勉強をしなかった自分にはどれも初見(智の様にスポーツには打ち込んでいたが)。
    今では父の自分には、親父の複雑な気持ちがよく分かり共感する。

    「バスに乗って」を"電車に乗って"泣く始末。重松清先生は小さい子の気持ちをよくここまで理解している、と関心する。

    「もうひとつのゲルマ」も最高で、元の「きよしこ」を読みたくなったが、後書きでまさかの「きよしこ」には掲載されてないとか。レアじゃん。

    勿論「北風ぴゅう太」に心を鷲掴みにされたので「きよしこ」は読むが。

    「にゃんこの目」「千代に八千代に」は友情がなんなのかを考えさせられるし、
    「ドロップスは神さまの涙」は、いじめがテーマで、いじめられている側の心が悲しく、心が痛くなる。

    という事で、どれも素晴らしい作品でした!
    ありがとうございます!

  • 教科書にも載っている重松先生の作品。
    どうにも言い表せられない感情や心情がたくさん溢れてくる。
    今なら簡単に解決できる悩み事も、世界の終わりと思うぐらい悩んでいた子供時代。
    そんなときにこの作品たちに出会っていたら、少しは何かが変わったのかな。

  • 教科書の『カレーライス」から重松清さんに興味を持って『きみの友だち』を呼んだのが実は読書を好きになったきっかけで!
    読みやすいのにとても考えさせられる短編集。
    子どものころの思い出や気持ちが蘇ってくる。
    どれも面白かったけど『ドロップスは神さまの涙』が特に好きだった!

  • 『自分のことは自分で決めなくてはならない』今回の短編作品から学びました。

  • カレーライス。
    なんとなく既視感があるなと思ったら、国語の教科書に載ってた作品か。
    名前のつけられないような感情、心情が絶妙に描かれていて、小学生が読むのにぴったりだと思った。

    大人だと簡単に読める内容ではあるけど、それでも心に響くものがある作品が多かった。

  • 重松清さんの作品は少ししか読んだことはなく、世代的に教室では出会わなかったのてすが、いざ読んでみるとしみじみと良さを感じる短編集でした。
    個人的には、「ドロップスは神さまの涙」がとても良かったです。
    「北風ぴゅうた」などその他の作品も、オリジナルを読んでみたくなりました。

  • 重松さんの作品を久しぶりに読んで、改めて好きだなぁと感じました。
    「教室で出会った重松清」ということですが私自身はあまり記憶がなく、子どもの教科書に載っていたのは覚えています。

    特に心に残っているのが、
    「カレーライス」、「ドロップスは神さまの涙」、「北風ぴゅう太」、「バスに乗って」

    小学生の頃の繊細な心理描写が巧みに描かれていて、唸らされる。
    「バスに乗って」のお母さんを心配する少年の気持ちとかバスの運転手とのやり取りとか…。
    給食や保健室も懐かしい。
    とても贅沢な短編集でした。

    あとがきも良かった。
    著者は2016年から大学の教壇に立たれているそう。
    生徒に“受験勉強をしたら、重松清がもれなくついてくる”と言われたことがあるとか。
    コロナの時代、教室で顔を合わせないままに卒業した生徒たち、すべての子どもたち、自分の顔に落書きをしていた若い世代の大人たちに向けたメッセージがじわりと沁みました。

  • 著者の国語の教科書に掲載されたり試験問題に出たりした短編を集めた作品集。
    子どもを取り巻く状況をリアルに捉えていて、何年も前の作品だけど、そういうものの本質はあまり変わらないものなんだろうと思う。
    『千代に八千代に』『ニャンコの目』『卒業ホームラン』が特によかった。

  • 9つの短編はどれも小さな涙を誘うものだった。自分の小学生時代と重ね合わせて「バスに乗って」、「卒業ホームラン」には特に共感し心動かされました。

    重松さんが描いた子供の心の動き、親の気持ち、友達の気持ち、、、これらに共鳴しないわけがないと思う。

    素晴らしい短編集でした。

  • ゲルマとギンショウの友情には笑ってしまいました(^^)照れ屋さん、素直になれない男の子、愛らしいです。

    吃音の「ぼく」(一人称)に「ドモ」をあだ名として与えてしまうゲルマくん。そして「最初は嫌だったけれど、そーゆー鈍感さが、いい」と感じ始める「ぼく」。

    愛のある呼び方って周囲にも「ぼく」にも伝わる(^^)嬉しく思いました。

  • 小学生向きの内容です。
    ちょうど、コロナ時期に出版したもので、後でこんなことがあったと思える日が待ち遠しいです。

    道徳教育にいいかもしれないが、本当にこれをよんで今の子たちは大人になったのだろうか?
    最近のミレニアム世代には驚かされぱなっしなんだけどね。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

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